お肉屋さん直伝!仔羊のかたまり肉を使って作る「骨付きラム肉のにんにく&ローズマリーのオーブン焼き」
仔羊のブロック肉を使って作る「骨付きラム肉のにんにく&ローズマリーのオーブン焼き」
ハンガリー語で、bárány sült:バーラーニ シュルト。
bárány:バーラーニ =仔羊
sült:シュルト =焼き
仔羊焼き「bárány sült:バーラーニ シュルト」
ハンガリーのお肉屋さんから教えてもらったとってもシンプルな作り方。
一晩冷蔵庫でローズマリーとニンニク、塩、黒こしょう、白ワイン、オリーブオイルでラム肉に下味をつけて。
次の日に、オーブンで焼き上げる「骨付きラム肉のにんにく&ローズマリーのオーブン焼き」
【イースター料理】仔羊のオーブン焼き。
今日は、イースター(復活祭)。
昨年2022年は、4月17日。
一昨年2021年は、4月4日がイースターと、毎年日付が変わる移動祝日。
春分の日の後の、最初の満月の次の日曜日とされていて。
今年2023年のイースターは、4月9日。
以前、ハンガリーのイースターの食習慣についてご紹介しました。
ハンガリーのイースターを代表するお料理と言えば。
イースターに食べられる茹でハム「Húsvéti sonka:フーシュヴェーティ ションカ」
コトコトと煮て柔らかくなったハムと、
ハムと一緒に茹でた燻製のお味がクセになる煮たまご。
たっぷりの生野菜とホースラディッシュ(西洋わさび)と一緒に食べるイースターならではのハンガリー料理◎
以前の記事、ハンガリーのイースターの食習慣。茹でハム「Húsvéti sonka:フーシュヴェーティ ションカ」作り方・レシピ。 は、こちらからどうぞ♡
そして。
ハンガリーのイースターの食卓に欠かせない編み込みパン「Fonott kalács:フォノット カラーチ」
以前の記事、【天然酵母】ハンガリーの編み込みパン「Fonott kalács:フォノット カラーチ」作り方・レシピ。 は、こちらからどうぞ♡
先月、いつもお世話になっているお肉屋さんに、
「イースターに仔羊のオーブン焼きどう?」と声をかけていただいて。
ぜひ!と、お願いしていた骨付きのラム肉のかたまり。
ハンガリーでは、イースターの時期になるとお肉屋さんで見かけるようになる骨付きラム肉(かたまり)。
イースターの日にオーブン焼きにするという食習慣があるのですが。
新鮮な骨付きラム肉を取りに行った時。
お肉屋さんに「骨付きラム肉のブロック」と言えば!というハンガリーで一番食べられているオーブン焼きの作り方を教えていただいたので。
しっかりと教えてもらった通り!
ローズマリーとニンニクと一緒にオーブン焼きにしてみることにしました◎
材料は、骨付きラム肉(かたまり)※、塩、こしょう、白ワイン、オリーブオイル、にんにく、ローズマリー、水、じゃがいも、玉ねぎ、イタリアンパセリ。
※今回は、ラムの肩肉(ショルダー)
ハンガリー語で、bárány lapocka:バーラーニ ラポツカ。
作る手順は、3つ。
- 下味をつけて一晩冷蔵庫で寝かせる。
- じゃがいも、玉ねぎを入れてアルミホイルをしてオーブンで焼く。
- アルミホイルを剥がして、こんがりと焼く。
オーブン料理は、手間はほとんどかかりませんが。
焼き上がるまでじっくりと時間をかけて焼いていきます。※
※今回は、約2時間かけて焼きました◎
お肉屋さんの作り方は、とってもシンプル。
そして、お肉のお味を最大限に美味しくいただける方法かな〜と◎
作り方を教えてくれた最後に、
ニコニコと笑いながら「ワイン(白)を飲みながらお料理することが重要だよ!」と。
飲みながらちょっとお肉にワインをキュッとかけて、焼くことでお肉を乾燥させずにジューシーに仕上げるコツ、とか◎
ふわっとジューシーなラム肉とニンニクとローズマリーの香りがたまらないローストしたラム肉。
アルミホイルを被せて、乾燥しないように。
にんにくは、お肉の中へキュッキュと入れてあげて、下味をしっかりとつけることがポイントかな、と◎
今年のイースター休暇は、ハンガリーの各地で雪が降ったりと、、本当に春になったのかな〜と思うようなお天気ですが。
今日のブダペストの最高気温は、11℃。最低気温は、3℃。
イースターと言うと、水仙やチューリップを飾ることが多いお花ですが。
外を歩いていると、チューリップがきれいに咲いていて、春だな〜と◎
では。
お肉屋さん直伝!仔羊のかたまり肉を使って作る「骨付きラム肉のにんにく&ローズマリーのオーブン焼き」作り方・レシピをご紹介します♡
お肉屋さん直伝!仔羊のかたまり肉を使って作る「骨付きラム肉のにんにく&ローズマリーのオーブン焼き」作り方・レシピ。
:材料:
骨付きラム肉の下味
- 骨付きラム肉(かたまり) 約2kg
- 塩 大さじ1.5〜2
- 黒こしょう お好みで
- 白ワイン 大さじ3
- オリーブオイル 大さじ1〜1.5
- にんにく 7片
- ローズマリー 2〜3枝
- 水 100cc
- 白ワイン 大さじ3〜4
- じゃがいも 大3個
- 玉ねぎ 1個
- 塩 少々
- 黒こしょう 少々
- イタリアンパセリ 適宜
:作り方:
ラム肉、ローズマリー、にんにくの下準備をする。
1. 下味をつけて一晩冷蔵庫で寝かせる。
耐熱容器にローズマリーを入れて、その上に骨付きラム肉をのせます。
塩、こしょうを全体にします【写真左】
全体に包丁で穴を開けます【写真右】
スライスしたニンニクを穴に入れて【写真左】完全に中まで押し込みます【写真右】
白ワイン、オリーブオイルをかけて【写真左】
ひっくり返して、反対の面にも白ワイン、オリーブオイルをかけます【写真中央】
ラップをして、冷蔵庫で約一晩寝かせます【写真右】
冷蔵庫から取り出して【写真左】ラップを剥がすと、こんな感じです◎【写真右】
2. じゃがいも、玉ねぎを入れてアルミホイルをしてオーブンで焼く。
オーブンを180℃に設定して温め始めます。
じゃがいも(乱切り)、玉ねぎ(くし形にして、半分にカット)を隙間に入れていきます【写真左】
じゃがいもと玉ねぎの上に塩、こしょう(少々)をします【写真右】
白ワイン、水、オリーブオイルを入れて【写真左】アルミホイルをしっかりと被せて、オーブンで焼いていきます【写真右】
3. アルミホイルを剥がして、こんがりと焼く。
約1時間半ほど焼いた後、アルミホイルを剥がします【写真左】
再びオーブンに入れて、こんがりと約30分ほど焼いていきます【写真右】
オーブンから取り出して、様子をみて。
もう少しこんがり焼きたいな〜と、ソース(ラム肉から出てきた液体や白ワインなど)をかけて【写真左】再びオーブンに入れてお好みの焼き具合になるまで焼きます※【写真右】
※オーブンによって焼き加減が違うので、目安になりますが約5分ほど焼きました◎
刻んだイタリアンパセリをじゃがいもと玉ねぎの上にのせて、できあがり♡
お肉をカットしてみると、こんな感じです◎
約2時間ほどオーブンで焼きましたが、焼きすぎになることもなく。
ロゼ色(ほんのりピンク)に焼けていて◎
今日は、ハンガリーのイースター料理、お肉屋さん直伝!仔羊のかたまり肉を使って作る「骨付きラム肉のにんにく&ローズマリーのオーブン焼き」をご紹介しました。
貴重な骨付きラム肉をど〜んと豪快にかたまりをそのまま、オーブンで焼くお料理。
下味を一晩つけること意外、ほとんど手間はかからないオーブン料理。
にんにくとローズマリーがぴったりのラム肉。
じっくりと焼き上げたラム肉はジューシー、感謝しながら美味しくいただきました◎