ハンガリーのお肉屋さん直伝!「牛ほほ肉の下処理」の方法。
牛ほほ肉、牛のほっぺのお肉。
ゼラチン質の多い部位なので、煮込み料理にするととろりとや柔らかくなって美味しい部位◎
ハンガリー語で「牛のほほ肉」は、marha pofa:マルハ ポファ。
marha:マルハ =牛
pofa:ポファ= ほっぺ
今日は、ちょっと珍しい「牛肉のほほ肉」の下処理についてお肉屋さんに教えてもらったので、ご紹介します♡
日本では「ツラミ」「頭肉:カシラニク」「ツラ」「ホッペ」などと呼ばれる牛のほほ肉。
牛のほほ肉と言うと。
主に赤ワイン煮込みが多いかな、と思いますが。
焼肉にしても脂がのって、美味しい部位のようです◎
そんな「牛ほほ肉」
牛1頭から1kgほどしかとれない希少部位。
友人のお誕生日に牛のほほ肉で赤ワイン煮込みしたいな〜と、、
もし手に入ったら「牛のほほ肉」お願いしたいのですが?、とお肉屋さんに聞くと。
次回入ったら、取り置きしてあげるよ!と◎
早速、指定された日に「牛のほほ肉」を取りに行ってきました◎
きれいに下処理された真っ赤なほほ肉を想像していたのですが、、
た〜っぷりと白い膜に覆われたお肉。。
どうやって下処理をするか、お肉屋さんに教えていただきました。
スーパーでは手に入らないユニークなお肉が、500種類【ミートガイ】
「牛ほほ肉の下処理」のポイント。
難しいことは全くないよ〜!と、
恰幅のいいニコニコ笑顔のお肉屋さんに下処理について教えていただきました。
大事なポイントは、3つ。
- 包丁をよく研ぐ。
- 白い膜を薄くきれいに取り除く。
- (煮込み料理の場合)細かく切らずにそのまま煮込む。
ただただ、慎重にきれいに白い膜を取り除くだけなのですが。
白い膜の部分に包丁をあてて、取り除くといいよ〜っと◎
取り除いた白い膜からもいいお出汁が出るそうなので、
捨てずにお料理に使っていきます◎
早速、よ〜く包丁を研いで。
教えてもらった通り、薄くきれいに白い部分に包丁をあてて、
取り除いていきます◎
購入してきた3つのほほ肉の白い部分を取り除いて、下処理したものがこちら♡
白い膜を取り除いた「牛のほほ肉」表【写真左】裏【写真右】
これで、下処理は完成!
今回は、この「牛のほほ肉」を使ってイタリア料理を作っていきます◎
イタリアのフィレンツェの郷土料理「Stracotto di manzo:ストラコット ディ マンゾ」牛肉の煮込み。
牛肉とたっぷりのお野菜と赤ワインでゆっくりじっくりと5〜6時間かけて煮込むお料理。
このお料理を圧力鍋で1時間で煮込み、作っていきます◎
ちょうど去年の今日11月14日にご紹介しました、ワインにもぴったり!「ゴルゴンゾーラのチーズケーキ」
ゴルゴンゾーラチーズの塩気と強い風味を生かして。
赤ワインに合わせて作った、ゴルゴンゾーラチーズのチーズケーキ◎
以前の記事、ワインにもぴったり!「ゴルゴンゾーラのチーズケーキ」作り方・レシピ。は、こちらからどうぞ♡
今回も、赤ワインに合わせてゴルゴンゾーラを使いたいな〜と、
イタリアで牛肉の煮込みというと横に添えられているとうもろこしの粉で作った「Polenta:ポレンタ」にほんの少しゴルゴンゾーラチーズを混ぜて。
牛肉の煮込み「Stracotto di manzo:ストラコット ディ マンゾ」と一緒にいただきます◎
【イタリア料理】とうもろこしの粉を使って作る!ポレンタとゴルゴンゾーラ「Polenta con gorgonzola:ポレンタ コン ゴルゴンゾーラ」作り方・レシピ。 は、こちらからどうぞ♡
明日は、イタリアのフィレンツェの郷土料理「Stracotto di manzo:ストラコット ディ マンゾ」の作り方・レシピをご紹介します♡