こにはめも

ハンガリーのキッチン「Konyha:こには」 より料理とレシピのメモ

【天然酵母】日本で作る!「スペルト小麦&ドライプルーンとくるみの天然酵母パン」パンの成形・焼き方。

【天然酵母】日本で作る!「スペルト小麦&ドライプルーンとくるみの天然酵母パン」

湿度の高い日本で作る、天然酵母パン作り。

昨日、元気な天然酵母、強力粉、薄力粉、スペルト小麦、水、砂糖、塩、くるみ、ドライプルーンを混ぜ込んで。

一晩寝かせて作る「スペルト小麦&ドライプルーンとくるみの天然酵母パン」のパン生地作りをご紹介しました。

 

【天然酵母】日本で作る!「スペルト小麦&ドライプルーンとくるみの天然酵母パン」生地の作り方・レシピ。 は、こちらからどうぞ♡

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今日は、パンの形を作り、焼く工程をご紹介します♡

【天然酵母】日本で作る!「スペルト小麦&ドライプルーンとくるみの天然酵母パン」パンの成形・焼き方。

【天然酵母】日本で作る!「スペルト小麦&ドライプルーンとくるみの天然酵母パン」パンの成形・焼き方。

天然酵母パンを焼く「耐熱容器」

空気がカラッと乾燥しているハンガリーに比べて、湿度の高い日本。

 

今回は、ハンガリーでいつも作っていた水分量「80%」から日本の気候に合わせて「70%」に下げてパン生地作り◎

 

昨年、はじめて日本で天然酵母パン作りした中で見つけた大切なポイントは、2つ。

 

  • パン生地の水分量は少なめにする。
  • 天然酵母パンを焼くための耐熱容器。

 

パン生地は、水分を少なめにして、扱いやすいパン生地を作り。

あとは、美味しく焼き上げるための「耐熱容器」選び◎

 

ハンガリーでは、いつもフタ付きのガラスの耐熱容器を使用していますが。

使用しているものは、こんな感じです◎

 

昨年、日本に久しぶりの一時帰国。

あるもので作りたい!と、ごそごそとパンを焼くための耐熱容器を物色して。。

フタ付きの鉄のお鍋とガラスのフタのついた耐熱容器を使ってみました。

フタ付きの鉄のお鍋とガラスのフタの付いた耐熱容器。
フタ付きの鉄のお鍋とガラスのフタの付いた耐熱容器。
フタ付きの鉄のお鍋とガラスのフタの付いた耐熱容器。

しかし!

鉄のフタがついたお鍋のフタを被せて焼くと、、

なぜか焼き上がるまでにと〜っても時間がかかったので。。

 

完全にフタが密閉されたことが原因の一つかな〜っと、

鉄のお鍋のフタの代わりに、アルミホイルを被せて焼いてみることにしました◎

 

結果的に、とてもいい感じに焼けてくれたので、今回も同じ方法で焼いていきます◎

 

耐熱容器についての昨年の記事は、

【天然酵母】日本で作る!「天然酵母の胚芽パン」パンの成形・焼き方。 こちらからどうぞ♡

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鉄のお鍋のフタの代わりに、アルミホイルを被せて焼く。
鉄のお鍋のフタの代わりに、アルミホイルを被せて焼く。
鉄のお鍋のフタの代わりに、アルミホイルを被せて焼く。

では。

【天然酵母】日本で作る!「スペルト小麦&ドライプルーンとくるみの天然酵母パン」パンの成形・焼き方をご紹介します♡

 

【天然酵母】日本で作る!「スペルト小麦&ドライプルーンとくるみの天然酵母パン」パンの成形・焼き方。

:作り方:

1. 冷蔵庫からパン生地を取り出す。

前の日にパン生地作りをして、保存容器に入れて【写真左】

冷蔵庫で一晩(約10時間)寝かせたパン生地を取り出しました【写真右】

冷蔵庫で寝かせたパン生地を取り出す。
冷蔵庫で寝かせたパン生地を取り出す。
冷蔵庫で寝かせたパン生地を取り出す。

冷蔵庫から取り出したパン生地は、少し膨らんでくれていましたが。【写真左】

もう少し発酵してもいいかな〜っと、乾燥しないように約1時間ほどフタをして室温に置いておきました【写真右】

気温が高かったので、約1時間ほどでぷっくりと膨らんでいていい感じに発酵してくれています◎

約1時間ほどフタをして室温に置いておく。
約1時間ほどフタをして室温に置いておく。
約1時間ほどフタをして室温に置いておく。

2. パンの成形をする。

オーブンを250℃に設定して温め始めます。

台の上に打ち粉をして、パン生地を容器から取り出します【写真左】

使用する耐熱容器に合わせて、お好みの大きさのパン生地に分けます【写真右】

パン生地を耐熱容器に合わせて、分ける。
パン生地を耐熱容器に合わせて、分ける。
パン生地を耐熱容器に合わせて、分ける。

分けた生地の一つを【写真左】長方形になるように手で伸ばして【写真中央】優しく指で押して、三つ折りにして折りたたみます【写真右】

パン生地を伸ばして、三つ折りにする。
パン生地を伸ばして、三つ折りにする。
パン生地を伸ばして、三つ折りにする。
パン生地を伸ばして、三つ折りにする。

空気を抜いてあげるように優しく指で生地を押して【写真左】

左上、右上のパン生地を交差するように折りたたみ【写真中央】

左下、右下のパン生地も同じように交差するように折りたたみます【写真右】

 

詳しいパン生地を折りたたむ工程は、

【天然酵母パン】基本の天然酵母パンの作り方。パンを焼く。 こちらからどうぞ♡

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パン生地を折りたたみ、パンの成形をする。
パン生地を折りたたみ、パンの成形をする。
パン生地を折りたたみ、パンの成形をする。
パン生地を折りたたみ、パンの成形をする。

生地をしっかりと閉じて【写真左】閉じ目を下にして優しく両手で包みながら形を整えていきます【写真右】

生地をしっかりと閉じて、閉じ目を下にして形を整える。
生地をしっかりと閉じて、閉じ目を下にして形を整える。
生地をしっかりと閉じて、閉じ目を下にして形を整える。

オリーブオイルorバターを薄く塗った耐熱容器に形を整えたパン生地を入れます。

オリーブオイルorバターを薄く塗った耐熱容器に形を整えたパン生地を入れる。

オリーブオイルorバターを薄く塗った耐熱容器に形を整えたパン生地を入れる。

残っているもう一つのパン生地も、同じように形を整えていきます◎

パンの成形をする。
パンの成形をする。
パンの成形をする。
パンの成形をする。
パンの成形をする。
パンの成形をする。
パンの成形をする。
パンの成形をする。
パンの成形をする。
パンの成形をする。
パンの成形をする。

パンの成形をする。

パンの成形をする。

3. 成形したパンにクープを入れる。

耐熱容器に入れたパン生地【写真左】にパンの切り込み(クープ)※を入れます【写真右】

【天然酵母】天然酵母パンの切り込み・十文字の「クープ」を入れる時のポイントとは? は、こちらからどうぞ♡

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耐熱容器に入れたパン生地にパンの切り込み(クープ)を入れる。
耐熱容器に入れたパン生地にパンの切り込み(クープ)を入れる。
耐熱容器に入れたパン生地にパンの切り込み(クープ)を入れる。

4. パンを焼く。

鉄のお鍋にはアルミホイルを被せて、耐熱容器のガラスのフタをします【写真左】

 

あらかじめ温めていた250℃のオーブンに入れて、約20〜25分焼きます。(軽く焼き目がつく程度まで)

オーブンの温度を220℃に下げて、さらに約20〜25分焼きます。

いい色に焼けてきたらフタを取ってさらに約5〜10分焼きます。※

※外側をカリッと焼き上げます◎

オーブンによって焼き加減が違うので、焦げないように様子を見ながら焼くと◎

 

今回は、耐熱容器のものが約50分で焼け、鉄のお鍋に入れたものが約70分かかりました。

鉄のお鍋にはアルミホイルを被せて、耐熱容器のガラスのフタをしてオーブンで焼く。
鉄のお鍋にはアルミホイルを被せて、耐熱容器のガラスのフタをしてオーブンで焼く。
鉄のお鍋にはアルミホイルを被せて、耐熱容器のガラスのフタをしてオーブンで焼く。

焼き上がりをよ〜く見てみると、こんな感じです◎

【天然酵母】日本で作る!「スペルト小麦&ドライプルーンとくるみの天然酵母パン」焼き上がり。
【天然酵母】日本で作る!「スペルト小麦&ドライプルーンとくるみの天然酵母パン」焼き上がり。
【天然酵母】日本で作る!「スペルト小麦&ドライプルーンとくるみの天然酵母パン」焼き上がり。

5. 粗熱を取り、カットする。

粗熱を取って、お好みの厚さにカットします。

鉄のお鍋にアルミホイルを被せて焼いたパン【写真左】

耐熱容器のガラスのフタをして焼いたパン【写真右】

【天然酵母】日本で作る!「スペルト小麦&ドライプルーンとくるみの天然酵母パン」
【天然酵母】日本で作る!「スペルト小麦&ドライプルーンとくるみの天然酵母パン」
【天然酵母】日本で作る!「スペルト小麦&ドライプルーンとくるみの天然酵母パン」

今日は、日本で作る!「スペルト小麦&ドライプルーンとくるみの天然酵母パン」パンの成形・焼き方をご紹介しました。

 

美味しくパンを焼くための「耐熱容器」

鉄のお鍋に入れたパンは、焼けるまでの時間が少し長くかかりましたが。

焼き上がりに大きな差はなく、中がふわっとと外がカリッと焼き上がってくれて、ほっとしました◎

 

去年に引き続き、天然酵母パンを日本で焼いてみましたが。

  • 水分量少なめのパン生地。
  • フタ付きの耐熱容器を使うこと。

この2つが、改めて日本で天然酵母パン焼く時の大事なポイントかな〜と◎