【天然酵母】「全粒粉とライ麦の天然酵母パン」パンの成形・焼き方。
シンプルな材料、全粒粉とライ麦粉、強力粉、天然酵母、お塩で作る「全粒粉とライ麦の天然酵母パン」
パン生地を作る2日前より天然酵母が元気になるように、強力粉とお水を混ぜて。
【天然酵母】天然酵母が一番元気になる「ピークの時間帯」とは? は、こちらからどうぞ♡
その天然酵母を使って、パン生地作りをしました◎
今日は、一晩寝かせたパン生地(オーバーナイト法)を使って、形を整えて、焼いていきます◎
【天然酵母】「全粒粉とライ麦の天然酵母パン」パン生地の作り方・レシピ。 は、こちらからどうぞ♡
オーバーナイト法のメリット?
オーバーナイト法については、以前ご紹介しましたが。
じっくりゆっくり一晩(約10〜12時間)冷蔵庫でパン生地を寝かせる方法。
私は、小麦の旨味を引き出せる方法、
パンの生地作りの日、焼く日と2日に分けることで少し楽にできること、
一石二鳥だな、と思って作っています◎
もちろん、時間のない時は丸一日かけてパン生地作りから焼くまで全ての工程を終わらせることもできますが、、◎
オーバーナイト法については、
【天然酵母】「全粒粉とスペルト小麦の天然酵母パン」パンの成形・焼き方。 こちらからどうぞ♡
早速。
前日にパン生地を作り、冷蔵庫に入れた生地【写真左】がどう変化しているか、
冷蔵庫で寝かせていたパン生地を取り出して【写真右】見てみます◎
入れる前は、保存容器の四隅にスペースがあったものが、寝かせることで膨らんで四隅は隠れ、ぷっくりと膨らんでいます◎


取り出したパン生地を横から見てみると、少し気泡が見えています。
と〜っても発酵しているようではなかったのですが、、
焼き上げてしまいたかったので、パン生地の成形をスタート!
では。
このパン生地を使って作る、
「全粒粉とライ麦の天然酵母パン」パンの成形・焼き方をご紹介します♡
【天然酵母】「全粒粉とライ麦の天然酵母パン」パンの成形・焼き方。
天然酵母パンの成形。
オーブンを250℃に設定をして温め始めます。
1. 台の上に打ち粉をして、冷蔵庫で一晩寝かせたパン生地を出します【写真左】
2. パン生地を三つ折りにします。
3. 指で優しく生地を押して、軽く空気を抜いてあげます【写真右】


4. 生地を交差するように左上から右下へ、右上から左下へ折りたたみます。
5. ④と同様に下からもクロスするように折りたたみます【写真左】
6. 生地をしっかりと閉じます【写真右】


7. ⑥の閉じた部分を下にひっくり返して、優しく両手で包み回しながら、丸く形を作ります。
以前の詳しい記事「天然酵母パンの成形・焼き方」は、
【天然酵母パン】基本の天然酵母パンの作り方。パンを焼く。こちらからどうぞ♡
8. 耐熱容器に薄くバターを塗り、⑦のパン生地を入れます【写真左】
残った大きい保存容器に入ったパン生地も同じ手順で形※を作り、薄くバターを塗った耐熱容器に入れます。
※使う耐熱容器の形に合わせて、形を作ります。
9. パンの切り込み「クープ」をよく切れるナイフでスーッと入れます【写真右】


使用する耐熱容器は、ガラスのフタ付きものを使用します。
ハンガリーでは天然酵母パンを焼く時にフタ付きの耐熱容器に入れて焼くか、
スチーム機能のついているオーブン、
またはオーブンにお水を入れて水蒸気を出して焼く方法で焼きます◎
フタをすることにより、耐熱容器の中で蒸気がまわり、カリッとふわっと焼けてくれるポイント◎
天然酵母パンの焼き方。
9. パンに切り込み「クープ」※を入れて、すぐにフタをしてあらかじめ温めていたオーブン250℃に入れます。
10. 250℃で約10分焼いた後、オーブンの温度を220℃に下げて、さらに約20〜30分焼きます。
11. 耐熱容器のフタを取って、約5〜10分パンの表面をカリッと焼き上げます。
※オーブンによって焼き加減が違うので、あくまでも目安ですが。
パンが膨らんで、いい色に焼けてきたらフタを取ってカリッと焼くと香ばしくて◎
焼き上がりは、こちら♡
12. 粗熱を取って、できあがり♡
カットしてみると、こんな感じです◎