「クリスマスローズ」とハンガリーの初春の山の中を歩く。
先日、青空広がり、寒さが和らいだ日。
突然思い立って、ハンガリーの山の中を歩いてきました。
「食べること」も「歩くこと」も大好きなので。
以前にも、何度かハンガリーの山の中を歩いた様子をお伝えしたことがありますが。
以前の記事、ハンガリーの山の中を歩く。 は、こちらからどうぞ♡
以前の記事、ハンガリーの春の山を歩く。は、こちらからどうぞ♡
息が白くなるほど、まだ朝は0℃にならない日もあるハンガリー。
山の中を歩くのはもう少し待った方がいいかな〜、なんて思ったのですが。
天気予報によると、日中は10℃近くまで気温が上がる、と。
外は、青空。
嬉しくなり、出かけてきました◎
山の中は、まだ冬のような雰囲気で、緑はほとんど見当たらず、、
でも、空気感が全然違うな〜とてくてく歩いていると。
偶然、出会った緑のお花。
その時は、何かな〜なんて思いながら写真を撮ったのですが。
お花に詳しい友人に「クリスマスローズ」だよ!と教えてもらい。
それが、ハンガリー原産の香りのする種類だったことも判明!
そんな山の中で出会った「クリスマスローズ」とハンガリーの初春の山の中の様子について、ご紹介します◎
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ハンガリーの「クリスマスローズ」
ハンガリー人の友人によると、ハンガリー語で「hunyor:フニョル」と呼ばれる「クリスマスローズ」
調べてみると「クリスマスローズ」の正式名は、Helleborus:ヘルボルス。
日本では、雪起こし、寒芍薬という和名もある、キンポウゲ科のクリスマスローズ属に分類される植物のようです。
クリスマスローズにもいくつか種類があるようですが。
これは「Helleborus odorus:ヘレボルス オドルス」という香りの良いハンガリー原産の種類。
色は、緑や黄色など。
「いい年が訪れますように」とプレゼントにも最適なお花のようです◎
可愛いいな〜!と写真を撮りましたが。。
いい香りとともに、猛毒を持っているお花のようです。。
昔は、悪霊を追い払うために儀式などで使われた、とか。
開花時期は、2月〜4月。
友人によるとお花が咲いてる期間は、1週間ほど。
咲いている時期に見ることができてよかったね!と教えてくれました◎
「クリスマスローズ」は、まだ咲き始めのようで。
地面にいっぱいの落ち葉の間から、丸い蕾をつけてにょきっと咲いていて。
Welcome!と山に訪れたことを迎えてくれているようでした◎
新緑は、まだまだのようでしたが。
空を見上げると、青空と何年前からここにいるのかな〜と思うような高い木々。
歩いていると、大きな石もあちこちにゴロゴロと転がっていて。
以前、ご紹介しましたハンガリーのハイパーおばあちゃん。
彼女は、石が大好き。
おうちに行くと、博物館のような鉱物のコレクションがた〜っくさんあるのですが。
以前の記事、ハンガリーのおばあちゃんと日本の鍔(つば)。 は、こちらからどうぞ♡
先日、彼女に山の中で見つけた石の写真を見せると。
なぜこう青っぽい色をしているのか興味があると、、
黄色の縞模様は、鉄分ではないかな?と話していました。
そして。
山から石を持ってきてくれたら、顕微鏡で見たのに!とも。。
もうすぐ89歳になる彼女。
その探求心、やはりすごいな、と。
そんな彼女も、この「クリスマスローズ」はハンガリー原産の種類で珍しく、幸運のお花だと◎
偶然出会ったハンガリーの「クリスマスローズ」
寒い中でも強く咲き、春の訪れを教えてくれるような。
皆様にとってもいい年となりますように、、◎