【天然酵母】日本で作る!ハンガリーの菓子パン「ココアのかたつむりパン」Kakaós csiga:カカオーシュ チガ。生地の作り方・レシピ。
ココアパウダーを伸ばしたパン生地の上にたっぷりとのせて。
くるくると巻いて、カットして作るロールパン。
形がかたつむりにも見えることから「ココアのかたつむりパン」と呼ばれるようになったハンガリーの菓子パン。
ハンガリー語で、Kakaós csiga:カカオーシュ チガ。
「Kakaós csiga:カカオーシュ チガ」のハンガリー語の意味は、
kakaós:カカオーシュ = ココアの
csiga: チガ = かたつむり。
以前、ハンガリーで作る「ココアのかたつむりパン」Kakaós csiga:カカオーシュ チガをご紹介しました。
以前の記事、【天然酵母】ハンガリーの菓子パン「ココアのかたつむりパン」Kakaós csiga:カカオーシュ チガ。生地の作り方・レシピ。 は、こちらからどうぞ♡
ハンガリーのパン屋さんでは、日本のあんぱんやクリームパンのように売っている、ハンガリー人も大好きな人気のパン。
私も大好きな菓子パンなので、いろんなパン屋さんの「ココアのかたつむりパン」を食べ比べしてみるのも楽しみだったりするのですが。
パン屋さんによってもたっぷりのバターを使ってパイ生地のサクサクした食感だったり、バター少なめのあっさりとしたパン生地だったりと色々◎
今日は、天然酵母を使って。
日本で作る!ハンガリーの菓子パン「ココアのかたつむりパン」Kakaós csiga:カカオーシュ チガ。パン生地の作っていきます◎
パン生地の材料は、牛乳、砂糖、卵、バター、元気な天然酵母、薄力粉、強力粉、塩、オリーブオイル。
作る手順は、8つ。
- 天然酵母を元気にする。(生地を作る8〜12時間前にすると◎)
- 材料を混ぜて、生地をまとめる。
- 寝かせる、折り畳む工程(1時間x2回)
- 冷蔵庫で一晩寝かせる。
- 生地を伸ばし、ココアパウダー、砂糖を塗りくるくると巻く。
- カットして天板に並べ、寝かせる。
- 180℃で約20分焼く。
- 牛乳をかけて、再び5〜10分焼く。
今日は、①〜④の工程のパン生地作り◎
ハンガリーで作る時よりも、日本の気候(高い湿度)に合わせて、
水分量を減らして天然酵母パン作りをしていましたが。
「ココアのかたつむりパン」は、ハンガリーで作った時も硬めのパン生地だったので。ハンガリーで作った時と全く同じ分量を使って、作っていきます◎
先日、日本で作る!「スペルト小麦とヨーグルトの天然酵母パン」でご紹介しましたが。
日本に滞在している時、天然酵母パンを焼ける最後のチャンス!という日だったので。
【天然酵母】日本で作る!「スペルト小麦とヨーグルトの天然酵母パン」パン生地の作り方・レシピ。 は、こちらからどうぞ♡
ちょっと欲張って!
同時進行で2種類のパン「スペルト小麦とヨーグルトの天然酵母パン」【写真左】と「ココアのかたつむりパン」【写真中央】
そして。
オリーブオイルを使って作る「ミルクチョコレートケーキ」【写真右】を焼いてみました◎
「スペルト小麦とヨーグルトの天然酵母パン」は、お塩を入れるのをすっかり忘れてしまう、、というハプニングを起こしてしまいましたが。。
「ココアのかたつむりパン」は、お塩を入れ忘れることもなく。
無事に、天然酵母の風味を味わえるふんわりもちもちの菓子パンが焼き上がりました◎
では。
【天然酵母】日本で作る!ハンガリーの菓子パン「ココアのかたつむりパン」Kakaós csiga:カカオーシュ チガ。生地の作り方・レシピをご紹介します♡
【天然酵母】日本で作る!ハンガリーの菓子パン「ココアのかたつむりパン」Kakaós csiga:カカオーシュ チガ。生地の作り方・レシピ。
:材料:
天然酵母の準備
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天然酵母(冷蔵保存してあるもの) 50g
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強力粉 100g
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水(ぬるめ) 50g
パン生地
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牛乳(ぬるめ) 250g
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砂糖(きび砂糖使用) 60g
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卵 1個
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溶かしバター 80g
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天然酵母※ 200g
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薄力粉 400g
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強力粉 100g
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塩 5g
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オリーブオイル 大さじ1/2
※前日から準備をして元気なものを使用します◎
:作り方:
1. 天然酵母を元気にする。(生地を作る8〜12時間前に用意すると◎)
熱湯消毒したきれいな瓶に、天然酵母※、強力粉、お水(ぬるめ)を入れます【写真左】
よく混ぜて、ふわっとラップをかけて室温に約8〜12時間置いておきます【写真右】
※天然酵母は、小麦粉とお水だけで作ったものを使用します。
作り方は以前の記事、小麦粉とお水で作る!天然酵母の作り方。こちらからどうぞ♡
【約11時間後】
約11時間後、天然酵母の様子を見てみると。
気温も高かったおかげで、2.5〜3倍ほどに膨らんでいて【写真左】
表面もぽこぽこっと気泡が盛り上がっていて、元気な様子◎【写真中央・右】
2. 材料を混ぜて、生地をまとめる。
ボウルに牛乳(ぬるめ)、お砂糖、卵、溶かしバターを入れて【写真左】混ぜます【写真中央】
元気な天然酵母を入れて、混ぜます【写真右】
薄力粉、強力粉を入れてゴムベラなどで混ぜます【写真左】
大体、粉と水分が混ざってきたら、手で生地をまとめはじめます【写真右】
手で生地をまとめたら【写真左】お塩を入れて【写真中央】よく捏ねます【写真右】
3. 寝かせる、折り畳む工程(1時間x2回)
生地がまとまったら、ボウルの底にオリーブオイル(大さじ1/2)を入れて生地をのせます【写真左】
乾燥しないようにラップやフタなどをして室温に1時間置いておきます【写真右】
パン生地の発酵を促進するために、パン生地を四方から折りたたんでいきます【写真左・中央・右】
詳しい折り畳む工程については、こちらからどうぞ♡
折りたたみ終わったら、折り畳んだ部分を下になるように置きます。
再び、1時間フタやラップをして室温に置いておきます。
【1時間後】
【1回目】の生地を折り畳む工程を終えて【写真左】
1時間室温にパン生地置いておくと、少しぷくっと膨らんできています◎【写真右】
【2回目】の折り畳む工程も、同じようにしていきます【写真左・中央】
折り畳んだ面を下にして、さらに室温に1時間ラップをして置いておきます【写真右】
【1時間後】
パン生地の弾力、ハリもいい感じにでて発酵してきています◎
このまま冷蔵庫に入れて、一晩休ませてもいいのですが。。
美味しく焼けてほしいな〜という願いをこめて。
冷蔵庫に入れる前に、もう一度、念のために折り畳んでみました◎
4. 冷蔵庫で一晩寝かせる。
パン生地が乾いてしまわないようにラップなどをして、冷蔵庫に入れて【写真左】
一晩寝かせます(オーバーナイト法)【写真右】
これで、天然酵母を使ったハンガリーの菓子パン「ココアのかたつむりパン」Kakaós csiga:カカオーシュ チガの生地はほぼできあがりです◎
今日は、日本で作る!ハンガリーの菓子パン「ココアのかたつむりパン」Kakaós csiga:カカオーシュ チガのパン生地をご紹介しました。
ハンガリーで作った時は、かためだったパン生地。
水分量を減らさずに作ってみましたが。
日本ではちょうどいい感じの生地になってくれました◎
明日は、この生地を使って。
ココアパウダーとお砂糖と一緒にくるくると巻いて。
パンの形を作り、再び発酵させたものをオーブンで焼いていきます◎
【天然酵母】日本で作る!ハンガリーの菓子パン「ココアのかたつむりパン」Kakaós csiga:カカオーシュ チガ。パンの成形・焼き方。は、こちら方どうぞ♡