あんずで作る!「梅干し・梅漬け」塩分15% カビなし手間なしの作り方とは?
杏子とお塩で作る素朴な「梅干し・梅漬け」
暑い夏にぴったり!の、酸っぱい梅干し。
ここヨーロッパ、ハンガリーでは梅干し用の青梅は売っていないので、
代わりに杏子を使って作る梅干し。
約4年前に「素朴なおばあちゃんが作ったような、お塩だけで漬ける梅干しが食べたいな〜」っと作りはじめました。
初めて挑戦した2021年の時は、実験的に10%と15%のものを作ったのですが。
塩分10%のものは、カビたり、発酵したり、、と問題が勃発!
それから問題の起こらなかった、塩分15%にして作っています◎
2021年はじめて作ったあんずの「梅干し・梅漬け」の記事は、
あんずで作る「梅干し・梅漬け」塩分15% 作り方・レシピ。 は、こちらからどうぞ♡
カビの対処法とは?
あんずで作る「梅干し・梅漬け」塩分10% 一週間経過。カビの対処法? は、こちらからどうぞ♡
発酵の対処法とは?
あんずで作る「梅干し・梅漬け」塩分10% さらに一週間経過。発酵の対処法とは?は、こちらからどうぞ♡
今年は、作りはじめて4回目。
カビることもなく、梅干し作りの作る流れに慣れてきたのか、手間も感じなくなりました◎
今日は、そんな2024年のあんずを使って「梅干し・梅漬け」塩分15%で作っていきます◎
あんずで作る「梅干し・梅漬け」の材料は、
あんず※、お塩、殺菌用のアルコール。
※今回は、フランスの品種のアプリコット「Farclo:ファルクロ」を使用します。
あんずで作る「梅干し・梅漬け」の流れは、5つ。
- あんずをきれいに洗い、ヘタを取る。
- 瓶の熱湯&アルコール消毒。
- 容器にアルコールとあんずを入れて転がす(殺菌する)
- 瓶にあんず、お塩を入れて層にしていく。
- 冷暗所に置いておく。
- 梅酢に浸かるように重石をする。
私があんずで「梅干し・梅漬け」を作る時に気をつけている大事なポイントは、
- 瓶の熱湯&アルコール殺菌
- あんずのアルコール殺菌
- 塩分濃度
この3つ。
お塩とあんずを漬けた後。
カビたり、発酵したりすると本当に手間がかかるので、、ここは大事なポイントかな、と◎
※使用するお塩は、ヒマラヤ岩塩とハンガリーの蒸留酒「Pálinka:パーリンカ」アルコール度数50%です。
外を歩いていると、紅葉が始まったかな?と思うようなちょっと茶色くなっている木々の葉を見つけて。
そろそろ秋かな〜っと話すと。
友人が暑さで焦げてしまったみたいだよ〜っと。
今年は、木陰に助けられたな〜っと思っていましたが。
木々も夏の暑さにばてているようにも見えて。
明日はザーッと雨が降る予報のブダペスト。
カラカラになった植物もホッとするような季節がやってきそうです◎
最高気温:33℃ 最低気温:20℃。
では。
あんずで作る!「梅干し・梅漬け」塩分15% 作り方・レシピをご紹介します♡
あんずで作る!「梅干し・梅漬け」塩分15% 作り方・レシピ。
:材料:
-
あんず 約1kg※
-
塩 150g(あんずに対して15%)
-
殺菌用のアルコール(パーリンカ使用※※) 適量
-
保存用の瓶※※※
- 重石用の粗いお塩
※あんずの大きさによって瓶に入る量が変わってきますが、
瓶に入れたあんずの量によって、塩分は調整すると◎
※※今回は、ハンガリーの蒸留酒「Pálinka:パーリンカ(アルコール度数50°)」を使用しましすが、アルコール度数の高いものであればok!
※※※今回は、1700mlの瓶を使用します。
1. あんずをきれいに洗い、ヘタを取る。
あんずをきれいに洗い【写真左】ヘタを取り、水分を取るようにキッチンペーパーを敷いたお皿にのせていきます【写真右】
2. 瓶の熱湯&アルコール消毒。
使用する瓶に熱湯を注ぎいれて【写真左】粗熱が取れたら、捨てます【写真右】
アルコールを少し入れて【写真左】瓶の内側全体につくように回します【写真右】
3. 容器にアルコールとあんずを入れて転がす(殺菌する)
容器にあんずとアルコールを入れて【写真左】あんずの表面につくように転がします【写真右】
4. 瓶にあんず、お塩を入れて層にしていく。
②の消毒をした瓶に③のあんずの重さを計りながら入れます【写真左】あんずの重さに対して15%のお塩を入れます【写真右】
瓶に入るだけあんず、お塩と交互に入れていきます◎
最後に③で残ったアルコールを回しかけました◎
5. 冷暗所に置いておく。
:1日後の様子:
6. 梅酢に浸かるように重石をする。
:約1週間後の様子:
フタを開けてみると、こんな感じです◎【写真左】
ラップをあんずの上にのせます【写真右】
きれいな袋を入れて【写真左】粗めのお塩を入れて【写真中央】お塩が溢れ出ないようにキュッと閉じます【写真右】
お塩で重石をして、少し隙間が空いていますが、少し時間を置いておくとピタッと梅酢に浸かるようになるので。
この辺は、様子を見ながらお塩の量を加減して重石をします◎
しばらく置いておくと、こんな感じになりました◎
今日は、あんずで作る!「梅干し・梅漬け」塩分15% カビなし手間なしの作り方とは?をご紹介しました。
使用する瓶を熱湯&アルコール消毒をしっかりとして、塩分15%に漬けておくとカビが出ることもなく、今年は平穏に梅干しが浸かってくれています。
あとは、昨年はじめてもみしそを加えて作ってみたように、
今年もみしそを入れてあんずの「梅干し・梅漬け」を作っていきたいと思います◎
以前の記事、あんずで作る!塩分15%「手作り梅干し・梅漬け」3週間経過の様子。もみしそを加えると? は、こちらからどうぞ♡