ハンガリーで圧力鍋を使って作る!「黒豆」
黒豆をお水に浸けて。
圧力鍋に黒豆、お水、お砂糖を入れて加圧7分。
ゆっくりと冷まして、お砂糖、塩、隠し味程度のお醤油を入れて煮詰めて作る「黒豆」
材料は、黒豆、水、砂糖、塩、醤油。
作る手順は、3つ。
- 黒豆をお水に浸す(一晩ほど)
- 圧力鍋に黒豆、水、砂糖(半量)を入れて加圧7分。
- 砂糖(半量)、塩、醤油を入れて煮詰める。
一晩ほどお水に浸けた黒豆を圧力鍋に入れて。
シューっと音が鳴って、圧がかかってきたら、弱火にして加圧7分。
あとは、予熱で圧力が収まるまで置いておいて。
お砂糖、塩、醤油を入れて煮詰めて作ってきます。
ブダペストで購入したちょっと小豆みたい?と思うような小さめの黒豆。
出来上がった黒豆は、ツヤっとした感じではなく、ねっとりとした感じ。
短時間で出来上がるのは嬉しいな、と◎
ハンガリーと日本のお正月料理の違いとは?
ハンガリーでは、新年に幸運を願って食べる習慣がある「レンズ豆」と「豚肉」
日本の「お節」にも色々な意味が込められていますが。
ハンガリーでは、「豚肉」は、鼻を突き出して前を向いていることから、幸運を見つけ出す(運んでくる)という意味から、
「レンズ豆」は、お金のようにも見える形から富や金運アップのために、と。
以前ご紹介しました「レンズ豆の煮込み」は、豚肉のソーセージや、子豚のオーブン焼きなどと一緒に食べる習慣もあって。
「レンズ豆」と「豚肉」、これがハンガリーのお正月料理。
以前の記事、【ハンガリー料理】圧力鍋で作る!幸運のために新年にいただく「レンズ豆の煮込み」Lencsefőzelék:レンチェフーゼレーク。作り方・レシピ。は、こちらからどうぞ♡
ハンガリー人の友人と日本のお正月の「お節料理」について話すと、、
必ずと言っていいほど『まだあるの!??』と、たくさんの種類に驚かれるのですが。
日本のお節料理は、祝い肴(いわいざかな)、口取り、煮しめ、酢の物、焼き物など大きく分けて5種類。
祝い肴(いわいざかな)は、関東と関西では少し違うようで、
関東:黒豆、数の子、ごまめ(田作り)
関西:黒豆、数の子、たたきごぼう
健康と幸せを願って、いただくお節料理。
お節料理を調べていると、本当にいろんな意味が込められていて、改めて奥が深いな〜っと。
おせち料理の「黒豆」の意味とは?
おせち料理の「黒豆」の意味を調べてみると。
『マメ(豆)に働けますように、と長寿と健康(無病息災)を願う』という一品。
今回は、簡単に!短時間で作ってみたいな〜っと、圧力鍋を使って作ってみました◎
ブダペストのÁzsia Bt:アージアと呼ばれるお店で黒豆を購入してきました。
黒豆は、ハンガリー語でFekete bab:フェケテ バブ【写真左】
- Fekete:フェケテ =黒
- bab: バブ =豆
パッケージの裏を見てみると、アルゼンチン産と書かれています【写真中央】
日本の黒豆よりも少〜し小粒のような感じ【写真右】
では。
ハンガリーで圧力鍋を使って作る!「黒豆」作り方・レシピ。をご紹介します♡
ハンガリーで圧力鍋を使って作る!「黒豆」作り方・レシピ。
:材料:
- 黒豆 150g
- 水 600g
- 砂糖 30g+30g
- 塩 ひとつまみ
- 醤油 小さじ1
:作り方:
1. 黒豆をお水に浸す(一晩ほど)
ボウルに黒豆を入れて【写真左】たっぷりのお水を入れて一晩ほど※浸けます【写真中央】
※今回は、約15時間ほど浸けておきました【写真右】
浸けていたお水を捨てるとこんな感じです◎
2. 圧力鍋に黒豆、水、砂糖(半量)を入れて加圧7分。
圧力鍋に①の黒豆とお水(600g)、お砂糖(30g)を入れてフタをしっかりと閉じて強火で煮ていきます【写真左】
シューっと圧がかかってきたら、弱火にして7分加圧します。
7分後火を止めて、予熱で圧力が収まるまで置いておきます。
完全に圧がおさまったら、フタを開けます【写真中央・右】
3. 砂糖(半量)、塩、醤油を入れて煮詰める。
お砂糖(30g)、塩(ひとつまみ)、醤油(小さじ1)を入れて【写真左】お好みの感じになるまで煮詰めていきます※【写真右】
※黒豆がうっすら見えるくらいまで煮詰めました。(弱火〜中火:約30分ほど)
しばらく冷めるまで置いておくと、黒豆が煮汁を吸ってこんな感じになります◎
保存容器に入れて、冷蔵保存します。
盛り付けて、できあがり♡