こにはめも

ハンガリーのキッチン「Konyha:こには」 より料理とレシピのメモ

【ハンガリー料理】炊飯器で作る!簡単「ハンガリーの豆ごはん」Rizibizi:リジビジ。作り方・レシピ。

【ハンガリー料理】炊飯器で作る!簡単「ハンガリーの豆ごはん」Rizibizi:リジビジ。

フライパンでお米を油と一緒に炒めて。

炊飯器に冷凍したえんどう豆、塩、お水と一緒に炊く、ハンガリーの豆ごはん「Rizibizi:リジビジ」

 

旬の甘い「えんどう豆」

以前、さやから取り出したお豆を生のまま冷凍保存して。

その冷凍したお豆を使って作る「豆ごはん」をご紹介しました。

以前の記事、生のまま「えんどう豆」を冷凍保存する方法と「豆ごはん」の作り方・レシピ。 は、こちらからどうぞ♡

konyhamemo.com

今年もきれいな緑色をした新鮮な「えんどう豆」を市場で見つけて。

早速、冷凍保存にして。

冷凍保存したものを使って、炊飯器で作る!ハンガリーの豆ごはん「Rizibizi:リジビジ」

【ハンガリー料理】炊飯器で作る!簡単「ハンガリーの豆ごはん」Rizibizi:リジビジ。

【ハンガリー料理】炊飯器で作る!簡単「ハンガリーの豆ごはん」Rizibizi:リジビジ。

材料は、白米、えんどう豆※、塩、オリーブオイル。

※ハンガリー語で、Zöldborsó: ズルドボルショー。

作る手順は、3つ。

  1. えんどう豆を用意する。
  2. フライパンにオリーブオイルを入れてお米を炒める。
  3. 炊飯器に炒めたお米、塩、お水、えんどう豆を入れて炊く。

今年も購入してきたえんどう豆【写真左】鞘から取り出して、保存用袋に実を入れて【写真中央】冷凍保存しました◎※【写真右】

えんどう豆を冷凍保存する方法は、こちらからどうぞ♡

えんどう豆の鞘から実を取り出して、冷凍保存する。
えんどう豆の鞘から実を取り出して、冷凍保存する。
えんどう豆の鞘から実を取り出して、冷凍保存する。
えんどう豆の鞘から実を取り出して、冷凍保存する。

ハンガリーの豆ごはん「Rizibizi:リジビジ」とは?

ハンガリーでもお米を食べる習慣はあって。

今が旬の甘いえんどう豆で作る豆ごはん「Rizibizi:リジビジ」は、人気の一皿◎

 

実は、この「Rizibizi:リジビジ」の起源を辿ると。

なんとハンガリーではなく、イタリア。

イタリアの北東部に位置する、ヴェネチアなどがあるヴェネト州の発祥のお料理。

 

イタリア、ヴェネト州の方言で「Risi e Bisi:リージ エ ビジ」は、お米とお豆。

「Risi e Bisi:リージ エ ビジ」は、えんどう豆のさやを茹で汁を使って作る、リゾットとスープの中間のようなお料理。

 

以前、そんなことは知らずに、えんどう豆のさやの茹で汁を使って作る「豆ごはん」を美味しくなるかも!と試して作ってみました◎

以前の記事、えんどう豆のさやの茹で汁を使って作る「豆ごはん」作り方・レシピ。 は、こちらからどうぞ♡

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イタリアでは、リゾットのように前菜の後のPrimo piatto:プリモピアットとして、何も付け合わせもなくそのままいただくお料理ですが。

 

ハンガリーでは?というと。

「ハンガリーの豆ごはん」Rizibizi:リジビジには、お肉や、マッシュルーム、お魚、チーズなどのフライを添えられることが一般的。

今回は、まわりに海がないハンガリーでよく食べられるお魚、ナマズのフライにハンガリーのタルタルソース「Tartármártás:タルタルマルターシュ」を添えてみました◎

 

イタリアの「Risi e Bisi:リージ エ ビジ」よりもハンガリーのRizibizi:リジビジの方が、日本の豆ごはんに似てるかな?と思いますが。

一つだけ違う点は、リゾットのようにお米を油で炒めること。

 

ハンガリーでは、炊飯器はあまり使われず、お鍋を使ってごはんを炊くことが多いのですが。

今回は、簡単に!炊飯器を使って作る、簡単「ハンガリーの豆ごはん」Rizibizi:リジビジ。

ハンガリーでは、パセリを刻んでごはんに混ぜる方もいますが、今回は甘いえんどう豆を味わうために、とってもシンプルに作っていきます◎

【ハンガリー料理】炊飯器で作る!簡単「ハンガリーの豆ごはん」Rizibizi:リジビジ。

【ハンガリー料理】炊飯器で作る!簡単「ハンガリーの豆ごはん」Rizibizi:リジビジとナマズのフライ、ハンガリーのタルタルソース。

すっかり夏のようなお天気になってきたハンガリー。

今日からまたぐんぐん気温が上がり、熱波が戻ってくる予報ですが。

 

最近は、外を歩いていると、菩提樹※の黄色い小さいお花が咲いていて。

ふわ〜っとお花の甘い香りが漂ってきたりして。

大きな菩提樹の木の下を歩いていると、夏の暑さを癒してくれるお花の香りと木陰に助けられていることを実感したりして◎

※ハンガリー語で、Hársfa:ハルシュファ。

最高気温:30℃ 最低気温:15℃。

いい香りのお花が咲くハンガリーの菩提樹「Hársfa:ハルシュファ」

いい香りのお花が咲くハンガリーの菩提樹「Hársfa:ハルシュファ」

では。

【ハンガリー料理】炊飯器で作る!簡単「ハンガリーの豆ごはん」Rizibizi:リジビジ。作り方・レシピ。ご紹介します♡

【ハンガリー料理】炊飯器で作る!簡単「ハンガリーの豆ごはん」Rizibizi:リジビジ。作り方・レシピ。

:材料:

  • 白米  2合
  • えんどう豆(鞘から出したもの)  100g
  • 塩   小さじ1
  • オリーブオイル  大さじ1〜2

:作り方:

1. えんどう豆を用意する。

今回は、事前にえんどう豆の鞘から実を取り出して、冷凍保存しておきました◎

購入してきたえんどう豆【写真左】を鞘から実を取り出します【写真右】

※購入してきたえんどう豆は、約1kg。鞘から取り出すと、約半分くらいの500gになりました◎

えんどう豆の鞘から実を取り出して、冷凍保存する。
えんどう豆の鞘から実を取り出して、冷凍保存する。
えんどう豆の鞘から実を取り出して、冷凍保存する。

鞘から取り出した実を保存用袋に入れて【写真左】しっかりと閉じて【写真中央】さらに袋で覆ってから冷凍保存します【写真右】

えんどう豆の鞘から実を取り出して、冷凍保存する。
えんどう豆の鞘から実を取り出して、冷凍保存する。
えんどう豆の鞘から実を取り出して、冷凍保存する。
えんどう豆の鞘から実を取り出して、冷凍保存する。

冷凍庫から取り出してみると、こんな感じです◎

冷凍保存したえんどう豆。
冷凍保存したえんどう豆。
冷凍保存したえんどう豆。
2. フライパンにオリーブオイルを入れてお米を炒める。

フライパンにオリーブオイルを入れて【写真左】お米を入れて【写真中央】約2〜3分炒めます【写真右】

フライパンにオリーブオイルを入れてお米を炒める。
フライパンにオリーブオイルを入れてお米を炒める。
フライパンにオリーブオイルを入れてお米を炒める。
フライパンにオリーブオイルを入れてお米を炒める。

炒め合わせたお米は、こんな感じです◎

フライパンにオリーブオイルを入れてお米を炒める。

フライパンにオリーブオイルを入れてお米を炒める。
3. 炊飯器に炒めたお米、塩、お水、えんどう豆を入れて炊く。

炊飯器に炒めたお米【写真左】塩を入れて【写真中央】2合の目盛りまでお水を入れて、えんどう豆を入れて、炊きます【写真右】

 炊飯器に炒めたお米、塩、お水、えんどう豆を入れて炊く。
 炊飯器に炒めたお米、塩、お水、えんどう豆を入れて炊く。
 炊飯器に炒めたお米、塩、お水、えんどう豆を入れて炊く。
炊飯器に炒めたお米、塩、お水、えんどう豆を入れて炊く。

炊き上がった「ハンガリーの豆ごはん」Rizibizi:リジビジを【写真左】さっと混ぜ合わせます【写真右】

炊飯器に炒めたお米、塩、お水、えんどう豆を入れて炊く。

盛り付けて、できあがり♡

【ハンガリー料理】炊飯器で作る!簡単「ハンガリーの豆ごはん」Rizibizi:リジビジ。

【ハンガリー料理】炊飯器で作る!簡単「ハンガリーの豆ごはん」Rizibizi:リジビジ。

今日は、炊飯器で作る!簡単「ハンガリーの豆ごはん」Rizibizi:リジビジ。をご紹介しました。

炊飯器で作るので、とっても簡単!

リゾットのようにオリーブオイルでお米を炒めるので。

出来上がった豆ごはんは、えんどう豆の甘さを引き立てるような、コクもある仕上がりに◎

 

お好みのフライと合わせていただくのがハンガリー流。

今回は、ナマズのフライとハンガリーのタルタルソースを添えてみました。

次回は、ナマズのフライとハンガリーのタルタルソース「Tartármártás:タルタルマルターシュ」をご紹介します♡