【天然酵母】日本で作る!天然酵母パン作り 2023【まとめ】
特別お題「わたしがブログを書く理由」
小麦粉とお水で作った自家製「天然酵母」を使って、日本で作る!「天然酵母パン」
約3年半前。
コロナ禍でおうち時間が増えて。
パンが主食のハンガリーでは、どこを探しても見つけられなかったイースト菌。
イースト菌の代わりに、と。
小麦粉とお水をぐるぐる毎日混ぜて、育てて作った「天然酵母」
自家製「天然酵母」でパンが焼ける!と感動したことをきっかけに、
このブログ「konyhamemo:こにはめも」を書き始めました。
ブログの名前「konyhamemo:こにはめも」の意味は、ハンガリー語でキッチンメモ。
- konyha:コニハ =キッチン
- memo:メモ =メモ
はじめは、ただただ天然酵母の魅力を伝えることができたら、嬉しいな〜と書き始めたのですが。
食べることが好き、お料理をすることが好きなので。
ハンガリーの食材を使って作る和食や、日本ではあまり馴染みのないハンガリー料理、いろいろと挑戦をして、キッチンで起こることなどを「キッチンメモ」としても書いています。
実際、忘れっぽい私が『どうやって作ったかな?』と見返すことができて。
あ!そうだった!と、思い出したり、、
ブログを書いていることで、助けられることも多いな、と。
今日は、昨年に引き続き!今年の夏に日本へ一時帰国した時の「天然酵母パン」作りについて。
昨年は、3年ぶりの日本へ一時帰国。
はじめてハンガリーで作っているように日本で作ると、どうなるか試してみたい!と作った「天然酵母パン」
【天然酵母】日本で作る!天然酵母パン作り 2022【まとめ】 は、こちらからどうぞ♡
乾燥気味のハンガリーに比べて、湿度の高い日本。
はじめて日本で天然酵母パン作りした中で見つけた大切なポイントは、2つ。
- パン生地の水分量は少なめにする。
- 天然酵母パンを焼くための耐熱容器の種類の大切さ。
今年(2023年)は、約1年ぶりの日本への一時帰国。
昨年見つけたポイントに気をつけて、限られた時間の中で作る「天然酵母パン」8種類をご紹介します。
この記事で紹介しているレシピ。
天然酵母パン「パン生地」
- 【天然酵母】日本で作る!「スペルト小麦&ドライプルーンとくるみの天然酵母パン」生地の作り方・レシピ。 - こにはめも
- 【天然酵母】日本で作る!ハンガリーの丸パン「Kovászos zsemle:コヴァーソシュ ジェムレ」パン生地の作り方・レシピ。 - こにはめも
- 【天然酵母】日本で作る!「スペルト小麦&ドライいちじくとくるみの天然酵母パン」パン生地の作り方・レシピ。 - こにはめも
- 【天然酵母】日本で作る!強力粉とスペルト小麦の「プレーンベーグル」(水分量55%)生地の作り方・レシピ。 - こにはめも
- 【天然酵母】日本で作る!「スペルト小麦&グラハム粉とくるみの天然酵母パン」生地の作り方・レシピ。 - こにはめも
- 【天然酵母】日本で作る!作り置きにもぴったり約16個分の「プレーンベーグル」(水分量55%)生地の作り方・レシピ。 - こにはめも
- 【天然酵母】日本で作る!「スペルト小麦とヨーグルトの天然酵母パン」パン生地の作り方・レシピ。 - こにはめも
-
【天然酵母】日本で作る!ハンガリーの菓子パン「ココアのかたつむりパン」Kakaós csiga:カカオーシュ チガ。生地の作り方・レシピ。 - こにはめも
小麦粉とお水で作る「天然酵母」と保管方法。
天然酵母パンを作るために欠かせない「天然酵母」
約3年半前に小麦粉とお水をぐるぐると混ぜて、作りました。
作り方は、とっても簡単!
小麦粉にお水(各20g)を混ぜて。
毎日ごはん(小麦粉+水)をあげて、よく混ぜて。
8〜10日ほどかけて育てて、ぷくぷくっと元気な「天然酵母」
今もその自家製「天然酵母」を大事に保管して使っています◎
天然酵母の作り方は、
小麦粉とお水で作る!天然酵母の作り方。こちらからどうぞ♡
天然酵母の保管方法は、
天然酵母の保管方法。こちらからどうぞ♡
1. 日本で作る!「スペルト小麦&ドライプルーンとくるみの天然酵母パン」
空気がカラッと乾燥しているハンガリーに比べて、湿度の高い日本。
昨年、はじめて日本で「天然酵母パン」を焼いて。
パン生地の水分を減らしてあげることで、扱いやすいパン生地になることに気がついたので。
ハンガリーでは、80%の水分量のところ、70%に減らして。
大好きなナッツとドライフルーツの入ったパンにしよう!と、ごろごろっとくるみとドライプルーンの入った天然酵母パンを焼いてみました◎
【天然酵母】日本で作る!「スペルト小麦&ドライプルーンとくるみの天然酵母パン」パンの成形・焼き方。 は、こちらからどうぞ♡
2. 日本で作る!ハンガリーの丸パン「Kovászos zsemle:コヴァーソシュ ジェムレ」
ハンガリーの食卓に上がるパンの中でも代表する一つ、ハンガリーの丸パン「Zsemle:ジェムレ」
日本ではまだ作ったことがなかったので、実験!
ハンガリーでは70%の水分量のところ、日本では、60%に下げて作ってみました◎
【天然酵母】日本で作る!ハンガリーの丸パン「Kovászos zsemle:コヴァーソシュ ジェムレ」パンの成形・焼き方。 は、こちらからどうぞ♡
3. 日本で作る!「スペルト小麦&ドライいちじくとくるみの天然酵母パン」
日本に一時帰国して、まず焼いた「スペルト小麦&ドライプルーンとくるみの天然酵母パン」
好評だったので、同じようにパン生地の水分量を80%から70%に下げて。
くるみとドライいちじくを入れて、作ってみました◎
【天然酵母】日本で作る!「スペルト小麦&ドライいちじくとくるみの天然酵母パン」パンの成形・焼き方。は、こちらからどうぞ♡
4. 日本で作る!強力粉とスペルト小麦の「プレーンベーグル」(水分量55%)
天然酵母の独特の風味ともっちもちの食感がたまらない「プレーンベーグル」
放置時間が長く、手間があまりかからないパン生地。
昨年、日本ではじめて「プレーンベーグル」を作ってみましたが。
ハンガリーで作る時と同じように水分量60%で作ってみると、、
かなりゆる〜いパン生地になってしまったので。
今年は!5%の水分量を減らして、55%で作ってみました◎
【天然酵母】日本で作る!強力粉とスペルト小麦の「プレーンベーグル」(水分量55%)ベーグルの成形・焼き方。は、こちらからどうぞ♡
5. 日本で作る!「スペルト小麦&グラハム粉とくるみの天然酵母パン」
香ばしいスペルト小麦、グラハム粉とくるみをたっぷりと入れて。
日本の気候に合わせて、水分量を抑えて作る「スペルト小麦&グラハム粉とくるみの天然酵母パン」
前回 「プレーンベーグル」(8個)があっ!という間になくなってしまったので。
2倍の材料(16個分)を使って同時進行で「プレーンベーグル」も作ってみました◎
【天然酵母】日本で作る!「スペルト小麦&グラハム粉とくるみの天然酵母パン」パンの成形・焼き方。 は、こちらからどうぞ♡
6. 日本で作る!作り置きにもぴったり約16個分の「プレーンベーグル」(水分量55%)
「スペルト小麦&グラハム粉とくるみの天然酵母パン」と同時進行で作る、「プレーンベーグル」
作り置きしたい!と、たっぷりと作ってみました。
喜んでもらえたので、よかったのですが。
たくさん作ることで、焼きムラが出てしまい、、焼き方が難しかったな〜っと。
【天然酵母】日本で作る!作り置きにもぴったり約16個分の「プレーンベーグル」(水分量55%)ベーグルの成形・焼き方。は、こちらからどうぞ♡
7. 日本で作る!「スペルト小麦とヨーグルトの天然酵母パン」
日本に滞在している間の、天然酵母パンを焼けるチャンス!という最後の日。
ちょっと欲張って、「スペルト小麦とヨーグルトの天然酵母パン」と「ココアのかたつむりパン。Kakaós csiga:カカオーシュ チガ」の2種類のパンと「 ミルクチョコレートケーキ」も焼いてみました◎
欲張った結果。。
「スペルト小麦とヨーグルトの天然酵母パン」のパン生地にお塩を入れ忘れてしまい。。
だら〜んとしたパン生地になり、膨らみが悪かったな、、と。
【天然酵母】日本で作る!「スペルト小麦とヨーグルトの天然酵母パン」パンの成形・焼き方。 は、こちらからどうぞ♡
8. 日本で作る!ハンガリーの菓子パン「ココアのかたつむりパン」Kakaós csiga:カカオーシュ チガ。
ハンガリーのパン屋さんでは、日本のあんぱんやクリームパンのように売られている、ハンガリー人も大好きな人気のパン。
ココアパウダーをたっぷりとのせて、くるくると巻いたロールパン。
私も大好きな菓子パンなので、日本でも作ってみたい!と作ってみました◎
【天然酵母】日本で作る!ハンガリーの菓子パン「ココアのかたつむりパン」Kakaós csiga:カカオーシュ チガ。パンの成形・焼き方。は、こちらからどうぞ♡
今日は、小麦粉とお水で作った「天然酵母」を使って。
日本で作る!「天然酵母パン」8種類をご紹介しました。
乾燥気味のハンガリーに比べて、湿度の高い日本。
昨年、はじめて日本で天然酵母パン作りした中で見つけた大切なポイント、2つ。
- パン生地の水分量。
- 天然酵母パンを焼くための耐熱容器の種類。
パン生地の水分量を少し減らすだけで、扱いやすいパン生地になり、焼き上がりもいい感じに焼けてくれるので。
このポイントは、とっても大切かな、と◎
耐熱容器は、フタ付きの鉄のお鍋を使って焼いたりもしましたが。
私は、いつも使っているガラスの耐熱容器が焼きやすいな〜っと。
ベーグルは、たくさん焼く時の「焼き方」の工夫をして来年は挑戦してみたいな〜っと、思っています◎
ハンガリーにいても、日本にいても、自家製天然酵母を使って「天然酵母パン」が焼けることが嬉しいな〜っと。
天然酵母パン作りは、天然酵母の様子を見ながら、ゆっくりじっくり時間をかけて作りますが。
本当に気候や湿度、小麦粉やお水などによってできあがりも違って。
日本の湿度に合わせて、ハンガリーよりも水分量を減らしてパン生地を作ることでペターっとすることもなく、解決◎
焼き上がりは、湿度がいい効果を出して。
カリッとふんわりと「天然酵母パン」が焼けてくれるのかな、と◎