こにはめも

ハンガリーのキッチン「Konyha:こには」 より料理とレシピのメモ

豚の茹で汁を使って作る!お野菜たっぷり「豚汁風」作り方・レシピ。

豚の茹で汁を使って作る!お野菜たっぷり「豚汁風」

豚肉とお野菜を煮て、お味噌を入れた具沢山な「豚汁」

 

先日ご紹介しました、圧力鍋を使って「ラフテー」を作った時の「豚肉の茹で汁」を使って。

豚肉を使わずに、玉ねぎ、人参、ゴボウの代わりのパセリの根、大根、かぼちゃ、生姜、長ネギなどを入れて作る、お野菜たっぷり「豚汁風」

 

ハンガリーで圧力鍋を使って作る!「ラフテー」作り方・レシピ。 は、こちらからどうぞ♡

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豚の茹で汁を使って作る!お野菜たっぷり「豚汁風」

豚の茹で汁を使って作る!お野菜たっぷり「豚汁風」

「豚の茹で汁」を再利用する方法とは?

お肉屋さんで美味しそうな皮付きの豚バラ肉を見つけて。【写真左】

圧力鍋で味の染みたとろとろの「ラフテー」を作りたい!と、

できるだけ脂を取り除く様に作ってみたのですが。

皮付きの豚バラ肉と圧力鍋で作った「ラフテー」
皮付きの豚バラ肉と圧力鍋で作った「ラフテー」
皮付きの豚バラ肉と圧力鍋で作った「ラフテー」

その時、下茹でした三枚肉の「茹で汁」を濾して、冷蔵保存しました【写真左】

後日、冷蔵庫から取り出すと、豚の脂が白く固まっていて【写真右】

豚の茹で汁を冷蔵保存すると。
豚の茹で汁を冷蔵保存すると。
豚の茹で汁を冷蔵保存すると。

「ラフテー」を作った時と同じ方法ですが。

冷やすことで脂が固まってくれるので、できるだけ余分な豚の脂を取り除いた後。※

旨味たっぷりの豚の茹で汁をスープやいろんなお料理に再利用できるかな、と◎

 

※ハンガリーでは、炒め物やお料理などにも使われる「豚の脂(ラード)」

豚の脂も旨味成分たっぷりなので、お好みで少し残しても◎

豚の脂と茹で汁に分ける。
豚の脂と茹で汁に分ける。
豚の脂と茹で汁に分ける。

今週末は、ブダペストでも雪が降るかも?なんて予報でしたが。

今日は、ブダペストは雨模様。

明日の早朝はみぞれ、雪が降るとか◎

 

こう寒くなってくると、身体が温まるようなスープやお味噌汁が食べたくなりますが。

今日は、豚の茹で汁を使った、豚肉を使わずに作る「豚汁風」

 

以前にも、かつおだしが嫌いなハンガリー人の友人のために、昆布と干ししいたけでお出汁を取った「豚汁」を作ったり。

 

ハンガリーで作る!かつおだしを使わない「豚汁」作り方・レシピ。 は、こちらからどうぞ♡

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自家製鶏ガラスープを使って、濃厚な「豚汁」を作ってみたりしました◎

 

自家製鶏ガラスープを使って作る「豚汁」作り方・レシピ。 は、こちらからどうぞ♡

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今日は、豚の茹で汁を活用した、豚肉を使わない、お野菜たっぷり「豚汁風」

豚の茹で汁を使って作る!お野菜たっぷり「豚汁風」

豚の茹で汁を使って作る!お野菜たっぷり「豚汁風」

材料は、豚の茹で汁、豚の脂、玉ねぎ、人参、大根、パセリの根※、かぼちゃ※、生姜、長ネギ、粉末かつおだし、味噌。

※パセリの根は、ゴボウの代わり。

かぼちゃは、じゃがいもの代わり。

 

昨日ご紹介しました、ハンガリーの手作りソーセージと一緒にオーブンで焼いた、かぼちゃのオーブン焼きを豚汁に入れてみました◎

 

ハンガリーの冬の伝統行事「Disznótor:ディスノートル」と手作りソーセージ「Hurka:フルカ&Kolbász:コルバース」のオーブン焼き。作り方。 は、こちらからどうぞ♡

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作る手順は、5つ。

  1. 豚の茹で汁と豚の脂を分ける。(冷蔵保存していたもの)
  2. 豚の脂で玉ねぎ、人参、ゴボウ(今回はパセリの根)を炒める。
  3. 豚の茹で汁、大根、かぼちゃを入れて煮る。
  4. 生姜(すりおろし)、粉末かつおだし、味噌を入れる。
  5. 長ネギを入れる。

じゃがいもの代わりにかぼちゃを入れると。

ちょっと山梨県の郷土料理「ほうとう」のようで、寒い冬にはぴったりだな〜と◎

 

寒い中、運動不足解消のために、歩いていると。

道端にキレイな緑の葉と赤い実を見つけて。

何かな〜?っと調べてみたところ、サラダにも使ったことのある「チャービル」と「サンザシ」の様です◎

ハンガリーのチャービルと山査子。

ハンガリーのチャービルと山査子。

では。

豚の茹で汁を使って作る!お野菜たっぷり「豚汁風」作り方・レシピをご紹介します♡

豚の茹で汁を使って作る!お野菜たっぷり「豚汁風」作り方・レシピ。

:材料:

  • 豚の茹で汁   約1L

  • 豚の脂  お好みで

  • 玉ねぎ  1個

  • 人参  1本

  • パセリの根(牛蒡の代わり)  1本

  • 大根   1/4〜1/3本
  • かぼちゃ(じゃがいもの代わり)  お好みで

  • 生姜   1片

  • 長ネギ  1本

  • 粉末かつおだし  お好みで

  • 味噌  お好みで

:作り方:

1. 豚の茹で汁と豚の脂を分ける。(冷蔵保存していたもの)

豚の茹で汁を濾して、保存容器に入れます【写真左】

冷蔵保存すると脂が白く固まるので、取り除きます【写真右】

豚の茹で汁と豚の脂を分ける。(冷蔵保存していたもの)
豚の茹で汁と豚の脂を分ける。(冷蔵保存していたもの)
豚の茹で汁と豚の脂を分ける。(冷蔵保存していたもの)

豚の脂【写真左】と豚の茹で汁に分けます【写真右】

豚の茹で汁と豚の脂を分ける。(冷蔵保存していたもの)
豚の茹で汁と豚の脂を分ける。(冷蔵保存していたもの)
豚の茹で汁と豚の脂を分ける。(冷蔵保存していたもの)
2. 豚の脂で玉ねぎなどを炒める。

お鍋に豚の脂※を入れて、玉ねぎ(くし切り)を炒めます【写真左】

人参、パセリの根(イチョウ切り)を炒めます【写真中央・右】

※豚の脂は、目安ですが約大さじ1使用しました。

豚の脂で玉ねぎ、人参、パセリの根(牛蒡の代わり)を炒める。
豚の脂で玉ねぎ、人参、パセリの根(牛蒡の代わり)を炒める。
豚の脂で玉ねぎ、人参、パセリの根(牛蒡の代わり)を炒める。
豚の脂で玉ねぎ、人参、パセリの根(牛蒡の代わり)を炒める。
3. 豚の茹で汁、大根、かぼちゃを入れて煮る。

①の豚の茹で汁を入れて【写真左】大根(イチョウ切り)、食べやすい大きさにカットしたかぼちゃを入れて【写真中央】柔らかくなるまで煮ます【写真右】

豚の茹で汁、大根、かぼちゃを入れて煮る。
豚の茹で汁、大根、かぼちゃを入れて煮る。
豚の茹で汁、大根、かぼちゃを入れて煮る。
豚の茹で汁、大根、かぼちゃを入れて煮る。
4. 生姜(すりおろし)、粉末かつおだし、味噌を入れる。

生姜のすりおろし、粉末かつおだし、お味噌をお好みで入れます。

5. 長ネギを入れる。

長ネギ(斜め切り)を入れて、火を止めます。

豚の茹で汁を使って作る!お野菜たっぷり「豚汁風」

豚の茹で汁を使って作る!お野菜たっぷり「豚汁風」

盛り付けて、できあがり♡

豚の茹で汁を使って作る!お野菜たっぷり「豚汁風」

豚の茹で汁を使って作る!お野菜たっぷり「豚汁風」

今日は、豚の茹で汁を使って作る!お野菜たっぷり「豚汁風」をご紹介しました。

 

豚の茹で汁を冷蔵保存した後。

余分な豚の脂を取り除くだけで、旨味たっぷりの茹で汁を再利用できる方法◎

 

豚肉を使わずに、豚肉のお出汁を使って。

最後に生姜を加えて、寒い冬を乗り切るための「豚汁風」でした◎