【ハンガリー料理】マジョラムを隠し味に作る!パプリカの肉詰め 「Töltött paprika:トゥルトゥットゥ パプリカ」
ハンガリーの家庭料理、パプリカの肉詰め「Töltött paprika:トゥルトゥットゥ パプリカ」
夏の美味しいパプリカを使って。
豚ひき肉とごはん(白米)を合わせた肉だねが特徴的のハンガリー料理。
以前にもご紹介しましたが、この「パプリカの肉詰め」は夏になるとハンガリーで食べられる家庭料理。
先日、ハンガリー人の友人と話している時。
「パプリカの肉詰め」にスパイスを入れるか、入れないか?という話になり。
私は、パプリカパウダーを使うよ〜というと。
パプリカパウダーは当然!という彼女。
「マジョラム」を加えるともっと美味しいなるよ〜!と教えてくれました。
今まで試したことがなかったので、早速!おうちにあったドライの「マジョラム」を加えて。
パプリカの肉詰め「Töltött paprika:トゥルトゥットゥ パプリカ」を作ってみました。
ハンガリーの「マジョラム」
ハンガリー語で「マジョラム」は、majoranna:マヨランナ。
独特な爽やかな香りが特徴。
お肉料理などによく使われますが。
なんと!シソ科の多年草のようです。
ハンガリーでは、スープ(主にじゃがいもやキノコ)、
お肉料理やお豆料理のスパイスとして使われることが多いこのマジョラム。
以前ご紹介しました、ハンガリーの鶏レバーの炒め煮でも「マジョラム」は大活躍!
お肉の臭みを少なくする作用もあるからかな、と◎
以前の記事、【ハンガリー料理】フライパンで作る!鶏レバーの炒め煮「Resztelt máj:レステルト マーイ」作り方・レシピ。 は、こちらからどうぞ♡
トマトピューレorトマト缶。
夏のはじめに、トマトピューレを使って作るパプリカの肉詰めをご紹介しましたが。
ソースがとろりとしてなかなか美味しかったので、今回も「トマトピューレ」を使って、作ります◎
トマトピューレで作るレシピは、
【ハンガリー料理】トマトピューレで作る!パプリカの肉詰め 「Töltött paprika:トゥルトゥットゥ パプリカ」作り方・レシピ。 こちらからどうぞ♡
トマト缶で作ると、さらりとした感じのソースになります◎
トマト缶で作るレシピは、
【ハンガリー料理】パプリカの肉詰め 「Töltött paprika:トゥルトゥットゥ パプリカ」作り方・レシピ。 こちらからどうぞ♡
今回使うトマトピューレは、500g。
前回のものは540g。今回は、このトマトピューレを使って作ります◎
では。
【ハンガリー料理】マジョラムを隠し味に作る!パプリカの肉詰め 「Töltött paprika:トゥルトゥットゥ パプリカ」の作り方・レシピをご紹介します♡
【ハンガリー料理】マジョラムを隠し味に作る!パプリカの肉詰め 「Töltött paprika:トゥルトゥットゥ パプリカ」作り方・レシピ。
:材料:
パプリカの肉詰め
- パプリカ 8個(小さめのもの)
- 豚ひき肉 700g
- 玉ねぎ 大1個
- にんにく 2片
- お米(炊いたもの) 150g
- たまご 1個
- パプリカパウダー 大さじ1
- マジョラム 小さじ1
- 塩 小さじ2
- 黒こしょう お好みで
トマトソース
- トマトピューレ 500g
- 小麦粉 大さじ2
- オリーブオイル 大さじ2
- お水 約500g※
- 白ワイン 大さじ1
- セロリの葉(またはセロリ) 適量
- 塩 お好みで
- こしょう お好みで
- 砂糖 小さじ2
※トマトピューレの箱をゆすいで入れました◎
:作り方:
パプリカの準備。
1. パプリカをよく洗います。
2. パプリカのヘタの部分をナイフでカットして、くり抜きます。
3. パプリカの中の種をよく洗って、きれいにします。
肉だねを作る。
1. たまねぎ(粗みじん切り)、にんにく(粗みじん切り)をカットします。
2. 大きめのお鍋(パプリカの肉詰めを煮込むお鍋)にオリーブオイルを入れて、①に塩こしょうをして炒めます。
3. ボウルに豚ひき肉、ごはん(冷えたもの)、パプリカパウダー、マジョラム、塩、こしょう、たまご、②の玉ねぎとにんにくも加えて混ぜます。
トマトソースを作る。
1. 玉ねぎとにんにくを炒めたお鍋に、オリーブオイルと小麦粉を入れて弱火で炒めます。
2. トマトピューレを入れて混ぜます。
3. お水、白ワインを入れて焦げないように混ぜながら火にかけます。(弱火〜中火)
4. とろっとしてきたら、塩、こしょう、砂糖を入れて混ぜます。
パプリカの肉詰めを煮込む。
1. 準備したパプリカに、肉だねを詰めます。
2. トマトソースの中に①を入れます。
3. 余った肉だねを肉団子にして入れます。
4. フタをして弱火〜中火で煮ていきます。
※パプリカなどから水分が出てくるので、様子を見ながらお水の量は調整します◎
5. セロリの葉(またはセロリ)を加えて、ふたをしてコトコトと約1時間弱火で煮ていきます。
約1時間後、ふんわりセロリとトマトソースのいい香りがしてきました◎
6. お皿に盛り付けて、できあがり♡
今回は、「マジョラム」を肉だねの隠し味に入れて作る、パプリカの肉詰め「Töltött paprika:トゥルトゥットゥ パプリカ」をご紹介しました。
マジョラムを入れることで、セロリの香りとともに爽やかさがUP!
ほんの少しで、こんなにお味が変わるスパイス。
すごいな〜と、教えてくれたハンガリーの友人に感謝をしつつ、美味しくいただきました◎