ハンガリーの手作りソーセージ。
先日、ハンガリー人の友人宅でハンガリーの手作りソーセージ、紫キャベツを甘酸っぱく煮込んだもの、ポテトのオーブン焼きをご馳走になりました。
今日は、冬ならではのハンガリーの食文化のお話。
ハンガリーのクリスマス休暇は、家族で過ごすのが習慣。
そんなクリスマス休暇に、私にとってお姉さんのようなハンガリー人の友人と旦那さんがご招待してくれて。
前菜は、先日ご紹介しました、かぼちゃの種の天然酵母パンとフランス料理「豚肉のリエット」を私が持参しました。
焼きたての天然酵母パンを食べてもらいたくて、ギリギリの時間に焼いて。
まだほんわり温かいパンと豚肉のリエットをよく冷えたロゼワインと一緒に◎
止まらないね〜!と喜んでもらえて嬉しかったです◎
以前の記事、フランス料理「豚肉のリエット」作り方・レシピ。 は、こちらからどうぞ♡
メインのお料理は、ハンガリーの手作りのソーセージ!
紫キャベツの付け合わせとオーブンでカリッカリに焼いたポテト♡
見慣れない色が黒いソーセージは、、実は、豚の血とパンのソーセージ。
新鮮なものは本当に臭みがなくて、とっても美味しい!
血のソーセージの中には、一度カリッカリに焼いたパンが入っているそうです。
白っぽいソーセージは、豚のレバーとご飯のソーセージ。
レバーも、本当にレバー?というくらいクセのない美味しいソーセージでした♡
ハンガリーの手作りソーセージとは?
ハンガリーではクリスマスの前に「disznóvágás:ディスノーヴァーガーシュ」と呼ばれる豚の屠殺が行われるのが習慣。
私もその伝統的な習慣を実際に見せてもらったことがありますが、、
全ての豚の部位(血を含む)をソーセージやサラミ、ハム、またはお料理などに使用されて。
そんな豚の血とレバーのソーセージを私の友人の親戚の方がクリスマス前に作られた、とご馳走になりました。
手作りソーセージとポテトの焼き方。
手作りソーセージの焼き方はいろいろあるそうですが。
今回は、耐熱容器に豚の脂、ラードを塗って、100ccのお水と一緒に180℃のオーブンで約45分焼いたそうです。
付け合わせのじゃがいもは、じゃがいも5分ほど茹でて、それをスライスして、鴨の脂をからめてクッキングぺーパーをひいた天板にのせて。
ソーセージと共にオーブンに入れて同じく45分焼いたそうです◎
さらに、消化を助けるために?
ハンガリー語でPárolt lila káposzta:パーロルト リラ カーポスタと呼ばれる、
紫キャベツを甘酸っぱく煮たもの。
友人が教えてくれた紫キャベツをざっくり作る方法は、
Párolt lila káposzta:パーロルト リラ カーポスタの作り方。
- 紫キャベツを千切りにして塩もみして置いておく。
- フライパンでお砂糖を炒めてカラメルを作る。
- お鍋に玉ねぎ(みじん切り)を入れて炒めて、その中に①のキャベツを入れる。
- ②のカラメルとりんご(角切り)、クミンシード、ローリエ、入れて煮る。
- 酢、砂糖、塩で味付けをして、できあがり♡
ハンガリーの手作りソーセージには、紫キャベツを甘酸っぱく煮込んだものとポテトが定番!
ハンガリーの古くから伝わる豚肉を残すところなく保存食を作り、冬を乗り切る食文化。
改めてすごいな〜と思いながら、久しぶりに会う友人と一緒に美味しくいただいてきました♡
さらに、デザート。
ハンガリーの伝統的なクリスマスのお菓子「Bejgli:ベイグリ」
たっぷりのくるみとラム酒、そして芥子の実がたっぷり入った2種類のロールケーキのような焼き菓子。
なんと、私の友人の旦那さんが焼いたそうです。
カットした断面もとってもきれい!コーヒーにぴったりの焼き菓子◎
さらにさらに。。
トルコのお菓子、Baklava:バクラヴァというお菓子も旦那さんお手製!
薄い生地とくるみとアーモンドたっぷり、お砂糖とはちみつもたっぷりの層になったこのお菓子。。
あま〜いお菓子ですが、ナッツのゴロゴロ感が美味しくて。
美味しいね〜!と食べている間にレシピを書いていただいたので、いつか作ってみたいと思います◎