自家製天然酵母で作るフランスパン「バゲット」
この1年の中で一番変わったことは。
おうち時間が増えて、昨年の5月末から毎日書いている、このブログ。
そして、自家製天然酵母でパンやピザなどを作るようになったこと。
半年間「こにはめも」を書き続けた記録として、以前、天然酵母とピザについてお話しましたが。
今日は、ちょっと新たな試み◎
自家製天然酵母を使って、いつもと作り方を変えて作るフランスパン「バゲット」
いつもは、お水と小麦粉を混ぜて、天然酵母、お塩と入れて、作るところ。
今日は、天然酵母とお水を混ぜて、そこに小麦粉を混ぜたものを少し放置して。
それからお塩を入れて作ります◎
自家製天然酵母。
昨年の3月下旬、コロナウィルスの影響でハンガリーのお店からイースト菌、強力粉が売り切れ続出。
どこを探してもイースト菌も強力粉も手に入らない状況。。
そんな中、友人が天然酵母を瓶で育てている写真と一緒に「小麦粉とお水で天然酵母作ってるよ〜!」とメッセージを送ってきてくれました。
それをきっかけに。
本当にできるのかな〜!??と半信半疑で作り始めた「薄力粉とお水」の天然酵母。
今もその天然酵母を大事に冷蔵庫に保管しています◎
小麦粉とお水で作る!天然酵母の作り方。 は、こちらからどうぞ♡
今日は、この天然酵母をいつもの作り方の順番をちょっと変えて作る、フランスパン「バゲット」◎
結果からお話しすると。
まだいろいろと改善点、クープ(切り込み)などはありますが。
パンの中の気泡もフランスパンのようになっていて◎
新しい手法で作る天然酵母パンは、
外がカリッと中がしっとりもちもちの「バゲット」ができあがりました◎
天然酵母の起こし方。
いつもは、きれいな瓶に天然酵母、お水、強力粉を全部一緒に入れて混ぜて。
パン生地を作る前日に用意しますが。
今日は、天然酵母とお水をよ〜く混ぜて、
そこに強力粉を足して混ぜる。
2つの工程に分けて混ぜてみました◎
天然酵母を用意する方法。
1. きれいな瓶に天然酵母 30gとお水100gを入れて混ぜます。
2. 強力粉 100gを入れて混ぜます。
3. 瓶の上にふわっとラップなどでフタをして室温に置いておきます。
※約8〜10時間室温に置いておくといいとされていますが。
気温によっても変化が違うので、様子をみながら◎
約11時間後。
約2倍くらいに膨らんで、元気になっている天然酵母◎
この天然酵母を使って、フランスパン「天然酵母のバゲット」を作っていきます。
いつもはホームベーカリーの捏ねる機能を使ったりしますが、
そこまで手間がかからないのでボウル一つで生地作り◎
ゴムベラなどで天然酵母、お水、強力粉をざっくり混ぜて、
お塩を入れて手でこねて。
ボウル一つで作っていきます◎
では、【天然酵母】自家製天然酵母で作るフランスパン「バゲット」生地の作り方・レシピ。をご紹介します◎
【天然酵母】自家製天然酵母で作るフランスパン「バゲット」生地の作り方・レシピ。
:材料:
天然酵母を起こす材料
- 天然酵母(冷蔵庫に保管してあるもの) 30g
- 水 100g
- 強力粉 100g
バゲット生地
- 強力粉 500g
- 前日から用意してある天然酵母(天然酵母30g、水100g、強力粉100g) 230g
- 水 320g
- 塩 10g
- オリーブオイル 適量
:作り方:
1. ボウルに前日から用意してある天然酵母とお水を入れて混ぜます。
2. 強力粉を入れて、ゴムベラなどで混ぜます。
3. 生地が混ざったら、乾かないようにフタをして室温で2時間置いておきます。
2時間後。
4. お塩を入れて、手で生地を約5分こねます。(こねているとまとまってきます◎)
※お塩はミルに入れて挽いたヒマラヤの岩塩を使用しています。
5. 折りたたむ工程を30分×4回行っていきます。
約30分後の生地はこちら♡
折りたたむ前の生地【写真左】折りたたんだ後の生地【写真右】
折りたたむ工程の詳しい手順などは、
以前の記事、【天然酵母パン】基本の天然酵母パンの作り方。パン生地を作る。 こちらからどうぞ♡
30分×4回(約2時間)の工程が終わって、発酵が進んでいるパン生地はこちら♡
6. 保存容器にオリーブオイルを少し入れ、パン生地を分けて入れます。
※ 焼きたい大きさ、個数に分けて入れていきます◎
この状態で冷蔵庫で一晩休ませて、じっくり小麦の美味しさを引き出します◎
明日は、バゲットの形を作る方法と、焼き方についてご紹介します♡