【ハンガリー料理】じゃがいものパスタ「Krumplis tészta:クルンプリシュ テースタ」
よく炒めた玉ねぎをマッシュポテトと混ぜて、茹でたパスタとパプリカパウダー、塩こしょうで味付けをしたハンガリーの家庭料理。
じゃがいものパスタ「Krumplis tészta:クルンプリシュ テースタ」
ハンガリー語の意味は、
Krumplis: クルンプリシュ =じゃがいもの
tészta: テースタ =パスタ。
とってもシンプルなハンガリー料理。
スープをいただいた後、この「じゃがいものパスタ」の横にピクルスだけ添えられているものを初めて見て。
目玉焼きとか、お肉とか、、添えられないのかな??なんて疑問に思ったのですが。
旨味がたっぷりの鴨や豚の脂でよ〜く炒められた玉ねぎとじゃがいも、パプリカパウダーの酸味がなんともクセになるお味で。。
甘酸っぱいピクルスがぴったり◎
この「じゃがいものパスタ」には、きゅうりのピクルスや、夏にパンと日光で発酵させて作るきゅうりのお漬物「Kovászos uborka:コヴァーソシュ ウボルカ」を添えて。
これが昔からのハンガリーでの典型的な食べ方だよ〜、とハンガリー人の友人に教えてもらいました◎
以前の記事、【ハンガリー料理】ハンガリー人の友人直伝!きゅうりのお漬物「Kovászos uborka:コヴァーソシュ ウボルカ」作り方・レシピ。 は、こちらからどうぞ♡
作る手順は、6つ。
- じゃがいもを皮付きのまま茹でる。
- 玉ねぎを鴨脂などで炒める。
- じゃがいもをつぶす。
- パスタを茹でる。
- ②の玉ねぎにパプリカパウダーなどで味付けをする。
- ⑤に③のじゃがいも、パスタを入れ混ぜる。
このパスタを作るポイントは、「鴨脂」や「豚の脂」を使い、たっぷりの玉ねぎをじっくりと焦げ目がつくまで炒めること◎
ハンガリーでは、鴨脂や豚の脂はスーパーや市場などで簡単に購入することができる食材ですが。
今回使用するものは、以前ご紹介しました自家製の「鴨脂」
冷蔵庫に入れておくと、バターのように固まって保存可能の食材◎
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【ハンガリー料理】冷たいフォアグラの前菜「Hideg libamáj:ヒデグ リバマーイ」作り方・レシピ。 こちらからどうぞ♡
パスタは、ハンガリーの「じゃがいものパスタ」といえば、これ!という、ちょっとひらひらとした四角い形のもの。
「Fodros tészta:フォドロシュ テースタ」を使用します◎


では。
【ハンガリー料理】じゃがいものパスタ「Krumplis tészta:クルンプリシュ テースタ」作り方・レシピをご紹介します♡
【ハンガリー料理】じゃがいものパスタ「Krumplis tészta:クルンプリシュ テースタ」作り方・レシピ。
:材料:(約2〜3人分)
- じゃがいも 500g
- 玉ねぎ 2個
- パスタ. 150g
- 鴨脂 大さじ1〜2
- 塩 お好みで
- 黒こしょう お好みで
- パプリカパウダー 大さじ1/2〜1
:作り方:
1. お鍋にじゃがいもを皮付きのまま入れ、お水、お塩(小さじ1)を入れて茹でます。※
2. 玉ねぎを粗みじん切りにします。
3. フライパンに鴨脂、②の玉ねぎを入れて炒めます(弱火〜中火)※※【写真左】
※じゃがいもの大きさにもよりますが、約25〜30分ほど柔らかくなるまで茹でます。
※※じゃがいも、パスタを茹でている間、じっくりと炒め、塩こしょうをします【写真右】


※パスタを茹でるお湯を沸かします。
4. ①のじゃがいもの皮を剥き、一口大ほどにカットしてボウルに入れます【写真左】
5. ポテトマッシャーで潰します【写真右】


6. パスタを茹ではじめます。
7. 火を止めて※パプリカパウダーを入れ、混ぜ合わせます【写真左】
※パプリカパウダーが焦げてしまうと苦くなってしまうので、一度火を止めます◎
混ぜ合わせたものは、こんな感じです【写真右】


8. 茹で上がったパスタを入れます【写真左】
9. ⑤のじゃがいもを加えて、弱火〜中火で炒めながら混ぜます※【写真右】
※混ぜ辛い場合は、お水またはパスタの茹で汁を大さじ1〜2ほど入れると◎


10. お味見をして、塩、こしょうをお好みで加えます。
11. お皿に盛り付けて、ピクルスなどを添えてできあがり♡