こにはめも

ハンガリーのキッチン「Konyha:こには」 より料理とレシピのメモ

【天然酵母】日本で作る!フランスの「田舎パン」Pain de campagne:パン・ド・カンパーニュ。パンの成形・焼き方。

【天然酵母】日本で作る!フランスの「田舎パン」Pain de campagne:パン・ド・カンパーニュ。

元気な天然酵母、強力粉、ライ麦粉、お水を使って。

日本で作る!フランスの「田舎パン」Pain de campagne:パン・ド・カンパーニュ。

 

昨日ご紹介しました、フランスの「田舎パン」Pain de campagne:パン・ド・カンパーニュの「パン生地」を使って。

今日は、パンの形を整えて、焼いていきます◎

 

パン・ド・カンパーニュの基本的な粉類の比率は、強力粉5:ライ麦粉1:水4。

 

日本で見つけた「ライ麦粉」の中には小麦粉が含まれていたので。

ハンガリーで作る時よりも強力粉を減らして、ライ麦粉を増やしてパン生地作りをしてみました◎

 

【天然酵母】日本で作る!フランスの「田舎パン」Pain de campagne:パン・ド・カンパーニュ。パンの生地の作り方・レシピ。 - こにはめも

konyhamemo.hatenablog.com

【天然酵母】日本で作る!フランスの「田舎パン」Pain de campagne:パン・ド・カンパーニュ。

【天然酵母】日本で作る!フランスの「田舎パン」Pain de campagne:パン・ド・カンパーニュ。

天然酵母パンを焼く「耐熱容器」

元気な天然酵母を使って「パン生地」が出来上がったら。

あとは、形を整えて。

焼くだけ◎

 

ですが。

気温も湿度も高い日本で、天然酵母パンを美味しく焼くために、どうしたらいいかな〜っと。

これまで3回ほどパンの焼くための耐熱容器を変えて、いろいろと試してきました。

 

ガラスのフタ付き耐熱容器、鉄のお鍋、ホーローお鍋など。

これまで焼いた中では、ガラスのフタ付き耐熱容器が一番焼き上がりがいいかな、と◎

ガラスのフタ付き耐熱容器。

ガラスのフタ付き耐熱容器。

今回、第4回目のチャレンジは、このガラスのフタ付きの耐熱容器と、

成形したパンをそのままオーブンに入れて焼く方法で。

フランスのPain de campagne:パン・ド・カンパーニュ「田舎パン」焼いていきます◎

 

【第1回目】フタ付きの鉄のお鍋とガラスのフタの付き耐熱容器を使って焼いた、

【天然酵母パン】日本で作る!「基本の天然酵母パン」パンの成形・焼き方。 は、こちらからどうぞ♡

konyhamemo.hatenablog.com

【第2回目】ガラスのフタ付き耐熱容器を2つ使って焼いた、

【天然酵母パン】日本で作る!「くるみパン」パンの成形・焼き方。 は、こちらからどうぞ♡

konyhamemo.hatenablog.com

【第3回目】フタ付きの耐熱容器とホーロー鍋で焼いた、

【天然酵母パン】日本で2日で作る!「胚芽パン」パンの成形・焼き方。 は、こちらからどうぞ♡

konyhamemo.hatenablog.com

焼き上がりの結果。

さて。

第4回目、フタ付きの耐熱容器とそのままオーブンに入れて焼くとどうなったかな?というと。

フタ付きの耐熱容器で焼き上がった「田舎パン」【写真左】

そのまま焼いた「田舎パン」【写真右】

【天然酵母】日本で作る!フランスの「田舎パン」Pain de campagne:パン・ド・カンパーニュ。
【天然酵母】日本で作る!フランスの「田舎パン」Pain de campagne:パン・ド・カンパーニュ。
【天然酵母】日本で作る!フランスの「田舎パン」Pain de campagne:パン・ド・カンパーニュ。

そのまま焼いたパンは、

見た目がちょっと不恰好で、表面が焦げてしまったかな〜っと。。

フタ付きの耐熱容器に入れて焼いた方は、

クープ(パンの切り込み)がパカーっと開いて、明らかに膨らみがいいかと。

 

半分にカットしてみると。

フタ付きの耐熱容器で焼き上がった「田舎パン」【写真左】

そのまま焼いた「田舎パン」【写真右】

【天然酵母】日本で作る!フランスの「田舎パン」Pain de campagne:パン・ド・カンパーニュ。
【天然酵母】日本で作る!フランスの「田舎パン」Pain de campagne:パン・ド・カンパーニュ。
【天然酵母】日本で作る!フランスの「田舎パン」Pain de campagne:パン・ド・カンパーニュ。

そのまま焼いたパンは、形はいびつに焼き上がりましたが。

カットしてみると。

外側の皮が薄め、ふわふわもちもち。

 

耐熱容器に入れた方は、外がカリッと歯応えがある感じに。

天然酵母の独特な風味は、両方ともいい感じに焼き上がりました◎

 

では。

【天然酵母】日本で作る!フランスの「田舎パン」Pain de campagne:パン・ド・カンパーニュ。パンの成形・焼き方をご紹介します♡

【天然酵母】日本で作る!フランスの「田舎パン」Pain de campagne:パン・ド・カンパーニュ。パンの成形・焼き方。

パン生地を冷蔵庫から取り出す。

元気な天然酵母、強力粉、ライ麦粉、水、塩を混ぜてパン生地を作り。

冷蔵庫で一晩(約12時間)寝かせて、冷蔵庫から取り出しました【写真左】

もう少し発酵してもいいかな〜と思ったので。

約1時間ほど乾燥しないようにフタをして、室温に置いておきました【写真右】

ぷくーっとちょっと膨らんできたかな、と。

ここで、パンの形を整えていきます◎

パン生地を冷蔵庫から取り出し、室温に置いておく。
パン生地を冷蔵庫から取り出し、室温に置いておく。
パン生地を冷蔵庫から取り出し、室温に置いておく。
パンの成形。

オーブンを250℃に設定して温め始めます。

1. 台の上に打ち粉をして、半分のパン生地※を容器から取り出します【写真左】

2. 取り出した生地を優しく指で押していきます【写真右】

※焼く耐熱容器の大きさに合わせて、パン生地の量を調整すると◎

パン生地を取り出し、全体を指で優しく押す。
パン生地を取り出し、全体を指で優しく押す。
パン生地を取り出し、全体を指で優しく押す。

3. 三つ折りにして、折り込んでいきます。

三つ折りにして、折り込んでいく。
三つ折りにして、折り込んでいく。
三つ折りにして、折り込んでいく。

4. 生地をしっかりと閉じます【写真左】

5. 閉じた目を下にして、両手で優しく包み込みながら丸い形に整えていきます【写真右】

詳しいパンの成形については、以前の記事、

【天然酵母パン】基本の天然酵母パンの作り方。パンを焼く。 こちらからどうぞ♡

konyhamemo.hatenablog.com

パン生地をしっかりと閉じて、形を整える。
パン生地をしっかりと閉じて、形を整える。
パン生地をしっかりと閉じて、形を整える。

6. フタ付きの耐熱容器に薄くバターを塗って、成形したパン生地を入れます【写真左】

7. パンの切り込み(クープ)を入れます【写真右】

パンの切り込み「クープ」 の入れ方。 は、こちらからどうぞ♡

konyhamemo.hatenablog.com

今回は、耐熱容器に入れる用に丸い形とそのまま焼く用に楕円形の形を作ってみました◎

パン生地を耐熱容器に入れて、クープを入れる。
パン生地を耐熱容器に入れて、クープを入れる。
パン生地を耐熱容器に入れて、クープを入れる。
パンの焼き方。

1. パンの切り込み(クープ)を入れたら、すぐに耐熱容器のフタをして、温めていた250℃のオーブンに入れて約20〜25分焼きます。(軽く表面に焼き目がつく程度まで焼く)

2. オーブンの温度を220℃に下げて、さらに約20〜25分焼きます。

3. いい色に焼けてきたらフタを取ってさらに約5〜10分焼きます。※

※外側をカリッと焼き上げます◎

 オーブンによって焼き加減が違うので、焦げないように注意しながら焼くと◎

【天然酵母】日本で作る!フランスの「田舎パン」Pain de campagne:パン・ド・カンパーニュ。

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粗熱を取って、耐熱容器から取り出したものは、こちら♡

【天然酵母】日本で作る!フランスの「田舎パン」Pain de campagne:パン・ド・カンパーニュ。

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耐熱容器に入れて焼いたもの、そのまま焼いたもの、

それぞれを半分にカットすると、こんな感じです♡

【天然酵母】日本で作る!フランスの「田舎パン」Pain de campagne:パン・ド・カンパーニュ。
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