だし昆布と粉末かつおだしで作る「おでんの出汁」とだし昆布の「結び昆布」
だし昆布と粉末かつおだしで作る「おでんの出汁」
お出汁がしっかりと染みたおでん種は、本当に美味しくて。
寒い季節になると、食べたくなる「おでん」
身体もほっこり温まり、おなかにも優しく◎
昨日、ハンガリー人の台所とも言える、ブダペストで一番大きい市場「Vásárcsarnok:ヴァーシャールチャルノク」をご紹介しました。
おでんに入れるお野菜(大根、人参、じゃがいも、長ネギ)、たまごや鶏肉などもここで購入できます◎
ブダペストで一番大きい市場「中央市場:Vásárcsarnokヴァーシャールチャルノク」 は、こちらからどうぞ♡
おでんはいろんな具材を入れられることが楽しいお料理。
ここハンガリーで手に入る食材を集めて、作ってみました◎
今回のおでんの具材は、8種類。
- 大根
- こんにゃく
- 結び昆布(だし昆布)
- 人参
- じゃがいも
- たまご
- 長ネギ
- 肉団子(つくね)
今日は、だし昆布、粉末のかつおだし、お醤油などを使ってお出汁を作り。
お出汁に使っただし昆布を「結び昆布」にして具材にして使う用意をしていきます◎
「おでん」とは?
おでんは、漢字で「御田」と書くそうで。
もともと田楽を意味する、室町時代に宮中に仕えていた女房たちが使っていた言葉(女房言葉)のようです。
室町時代に出現したお料理「田楽」
具材を串にさして焼いた「焼き田楽」と煮込んだ「煮込み田楽」と呼ばれ、
江戸時代になると、焼き田楽のことを「田楽」
煮込み田楽を「おでん」=「お田(でん)」と呼ぶようになったそうです。
おでんは大好きなお料理の一つですが、田楽とおでんが関係していたなんて知りませんでした◎
以前の「田楽」の記事、ハンガリーで作る「賀茂なすの田楽」作り方・レシピ。 は、こちらからどうぞ♡
では。
今日は、ハンガリーで作る「おでん」
だし昆布と粉末のカツオ出汁で作るお出汁と、
お出汁に使った昆布を使って作る「結び昆布」の作り方・レシピをご紹介します♡
だし昆布と粉末かつおだしで作る「おでんの出汁」だし昆布の「結び昆布」作り方・レシピ。
:材料:
「おでんの出汁」
- だし昆布 15g
- 醤油 50ml
- 酒(または白ワイン) 100ml
- 水 1.5L
- 粉末カツオ出汁 適量
- 砂糖 大さじ1.5〜2
- 塩 お好みで
:作り方:
1. お鍋に昆布とお水を入れて、置いておきます【写真左】※
※約5時間ほどつけておきました【写真右】
2. お鍋を火にかけて、沸騰する直前に昆布を取り出します※【写真左】
昆布を取り出したお出汁はこちら【写真右】
3. お鍋にお醤油、酒(または白ワイン)、砂糖、粉末カツオだし、お塩を入れてひと煮立ちさせます。
これで、お出汁は完成です◎
「結び昆布」を作る。
お出汁に使った「だし昆布」を細くカットして結びます。※
※薄い昆布は約2cmくらいの太さにカットして、厚い昆布は結びづらいので約1cmくらいにカットします◎
1. 粗熱の取れた「だし昆布」をまな板にのせます【写真左】
2. 昆布をカットします【写真中央】
3. ぎゅっと結びます【写真右】※
※ 今回、長さ15cmくらいの昆布を使用しましたが、厚みのある部分は結び辛かったので、長めの昆布を使うことをオススメします◎
結び終わった「結び昆布」は、こちら♡
今日は、だし昆布と粉末かつおだしを使って作る「お出汁」と
だし昆布を使って作る「結び昆布」をご紹介しました◎
おでんの大事な「お出汁」ができたので。
あとは、お野菜(大根、人参、じゃがいも)、たまご、こんにゃく、肉団子(つくね)、長ネギ、などの具材の下ごしらえをして「おでん」を作っていきます◎
ハンガリーで作る「おでん」大根・人参・じゃがいも・たまごの下ごしらえ。 は、こちらからどうぞ♡