こにはめも

ハンガリーのキッチン「Konyha:こには」 より料理とレシピのメモ

ブダペストで一番大きい市場「中央市場:Vásárcsarnokヴァーシャールチャルノク」

ブダペストで一番大きい中央市場「Vásárcsarnok:ヴァーシャールチャルノク」

ブダペストの中心地にある「中央市場」

新鮮なお野菜、お肉やハンガリーのサラミやパプリカなどお土産なども買える観光地としても有名な市場。

 

ハンガリー語で「Nagycsarnok:ナジチャルノク(大きい市場)」や、

「Központi vásárcsarnok:クズポンティ ヴァーシャールチャルノク(中央市場)」=通称「Vásárcsarnokヴァーシャールチャルノク」と呼ばれる市場。

 

ドナウ川からすぐ側にあるレンガ造りの建物で、

世界的にも有名なハンガリーの磁器「Zsolnay:ジョルナイ」のモザイク屋根が特徴的。

ブダペストで一番大きい市場「中央市場:Vásárcsarnokヴァーシャールチャルノク」

ブダペストで一番大きい市場「中央市場:Vásárcsarnokヴァーシャールチャルノク」

ドナウ川のすぐそばにある「中央市場」

昨日は、みぞれのような雪が降り、今日はまた雨か雪が降りそうな曇り空のブダペストですが。

 

以前ご紹介しました、ドナウ川にかかる「自由橋」のすぐ近くにある「中央市場」

以前の記事、ドナウ川にかかる「自由橋」 は、こちらからどうぞ♡

konyhamemo.hatenablog.com

自由橋を渡ると中央市場が見えてきます【写真左】

中央市場の前から自由橋を見るとこんな感じです◎【写真右】

自由橋を渡ると「中央市場」
自由橋を渡ると「中央市場」
自由橋を渡ると「中央市場」

税関の側の市場。

ブダ側から自由橋を渡り、ペスト側に着くと。

「Fővám tér:フーヴァーム テール」と呼ばれる広場に出ます。

 

このFővám tér:フーヴァーム テールのハンガリー語の意味は、

Fő:フー =メイン

vám :ヴァーム =税関

tér:テール =広場

 

かつては、ドナウ川に到着した貨物船の税関がここで行われていたようです。

ドナウ川の側にど〜んっと大きな市場があることに納得。

 

中央市場が建てられたのは1897年。

当時ブダペスト工科経済大学の教授をされていた建築家Pecz Samu:ペッツ シャムさんの設計によって建てられました。

 

正面から入ると、1階には果物やお野菜、サラミやソーセージ、お肉や、お土産などのパプリカパウダー、フォアグラの缶詰、トカイワインなどもあります。

クリスマスが近づいてきて、中にはクリスマスらしい照明がついていました◎

中央市場の入り口から入ると。

中央市場の入り口から入ると。

入り口から入ると、真ん中の大きな通路に沿って、主に食料品のお土産やお肉屋さんなどのお店があり。

左の細い通路には、主にお野菜のお店がずらりと並び【写真左】

右の細い通路には、お肉屋さんやナッツ、パプリカパウダーなどのお店もあります【写真右】

中央市場1階の左側通路と右側通路。
中央市場1階の左側通路と右側通路。
中央市場1階の左側通路と右側通路。

一階の中央にある階段横には鶏とたまごを持った銅像があったり、、

鶏とたまごを持った銅像。

鶏とたまごを持った銅像。

市場での軽食。

二階に上がると、刺繍やハンガリーの工芸品などのお土産、そしてハンガリー料理や軽食などが食べられるところもあります◎

ハンガリー人が市場に行った時に食べるもの、と言えば、、

ハンガリーの揚げパン「Lángos:ラーンゴシュ」かな、と◎

日本の揚げパンは、お砂糖をかけて甘くして食べる菓子パンですが。

ハンガリーではお塩、にんにく、チーズやサワークリームなどをかけて塩気の効いたお味です。

 

何も具材がのっていないものは、「Sima:シマ」と呼ばれ、

ハンガリー人は、さっとお塩とにんにく水(にんにくの香りがついたお水)と一緒にいただきます。

「ラーンゴシュ」の王道のトッピングは、サワークリームにたっぷりのチーズがのった「Sajtos-tejfölös:シャイトシュ-テイフルシュ」

一人では食べきれないほどの大きさですが、、ビールなどにもぴったりです◎

 

天然酵母を使ったハンガリーの揚げパン「Lángos:ラーンゴシュ」は、

【天然酵母】ハンガリーの揚げパン「 Lángos:ラーンゴシュ」レシピ。こちらからどうぞ♡

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中央市場の2階からの様子。

中央市場の2階からの様子。

ブダペストの中央市場に行った際、揚げパンやハンガリーのソーセージなどを楽しむのもハンガリー人の生活を垣間見れるかな、と◎