こにはめも

ハンガリーのキッチン「Konyha:こには」 より料理とレシピのメモ

一晩寝かせて作る「アプリコットジャム」作り方・レシピ。

一晩寝かせて作る「アプリコットジャム」

今が旬の「あんず」とお砂糖を層にしてお鍋に入れて。

一晩寝かせて作る「アプリコットジャム」

一晩寝かせて作る「アプリコットジャム」

一晩寝かせて作る「アプリコットジャム」

6月〜7月に市場やマーケット、八百屋さんなどで売られはじめる「あんず」

元気になる鮮やかなオレンジ色だったり、黄色など。

手のひらにすっぽりと入るくらいのかわいらしい大きさ。

甘く、と〜ってもいい香りがします◎

  

あんずの時期になると、ハンガリーではアプリコットジャム作りをする方が多く。

友人とも、おしゃべりの中によく登場する話題。

 

今年のハンガリーの春が寒かったため、あんずの収穫がイマイチ、、と言われていましたが。

市場で美味しそうな甘〜い香りの「あんず」を発見!

 

ジャム作りができそう!と嬉しくなって、4kg購入。

4kgから種を取り出して、ちょっとお味見して、、

なんてしていると、、ジャムにできる量は、大体3kgになります。

 

昨年、ハンガリー人の友人に教えてもらった「一晩寝かせて作る」方法をご紹介しましたが。

今日は、写真を交えて詳しい作り方をご紹介します♡

 

以前の記事、 一晩寝かせて作る「アプリコットジャム」作り方・レシピ。は、こちらからどうぞ♡

konyhamemo.hatenablog.com

2時間煮込んだジャム。

一晩寝かせて作る「アプリコットジャム」

アメリカの品種のアプリコット「orangered:オレンジレッド」

先日「アプリコットとヨーグルトのケーキ」の時に「あんず」について、お話ししました。

フルーツの中でも栄養価の高い「あんず」

 

ハンガリー語で、Sárgabarack:シャールガバラツク。

ジャムは、lekvár:レクヴァール。

 

「アプリコットジャム」は、

「Sárgabarack lekvár:シャールガバラツク レクヴァール」

 

あんずについて以前の記事は、簡単!「アプリコットとヨーグルトのケーキ」作り方・レシピ。こちらからどうぞ♡

konyhamemo.hatenablog.com

 

今日、ジャムに使用する品種は「orangered:オレンジレッド」というもの。

正直なところ、今まであまり品種は気にしていませんでしたが。

 

この「オレンジレッド」を購入したあんず農家の方によると、ハンガリーには沢山の種類があるようで。

来週はまた違う種類のあんずを収穫するよ〜!と教えてくれました◎

 

「Orangered:オレンジレッド」は、アメリカ産の品種。

名前の通り、赤みのかかったオレンジ色。

香りが強く、例年だと6月末〜7月上旬にかけて収穫されるそうですが。

今年は少し収穫時期が遅れているそうです。

「orangered:オレンジレッド」

「orangered:オレンジレッド」

甘くと〜ってもいい香りに包まれながら、ジャム作りをスタート!

ハンガリー人の友人は、一晩お砂糖とあんずを層にして寝かせて。

次の日は強火で沸騰してから1kgに対して20分だけ混ぜ続けて作る!という方法を教えてくれましたが。

 

今日は、ちょっとトロッとしたジャムが作りたかったので。

3kgのあんずを2時間弱火でコトコトと煮て作ってみました。

水分の多いジャムの場合は、強火で20分でも◎

 

では。

ハンガリー人の友人に教えてもらった「アプリコットジャム」作り。

一晩寝かせて作る「アプリコットジャム」の作り方・レシピ。をご紹介します♡ 

一晩寝かせて作る「アプリコットジャム」作り方・レシピ。

:材料:(作りやすい分量)

  • アプリコット 1kg(種を取ったもの)
  • お砂糖       150g※

※ハンガリー人の友人は500gのお砂糖を使うようですが、私はあんず1kgに対してきび砂糖を150g(15%)使用しました。あんずの甘さによってお好みで◎

:作り方:

今回は、種を取り出した3kgのアプリコットでジャムを作ります◎

ジャムの下準備。

1. 購入したアプリコット【写真左】をよく洗います【写真右】

アプリコットをよく洗う。
アプリコットをよく洗う。
アプリコットをよく洗う。

2. アプリコットの種を取りながら、お鍋の底に敷き詰めます。※

3. お砂糖をかけます。

※今回、3kgのあんずを使ってのジャム作りなので。

3回に分けて、まずは1kgのあんずを入れて、150gのお砂糖をかけました◎

種を取り除いたあんずにお砂糖をかける。
種を取り除いたあんずにお砂糖をかける。
種を取り除いたあんずにお砂糖をかける。

2層目。

また種を取り除いたあんず1kgに150gのお砂糖をかけます。

2層目。再び種を取り除いたあんず、お砂糖をかける。
2層目。再び種を取り除いたあんず、お砂糖をかける。
2層目。再び種を取り除いたあんず、お砂糖をかける。

3層目。

さらに、種を取り除いたあんず1kgとお砂糖150gをかけます。

3層目。さらに種を取り除いたあんずとお砂糖をかける。
3層目。さらに種を取り除いたあんずとお砂糖をかける。
3層目。さらに種を取り除いたあんずとお砂糖をかける。

4. お鍋のフタをして涼しいところに一晩(約12時間)置いておきます。

お鍋のフタをして涼しいところに一晩置いておく。

お鍋のフタをして涼しいところに一晩置いておく。
ジャム作り。

約12時間後。

1. 一晩置いておいたもの【写真左】を火にかけていきます。(中火)

約30分後の様子【写真右】だんだん水分が出てきました◎

一晩おいたものを火にかける。
一晩おいたものを火にかける。
一晩おいたものを火にかける。

焦げないように混ぜながら煮ていきます。(弱火〜中火)

30分後【写真左】

さらに30分後【写真右】

ジャムを煮ていく。
ジャムを煮ていく。
ジャムを煮ていく。

さらに30分後、全部で2時間煮込んでかなりトロッとした状態のジャムです◎

2時間煮込んだジャム。

2時間煮込んだジャム。
瓶の煮沸消毒。

1. きれいに洗った瓶とフタをお鍋に入れて、ぐつぐつと煮ていきます。(約5分)

瓶の煮沸消毒。
瓶の煮沸消毒。
瓶の煮沸消毒。
ジャムを詰める。

1. 出来上がった温かいジャムを煮沸消毒した瓶に詰めていきます。

2. タオルや布巾などに包んでゆっくりと冷ましていきます。

ジャムを詰めて、タオルや布巾などに包んでゆっくりと冷ます。
ジャムを詰めて、タオルや布巾などに包んでゆっくりと冷ます。
ジャムを詰めて、タオルや布巾などに包んでゆっくりと冷ます。
ジャムを詰めて、タオルや布巾などに包んでゆっくりと冷ます。

できあがり♡

一晩寝かせて作る「アプリコットジャム」

一晩寝かせて作る「アプリコットジャム」