白濁スープを使って作る!お野菜たっぷり「Phở gà:フォー ガー」
旨味たっぷりの鶏のスープとライスヌードルを合わせて作る「Phở gà:フォー ガー」
鶏のスープとライスヌードルをつるつるっと、あっさりと食べられる「フォー」は、私の大好物◎
以前にも、ハンガリーや、日本に帰国した時に作った「Phở gà:フォー ガー」をご紹介しました。
ハンガリーで作るベトナム料理「Phở gà:フォー ガー」鶏肉のライスヌードル。作り方・レシピ。 は、こちらからどうぞ♡
日本で作る!旨味たっぷり鶏ガラスープの「Phở gà:フォー ガー」作り方・レシピ。は、こちらからどうぞ♡
ここ最近、す〜っかり冬らしく、マイナスの気温のブダペスト。
先日、鶏手羽やもも肉、手羽元を購入してきて。
体が温まる「水炊き」にしよう!と思い、圧力鍋にお水と入れて、煮ていた時。
急な所用が入り、、白く濁った鶏のスープを保存しておきました。
この「白濁スープ」を使って、麺類が食べたいな〜と。
しかし。
パクチーもなし。ライムもなし。
冷蔵庫を物色すると、、何とかあるものでできるかも!と、、
パクチーの代わりに「セロリの葉」
ライムの代わりに「レモン」
「白濁スープ」に日本で購入していたライスヌードルと、人参(黄色と紫)、白菜、長ネギ、茹でた鶏肉を合わせて、無理矢理「フォー」を作ってみました◎
パクチーの代わりに「セロリの葉」
日本にいると、スーパーなどで冬でも手に入る「パクチー」
ハンガリーでは、フレッシュなパクチーは珍しく。
栽培している農家の友人も、暖かい時期だけ。
冬でもハンガリーで手に入りやすいハーブは、パセリ、セロリ。
パクチー(別名:コリアンダー)は、セリ科の植物。
パセリもセロリも、パクチーと同じセリ科ですが。
香りが、セロリの方が近いかな〜っと、
先日「Gulyásleves:グヤーシュレヴェシュ」にも使った新鮮な「セロリ」の葉を使ってみました◎
【ハンガリー料理】ハンガリーのお肉屋さん直伝!「Gulyásleves:グヤーシュレヴェシュ」下ごしらえを使って簡単に完成させる方法・レシピ。 は、こちらからどうぞ♡
結果からお話しすると。
もちろん、パクチーの香り・お味とは違いますが。
「セロリの葉」は、海外でパクチーが手に入らない時、
パクチーが苦手な方など、フォーに入れる香菜としていいかも!と◎
圧力鍋で作る「白濁スープ」
はじめ「水炊き」にしよう!と思っていたので。。
圧力鍋に鶏肉とお水だけを入れて「白濁スープ」を作りました。
まず、鶏モモ2本、鶏手羽2本、鶏手羽元2本を圧力鍋に入れます。
30分ほどお水に浸けて、そのお水を捨てて、鶏の臭みを取り除きます。※
※以前ご紹介しました、水につけて鶏肉の臭みを取る方法は、
日本で作る!水につけて美味しくする「手羽先の下処理」と「手羽先のポトフ」作り方・レシピ。こちらからどうぞ♡
ひたひたになるくらいのお水を入れて【写真左】フタをしっかりと閉めて約20分ほど加圧して。
加圧が収まるまで放置しておきました【写真右】
保存容器にスープを入れて【写真左】冷蔵庫で保存すると、表面には鶏の脂とスープが白くなっているのが見えます【写真右】
本来は、ベトナム料理「フォー」には、透き通った鶏のスープを使いますが。
今日は、この白く濁ったスープを使って「Phở gà:フォー ガー」を作っていきます◎
では。
白濁スープを使って作る!お野菜たっぷり「Phở gà:フォー ガー」作り方・レシピをごご紹介します♡
白濁スープを使って作る!お野菜たっぷり「Phở gà:フォー ガー」作り方・レシピ。
:材料:
白濁スープ
- 骨付きの鶏肉※ 800g
- 水 適宜
- 青ネギ 適宜
- 生姜 1片
- にんにく 2〜3片
- 酒(または白ワイン) 大さじ1
- 塩 小さじ2〜3
- 醤油 大さじ1
- レモン果汁 お好みで
※今回は、鶏モモ2本、鶏手羽2本、鶏手羽元2本を使用。鶏ガラでも◎
トッピング
トッピングは、お好みで◎
- セロリの葉(パクチーの代わり)
- 白菜
- 人参
- 長ネギ
- にんにく
- りんご酢
- 唐辛子※
- ライム
- 鶏胸肉(白濁スープで煮たもの)
※辛いものがお好きな方は、にんにく酢に唐辛子を入れても◎
- ライスヌードル※
※ライスヌードルは、日本に帰国した際にKaldi:カルディで購入しました◎
:作り方:
スープを作る。
1. 圧力鍋で「白濁スープ」を作ります。※上記参照。
冷蔵庫で保存していた①のスープをお鍋に入れて、温めます。
2. 青ネギ、生姜、にんにく、酒(または白ワイン)、塩を入れて、煮ます【写真左】
3. 醤油、レモン果汁を入れて、火を止めます【写真右】
トッピングの用意。
1. にんにくを薄くスライスして【写真左】にんにくが浸かる程度のりんご酢を入れます※【写真右】
※辛いのがお好きな方は、唐辛子を入れても◎
2. 長ネギを薄いスライスに、人参(オレンジ・紫)を細切りに、セロリの葉を洗って用意します。
3. 白菜を茎と葉の部分に分けて、カットします。
4. フライパンにお湯を沸かし【写真左】③の白菜の茎を入れて【写真中央】約2〜3分茹でて、ざるにあげます【写真右】
5. ③の白菜の葉を入れて【写真左】約1分茹でて【写真中央】ざるにあげて、水を切ります【写真右】
6. お皿に「白濁スープ」に使った鶏肉を取り出して、骨を取り除きます。
7. 茹でた白菜の茎、葉はよくお水を切って細切りにします。
これで、トッピングは、完成◎
ライスヌードルの用意をする。
1. ボウルやお鍋にライスヌードルを入れて【写真左】ひたひたになるくらい沸騰したお湯を注ぎます【写真中央】
2. フタをして、2分半ほど待ちます。※【写真右】
※このままスープに直接入れてもいいようですが、お湯につけてから使いました◎
3. スープを温めます。
4. 器にお湯で戻したライスヌードルを入れて【写真左】③のスープを入れます【写真右】
5. トッピングをお好みで盛り付けて、お好みで黒こしょう、にんにく酢、レモン果汁をかけてできあがり♡
今日は、白く濁った鶏のスープを使って、たっぷりのお野菜のトッピングと一緒にいただく「Phở gà:フォー ガー」をご紹介しました。
寒い冬には、身体が温まるスープが本当に美味しく感じられるな〜と◎
今年もあと2週間。
どうぞ体調には気をつけてくださいね◎