ハンガリーの春の山を歩く。
気がつくと2023年も5月になり。
鮮やかな緑色の新緑がとってもきれいな季節。
すっかり春らしいお天気になってきて、休日にキッチン「konyha:こには」を飛び出して、ハンガリーの春の山を歩いてきました◎
春の山の中ではたくさんのお花が咲いていて、そんな出会った植物もご紹介します♡
歩くことも食べることと同じくらい大好きなので。
春になって暖かくなったら、、山の中を歩きたいな〜っ!と。
先々月の3月。
まだ肌寒い中、ハンガリーの山へ行き、歩く様子をご紹介しました。
まだまだ木の葉が芽吹き始めたかな〜っといった頃で。
これから、春になる!というそんな時。
日中は8℃くらいまで上がりましたが。
朝はマイナスの気温で、山の中の空気はひんやりとした感じ◎
2023年3月の「ハンガリーの初春の山の中を歩く。 」記事は、こちらからどうぞ♡
今回は、5月のはじめ。
気温は15℃くらいの清々しい爽やかなお天気の日に、鮮やかな新緑を楽しみたい!と、てくてくと山に向かって歩き始めます。
歩いていて、見つけたちょっと変わった植物たち。
ゴツゴツとした赤茶色の植物。
フワフワッとしたクリーム色の植物。
何かな〜っと写真だけ撮り、後で調べてみると。
赤茶色のゴツゴツとした植物は、「ルスグラブラ:Rhus glabra」【写真左】
北米原産のウルシ科ヌルデ属とか。
葉、樹皮、枝にはタンニンが含まれており、ネイティブアメリカンは染料として、絞り汁は傷口などにも利用していたとか。
もう一つ、山に向かっていて見つけた植物は、対照的なふわふわっとしたクリーム色のお花【写真右】
日本での名前は「マンナトネリコ」 学名: Fraxinus ornus。
と〜っても甘くいい香りがしましたが。
イタリアでは、甘味料としてシチリアなどで栽培している植物のようです◎
外は日差しが強く、夏のようなお天気だな〜っと思いながら歩いていましたが。
森の中を歩き始めると、ひんやりとしていて。
静寂の中に鳥の鳴き声が響き渡っている感じ◎
山の中の楽しみの一つは、街中では見ることのない植物に出会えること◎
今回、てくてく歩いていて、何度か見つけた白いお花。
春の訪れを教えてくれる「スノードロップ」かな!?と思いましたが、、
お花がピンっと上を向いて元気よく咲いているので、、
何かな〜っと調べてみると。
大甘菜:オオアマナと呼ばれるお花のようです◎
原産地は、ヨーロッパ。
お花は、陽が出ている時には開き、陽が落ちると閉じるそうです◎
3月の時はまだまだぽこぽこと小さな芽が出ていた行者にんにく(ラムソン)も大きく育っていて。
白いお花が咲いていました◎
3月の行者にんにく(ラムソン)の新芽。
今回、5月に見つけた行者にんにく(ラムソン)のお花。
冷凍保存して餃子に入れたりして、活躍してくれる春の山菜「行者にんにく(ラムソン)」
以前の記事、ハンガリーの「行者にんにく」と冷凍保存する方法。は、こちらからどうぞ♡
5月は白いお花が多いのかな〜っと歩いていると。
目に飛び込んできた、薄い紫のお花。
花大根:ハナダイコンと呼ばれるそうで。
アブラナ科の植物。
シベリアから西アジア、ヨーロッパが原産の植物。
花大根、、名前から食べられるのかな〜と思いましたが。
食用ではないそうです。。
可愛らしいハート型の花びらが特徴的な白いお花「Rabelera:ラベレラ」
「更紗灯台:サラサドウダン」
別名:フウリンツツジと呼ばれるそうで、風鈴のようにぶら下がっているお花◎
あちらこちらにお花が咲き始めていて。
清々しい空気をた〜っぷりと吸い込みながら、森林浴。
春の訪れを感じるハンガリーの山歩きでした◎