白い斑点の正体は、カビ?お塩? あんずで作る!塩分15%「手作り梅干し・梅漬け」1週間経過の様子。
ハンガリーでも簡単に手に入る「あんず」を使って塩分15%で作る「手作り梅干し・梅漬け」
先日、ご紹介しました、今年(2023年)のあんずの「梅干し・梅漬け」
海外にいても素朴なおばあちゃんが漬けたような梅干し・梅漬けが食べたい!と、作り始めたのですが。
今年も塩分15%で作り、念入りにカビないように、、と熱湯殺菌、アルコール殺菌を念入りにして作ってみました。
あんずで作る!塩分15%「手作り梅干し・梅漬け」カビないように気をつけることとは?作り方・レシピ。 は、こちらからどうぞ♡
暑いお天気が続いていた、ハンガリー。
梅酢ではなく「あんず酢」が順調に出てきてくれていて、
毎日、大丈夫そうだな〜っと安心していたのも束の間。。
1週間経過してみると、白いプツプツとした斑点のようなものが、、発生していました!
これは、、どうしようかな、、と。
そんな1週間経過したあんずで作る!塩分15%「手作り梅干し・梅漬け」の様子をご紹介します。
あんずで作る!塩分15%「手作り梅干し・梅漬け」1週間経過の様子。
例年通りだと、、
あんず酢が出てきてはいるけれど、、杏子が浸かっていないという状態になるので。
大体1週間くらい経過した時に、重石を入れています。
昨年の「あんずの梅干し・梅漬け」1週間経過した様子は、
ハンガリーで作る!塩分15%「あんずの梅干し・梅漬け」一週間経過。重石をお塩で代用する方法。 こちらからどうぞ♡
そろそろ今年もお塩を使って重石を入れようかな〜っと思い、様子を見てみると。
カビている様子もなく、大丈夫そう!
早速、フタを開けてみると。。
怪しい白いプツプツと斑点のついたあんずを、、1つ発見!!
一昨年に塩分10%と塩分15%と2種類のあんずで作る「梅干し・梅漬け」を作った時も、白いカビが発生したのですが。。
その時とは、ちょっと違う様子。
一昨年の記事、あんずで作る「梅干し・梅漬け」塩分10% 一週間経過。カビの対処法? は、こちらからどうぞ♡
一昨年の記事、あんずで作る「梅干し・梅漬け」塩分15% 1ヶ月半経過。白カビの対処法とは? は、こちらからどうぞ♡
白い斑点の正体は、カビ?お塩?
まずは、瓶から白いプツプツのついているあんずを取り出して【写真左】
他のあんずは大丈夫かな〜っと、よ〜く見てチェックしてみました。
他には発見できなかったので、ちょっと一安心◎【写真右】
この白いプツプツは何かな〜っと、、調べてみると。
カビとお塩を見分ける方法がある!と。
カビとお塩を見分ける方法は、
- グラスなどに入れて、お水を入れて混ぜる。
- 白いものが溶けた場合は、お塩。
- 溶けない場合は、、カビ。
早速、グラスに怪しい白いプツプツのついた杏子を入れて【写真左】
お水を入れて、ぐるぐると混ぜてみると。
溶ける様子もなく、、ほとんど変化はなし。。【写真中央】
取り出して、爪楊枝で、何かな〜っと、、触ってみると。
ぺろっと白い部分が取れました【写真右】
「産膜酵母」とは?
やはり、、カビなのかな〜っとガッカリしていると。
「産膜酵母」という存在があることを知って。
塩分濃度の高いところでも発生する、酵母の一種。
産膜酵母は、身体に害はなく、お味噌やお醤油などにも発生する酵母とか。
「カビ」と「産膜酵母」の違いって何かな?と、ちょっと調べてみました◎
カビの見た目は、ふわっとしていて。
産膜酵母は、膜が張っている感じ、と。
カビは、塩分濃度の高いところでは弱く発生しにくく、
産膜酵母は、塩分濃度の高いところでも強く発生するようです。
どちらなのかな〜と、、
「産膜酵母」であることを願って、、
白いプツプツのついたあんずを取り出した後【写真左】
まずは、あんず酢にあんずが浸かってもらえるように、お塩で重石を入れることにしました。
例年通り、ラップを入れて【写真右】
きれいな袋を入れて。
少しずつ、キュッキュと袋の中へお塩を入れていきます。
お塩は、荒めのロックソルトを使用しました。
あんずが潰れてしまわないように、様子をみながら少しずつお塩を入れて【写真左・中央】
袋を瓶の中へ入れて【写真右】
フタを閉じて、お塩で作る重石は完成です◎
今日は、あんずで作る!塩分15%「手作り梅干し・梅漬け」1週間経過した様子をご紹介しました。
カビかな〜っと思いながらも、
あんず1つ以外に白いプツプツが見つからなかったこと、、
食べても害のない「産膜酵母」かも、と淡い期待を持ちつつ。。
お塩で重石を入れてみました。
これで、しばらく様子をみて。
もし一昨年のように白い物体が現れたら、、カビだった!という、ドキドキの結果がわかるはずです。