ハンガリーで作る!昆布とかつおだしの「お雑煮」
日本のお正月と言えば「お雑煮」
地域や家庭によっても具材や味付けなど違いますが。
昆布、かつおだし、鶏肉の旨味たっぷりのおつゆに、大根、人参、ほうれん草などを使って。
お野菜は、セリや三つ葉などあると香りのいいお雑煮ができますが。
あるもので!ハンガリーで作る「お雑煮」
先日、ハンガリーの年末の鶏肉事情をご紹介しました。
大晦日、新年と鶏肉を食べてはいけないという迷信がある、ハンガリー。
新鮮な鶏肉があるうちに、、と。
クリスマスの前に「骨付き鶏もも」を購入して、
お雑煮用と、筑前煮用と2つ、捌いたものを冷凍保存していました。
クリスマス以降は鶏肉がなくなる?「鶏もも肉の捌き方」とハンガリーの年末の鶏肉事情について。 は、こちらからどうぞ♡
その鶏肉を使って、お雑煮を作り。
お餅を簡単にフライパンでこんがりと焼いて作っていきます◎
材料は、鶏もも肉、大根、人参、パセリの根※、ほうれん草、干し椎茸、昆布、粉末かつおだし、醤油、白ワイン(または酒)、塩、お餅、お麩。
※パセリの根は、以前ご紹介しました「豚汁」の時にも、ごぼうの代わりに使用しました◎
少し入れるといいお出汁が出るので、おすすめです◎
以前の記事、ハンガリーで作る!かつおだしを使わない「豚汁」作り方・レシピ。 は、こちらからどうぞ♡
※パセリの根は、ハンガリー語で「Fehér répa:フェヘールレーパ(白い人参)」とか「Petrezselyem gyökér:ペトレジェイエム ジュケール(パセリの根)」
作る手順は、7つ。
- 昆布をお水に一晩つける。
- 人参、大根、パセリの根をカットする。
- 昆布だしを煮て、沸騰する直前に昆布を取り出す。
- 鶏もも肉を入れる。
- ②のお野菜、干し椎茸を入れる。
- 粉末かつおだし、酒、醤油、塩でお味を整える。
- お餅を焼く。
お餅は、フライパンで焼くので、こんがりと全面を焼いていきます◎



では。
ハンガリーで作る!昆布とかつおだしの「お雑煮」作り方・レシピ。をご紹介します♡
ハンガリーで作る!昆布とかつおだしの「お雑煮」作り方・レシピ。
:材料:
- 鶏もも肉 300g
- 大根 200g
- 人参 100g
- パセリの根(牛蒡の代わり) 80g
- 干し椎茸 お好みで
- ほうれん草(茹でたもの) お好みで
- 昆布 1枚
- 水 1.5L
- 粉末かつおだし お好みで
- 醤油 大さじ1
- 白ワイン(または酒) 大さじ1.5
- 塩 お好みで
- お餅 適宜
- お麩 適宜
:作り方:
1. 昆布をお水に一晩つけます【写真左】
2. 人参、大根、パセリの根をカットして、干し椎茸も用意します【写真右】


3. 昆布だしを煮て、沸騰する直前に昆布を取り出します【写真左】
4. 鶏もも肉を入れます【写真右】


5. 煮ていると、アクが出てくるので取り除きます【写真左】
6. ②のお野菜、干し椎茸を入れて煮ます【写真右】


7. 粉末かつおだし、白ワイン(または酒)、醤油、塩でお味を整えます。


8. フライパン※にお餅を入れて、全面をこんがりと焼きます。
※テフロン加工されているフライパンだとくっつかなくて焼きやすいです◎



香ばしいお餅の香りが焼き上がってくると漂ってきます◎【写真左】
9. お椀に焼きたてのお餅を入れます【写真右】


10. ⑦のおつゆほうれん草(茹でたもの)、お麩を盛り付けて、できあがり♡
今日は、ハンガリーで作る!昆布とかつおだしの「お雑煮」をご紹介しました。
海外にいても「お雑煮」を食べるとお正月だな〜っとほっこり。
そして、お正月といえば、おせち。
今年は、里芋の代わりにじゃがいもを使った「筑前煮」
パンを入れて作る「伊達巻」
ゆずの代わりにレモンを使った「紅白なます」
さつまいもで作る「きんとん」と昨年の夏に作った「あんずの梅干し・梅漬け」を盛り付けてみました◎
2023年、良い年となりますように◎
ハンガリーで作る!塩分15%「あんずの梅干し・梅漬け」作り方・レシピ。 は、こちらからどうぞ♡