ハンガリーの「行者にんにく」と冷凍保存する方法。
ニラのようなにんにくのような香りが特徴の「行者にんにく」
まさに今が旬。
昨日、「行者にんにくの餃子」の作り方・レシピをご紹介しましたが。
行者にんにくの入った餃子は、香り、お味ともにと〜っても美味しくて◎
新鮮なものを使って、そのままお料理にするのが一番ですが。
市場やマーケットでは「行者にんにく」購入可能な時期は、あと1〜2週間くらい。。
その時期を過ぎると手に入らなくなるので。
今日は、長期に保存する簡単な方法。
農家の友人に教えてもらった生のまま刻んで冷凍する方法をご紹介します♡
薄力粉で作る「餃子の皮」と「行者にんにくの餃子」作り方・レシピ。は、こちらからどうぞ♡
ハンガリーの「行者にんにく」
毎年、春になると市場やマーケットで出回る「行者にんにく」
ハンガリー語で、medvehagyma:メドべハジマ。
medve:メドべ=熊
hagyma:玉ねぎ、ネギ。
medvehagyma:メドべハジマ=熊のネギ。
先日、久しぶりに農家の友人と電話で話した時。
行者にんにく食べた?という話から。
彼女のおうちの近くにはたくさん「行者にんにく」が生えている、と。
にんにくを生で食べる彼女は、「行者にんにく」も大好物!
香りが少し落ちるけれど、とっても簡単に長期保存ができる方法〜!と教えてくれたので。
冷凍保存を少しだけしてみました◎
ブダペストの市場で聞いた話によると。
販売されていた「行者にんにく」は、ブダペストよりも北にあるノーグラード県のものだとか。
先日、ノーグラード県のZabar:ザバルという町で最低気温を更新した!というお話をこにはめもにも書きましたが。
まだまだ寒いから、あと1〜2週間は収穫できるよ!と教えてくれたお兄さん。
ノーグラード県のZabar:ザバルで最低気温を更新した日の記事、
簡単!「りんごとヨーグルトのケーキ」作り方・レシピ。は、こちらからどうぞ♡
行者にんにくを購入してきて、
キレイな緑色の「行者にんにく」を洗って、
早速、冷凍保存にしようかと思ったのですが。
ふと。
そういえば、行者にんにくの茎は紫じゃなかったかな??
なんて思って、調べてみると。。
なんと!
私が何年も「行者にんにく」と思っていたハンガリーの「行者にんにく」は「ラムソン」というネギ属の多年草とか。。
ラムソンの学名は、「Allium ursinum:アリウム ウルシーヌム」
行者にんにくの学名は、「Allium victorialis:アリウム ヴィクトリアリス」
どちらもネギ属には変わりないようですが。
香りもお味もそっくり。。
ハンガリーで「行者にんにく」だと思って食べていたものは、「ラムソン」だったという。。
では、ハンガリーの農家の友人に教えてもらった「行者にんにく(ラムソン)」を冷凍保存する方法、ご紹介します♡
「行者にんにく」を冷凍保存する方法。
:材料:
- 行者にんにく お好みの量
- 保存用の袋
:保存方法:
1. 行者にんにくをよく洗います。
2. 葉と茎に分けてカットします。


葉と茎に分けてカットしたものは、こちら♡


3. 葉は刻んで、茎はみじん切りにします。
4. 保存用の袋に入れます。


5. 袋の中の空気を抜きながら、閉じて、冷凍庫に入れます。※
※香りが強いので、匂いの気になる方は、袋を重ねて冷凍庫に入れると◎
6. できあがり♡※
※ 農家の友人によると、このままお料理に(肉団子やスープ、炒め物など)に直接凍ったまま入れて数ヶ月の間に使用するそうです。

