ハンガリーで作る!パンを入れてオーブンで焼く「伊達巻」を作る時のポイントとは?
パンを牛乳に浸して、卵、お砂糖、塩、
お酒の代わりに白ワインを使って、フードプロセッサーで攪拌して。
オーブンで焼いて作る「伊達巻」
おせち料理の一つ「伊達巻」
本来は、白身魚やエビのすり身、はんぺんなどを使って、卵、みりん、お砂糖などと混ぜて。
焼いた後、温かいうちに巻き簾でくるくるっと巻いて作りますが。
まわりに海がないハンガリーでは、お魚もはんぺんもなかなか手にはいらないので。
昨年も「パン」を入れて作ってみました◎
昨年の「伊達巻」は、パンを入れてオーブンで焼いて作る「伊達巻」作り方・レシピ。 こちらからどうぞ♡
お魚の風味はしませんが、海外にいてもパンでぱぱぱっと簡単に作ることができるのは、嬉しいな〜と思った一品◎
今年も!と、同じように「伊達巻」を作ってみました。
昨年は、ライ麦が入っている天然酵母の「田舎パン」ときび砂糖を使用して。
ちょっと色が茶色っぽくできたこと、
焦げ目を内側にして、巻いて作ったことが気になっていたので。
今年は、スペルト小麦と強力粉の天然酵母パンと、白いお砂糖を使い、
焦げ目を外側にしてくるくると巻いて、作ってみました◎
「伊達巻」をパンで作る時に気をつけること、とは?
昨年の記事を振り返ると。
来年は、白いパンで作ろう!なんて思っていたのに、、すっかり忘れていて。。
おうちにあった自家製パンは、スペルト小麦が混ざった天然酵母パン。
このパンを使って焼こう!と、今年も「伊達巻」作り。
「伊達巻」を作る手順は、6つ。
- パンを牛乳に浸す。
- フードプロセッサーで材料を混ぜる。
- 耐熱容器(長方形)に入れる。
- オーブンで焼く。
- 巻き簾でくるくる巻く。
- 冷蔵庫で寝かせる。
パンを牛乳に浸して、フードプロセッサーでぶぃ〜んっと混ぜて。
耐熱容器で焼き、巻き簾でくるくると巻く。
冷蔵庫で寝かせることで、形が整ってくれる「伊達巻」
さて。
今年も白いパンではなく、スペルト小麦の天然酵母パンを使って作ったのですが。
天然酵母パンがなかなか牛乳を吸い込んでくれなくて。。
牛乳とパンが分離したような感じになってしまいました。
この状況で思い出したのが、、
天然酵母パンを使って「フレンチトースト」を作った時もなかなか浸透してくれなかったな〜っと。。
天然酵母パンで作るハンガリーの「フレンチトースト」Bundás kenyér:ブンダーシュ ケニェール。作り方・レシピ。 は、こちらからどうぞ♡
できあがりは、問題なくできたのですが。
よく見ると。
パンの色と2色に分かれてしまっていること、
伊達巻のふわふわな食感が天然酵母パンではなかなか出せないな、、ということ。
きれいな黄色に、ふんわりした食感を出すためには、
- ふわふわの白いパンを使用すること。(天然酵母パンではないもの)
- 白砂糖を使うこと。
これが、作る時のポイントかな、と◎
来年は、忘れずに、、また「伊達巻」作ってみたいな、と思います。
では。
ハンガリーで作る!パンを入れてオーブンで焼く「伊達巻」作り方・レシピをご紹介します♡
ハンガリーで作る!パンを入れてオーブンで焼く「伊達巻」作り方・レシピ。
:材料:
- たまご 4個
- パン(ふわふわの部分) 40g
- 牛乳. 120g
- 砂糖 30g
- 塩 ひとつまみ
- 酒(または白ワイン) 30g
:作り方:
- オーブンを180℃に設定をして温め始めます。
1. パンのふわふわの部分(耳の部分を除く)をボウルに入れて【写真左】牛乳に浸します【写真中央】
2. スプーンなどで混ぜ合わせます【写真右】
3. フードプロセッサーに全ての材料を入れて【写真左】攪拌します【写真右】
4. 耐熱容器にオーブンペーパーを入れます【写真左】
5. ③を流し入れます【写真右】
6. あらかじめ温めていたオーブン180℃で約20分焼きます。※
※オーブンによって焼き加減が違うので、お好みの焦げ目がつくくらい焼きます◎
焼き上がった後。
表面がぷくーっと膨らんでいますが【写真左】約2〜3分経過するとしぼんで、巻けるような状態になります◎【写真右】
今年は、焦げ目を表面に出したかったので。
7. 温かいうちにオーブンペーパーごと取り出して【写真左】巻き簾を上にのせて【写真中央】ひっくり返して、オーブンペーパーを取り除きます【写真右】
8. くるくるっと巻いて【写真左】両端を輪ゴムで止めます【写真右】
9. 粗熱が取れたら、冷蔵庫でこのまま冷やします。
一晩、冷蔵庫で休ませた後。
巻き簾を外してみると、こんな感じです◎
10. お好みの厚さにカットしていきます。
11. お皿に盛り付けて、できあがり♡
今日は、ハンガリーで作る!パンを入れてオーブンで焼く「伊達巻」をご紹介しました。
大晦日のパーティーにハンガリー人の友人達に少し食べて欲しいな、と。
ハンガリーでは大晦日・新年に食べられない鶏肉を除いた、4品を持っていきました。
- レモンを加えた「紅白なます」
- さつまいもの「芋きんとん」
- パンを入れて作る「伊達巻」
- 昨年の夏に漬けた「あんずの梅干し・梅漬け」
「紅白なます」や「芋きんとん」はとっても喜んでいて、ハンガリー人の口に合うようでしたが。
「伊達巻」は、甘い卵焼き!?と驚いていました。
海外にいながらも「おせち」をいただくと、
日本のお正月気分を味わえるな〜と◎