ハンガリーで作る「おでん」大根・人参・じゃがいも・たまごの下ごしらえ。
味が染みた美味しい「おでん」を作るために欠かせない、下ごしらえ。
今日は、お野菜「大根・人参・じゃがいも」の下ごしらえ(下ゆで)と、ゆでたまごの殻をつるんと剥くポイントについて。
昨日、だし昆布と粉末かつおだしで作る「おでんの出汁」
そのだし昆布を使って「結び昆布」を作る方法をご紹介しました。
日本にいると「おでん」の具は選びたい放題ですが、ここハンガリーでも手に入りやすい食材を使って、作っていきます◎
だし昆布と粉末かつおだしで作る「おでんの出汁」とだし昆布の「結び昆布」作り方・レシピ。 は、こちらからどうぞ♡
「下ごしらえ」をする意味とは?
材料を切って、そのまま「お出汁」に入れて簡単に!おでんを作りたくなってしまいますが。
この「下ごしらえ」をすることが、おでんを美味しくするポイント。
なぜ「下ごしらえ」をすると美味しくなるか?というと。
- 味が染み込みやすくなる。
- アクがとれる。
理由は、この2つ。
もちろん、そのままお出汁に入れて「おでん」を作ることもできると思いますが。
ちょっと一手間かけて、美味しく作りたいな、と。
今回は、「大根」をお米のとぎ汁で下茹でして、
「じゃがいも」と「人参」はお湯でさっと下茹で、茹で汁はお味噌汁に使用しました◎
ゆでたまごは、つるんときれいに剥けるために温度差に気をつけて、作ります。
ハンガリーで「茹でたまご(固茹で)」というと、
じゃがいもとたまご、ソーセージを重ねて焼く「Rakott krumpli:ラコット クルンプリ」が出てきますが。
以前の記事、ハンガリー家庭料理。じゃがいもとたまごのオーブン重ね焼き:Rakott krumpli ラコットクルンプリ。レシピ。は、こちらからどうぞ♡
「ゆでたまご」を作るポイント。
つるんとたまごの殻を剥くために、気をつけるポイントは、3つ。
- 茹でる直前まで冷蔵庫で「たまご」を冷やしておく。
- 熱湯に冷たい「たまご」を入れる。
- 冷水に熱い「たまご」をつける。
この3つのポイントに気をつけてできた「ゆでたまご」は、こちら♡
では。
ハンガリーで作る「おでん」大根・人参・じゃがいもの下ごしらえの様子をご紹介します♡
ハンガリーで作る「おでん」大根・人参・じゃがいもの下ごしらえ。
:材料:
大根、人参、じゃがいもはお好みの量で◎
大根の下ごしらえ
- 大根※
- お米のとぎ汁
※ハンガリーの大根は細め(直径6cmくらい)なので、1本(700g)使用しました。
人参・じゃがいもの下ごしらえ
- 人参※
- じゃがいも※※
- お水
※ 人参は2本(約280g)使用。
※※じゃがいもは小さめのものを5個(約400g)
:作り方:
大根の下ごしらえ
1. 大根を約2〜3cmの厚さの輪切りにします。
2. 皮を剥いて、面取りをします。
3. 片面だけに十字に切り目を入れます。
4. お鍋にお米のとぎ汁(またはお水)、③の大根を入れて、約15分茹でます。
5. 大根が柔らかくなったら、取り出します。※
※アクがついていたので、茹でた大根をお水で洗いました◎
人参・じゃがいもの下ごしらえ
1. じゃがいもは皮を剥いて、大きい場合は半分にカットします。※
2. 人参は縦長の乱切りにします【写真左】
※小さめのじゃがいも(直径5〜6cmくらい)だったのでそのまま使用します【写真右】
3. お鍋に①と②のじゃがいもと人参を入れて、約15〜20分(弱〜中火)茹でます。
これで、おでんのお出汁、結び昆布、大根、人参、じゃがいも、たまご、の下ごしらえが完成◎
あとは、こんにゃく、肉団子(つくね)、長ネギの用意をしてきます。