納豆菌を増やして作る「手作り納豆」
大豆と納豆菌(納豆)を使って作る「手作り納豆」
いつもよりも納豆菌を増やして「納豆」を作るとどうなるか?
手作り納豆を作る様子をご紹介します◎
昨日、ハンガリーでも手に入る材料を使って作る、自家製「本格キムチ」をご紹介しました。
ハンガリーにいると日本のようにスーパーで「納豆」と「キムチ」が気軽に買えるということはなく。
「キムチ」に合わせて「キムチ納豆」が食べたい!と思い。
納豆もおうちで自家製「納豆」を作っていきます◎
ハンガリーで白菜、人参、ニラを使って簡単に作る!自家製「本格キムチ」作り方・レシピ。 は、こちらからどうぞ♡
いつもは、大豆100gに対して納豆菌(納豆)を5g使用していますが。
今回は、100gに対して12.5g。
納豆菌(納豆)をいつもの2倍以上使って「手作り納豆」を作っていきます◎
「手作り納豆」を作る。
納豆を作る材料は、大豆、納豆菌(納豆)。
作る手順は、3つ。
- 大豆を一晩お水に浸す。
- 大豆を蒸して、発酵させる。(24時間)
- 発酵された大豆、納豆を冷蔵庫で熟成させる。(24時間)
納豆作りにかかる日数は、3日。
1日、1工程。
時間はかかりますが、意外と手間はかからない「納豆作り」
納豆作りを失敗しないために、大事なポイントは何かな〜と考えた時。
- きれいなものを使用する(熱湯消毒)。
- 納豆を発酵させるときの通気性。※
- 温度管理。※※
※ ラップはふわりとかけて、空気が入るように密閉しないこと。
※※ 納豆菌の心地よい温度は40℃。
以前、冬に作る時は温度を上げるために使い捨てカイロをいつもの倍、2個使用してみたり、と。
いろいろと実験していますが。
使い捨てカイロ2個使用して作る「手作り納豆」は、
自家製「納豆」を冬に作る時のポイントとは? は、こちらからどうぞ♡
納豆を作りはじめたのは、約2年前。
納豆が出来上がると、表面にうっすらと白っぽく、膜ができるのですが。
白い膜の名前は、納豆菌の菌叢(きんそう)と呼ぶそうで、よく発酵しているいい証拠とか◎
今回は、発泡スチロールに入れて発酵させずに、保冷バッグに入れて発酵させたのですが。
納豆菌をたっぷり使った効果が現れているようで。
納豆の表面はうっすらと白くなっています◎
納豆を作った日の外の気温は、約10℃ほど。
冬ほど寒くはないですが、夏に比べると気温は低いので、使い捨てカイロは1個使用しました。
今日のブダペストはぱらぱらと雨が降ったり、曇りのお天気。
桜は満開◎
桜の花びらが風になびいて、散りはじめていますが。
雨が降ると緑が鮮やかできれいだな〜と。
では。
納豆菌を増やして作る※「手作り納豆」作り方・レシピをご紹介します♡
※いつもは、大豆100gに対して納豆菌(納豆)を5g。
今回は、大豆100gに対して納豆菌(納豆)12.5g使用します。
納豆菌を増やして作る「手作り納豆」作り方・レシピ。
:材料:
- 大豆 400g
- 納豆 50g
:作り方:
大豆をお水に浸し、蒸す。
1. ボウルに大豆とたっぷりお水を入れて一晩(約10〜12時間)置いておきます。


2. 圧力鍋(またはお鍋)に蒸し器をセットして、下から約3cmのお水を入れます。
3. ①の大豆を平になるように入れます【写真左】
4. 圧力鍋のふたを閉めて、強火にかけます。※【写真右】
※圧力鍋の加圧がかかってきたら弱火にして10分間。
火を止めて、加圧がおさまるまで待ちます。
お鍋で蒸す場合は、約1時間(中火)蒸します。
大豆をお鍋で蒸して作る、納豆の作り方。 は、こちらからどうぞ♡


大豆を蒸している間。
5. 使用する容器を熱湯消毒します。
詳しい熱湯消毒をする方法は、こちらからどうぞ♡
納豆菌の用意をします。
6. 納豆(50g)※【写真左】と蒸しあがった大豆のお汁(大さじ4)を混ぜて、納豆菌を用意します【写真右】
※前回、納豆を作った時に冷凍してあったものを解凍して使用しています。


7. ボウルに蒸しあがった熱々の大豆と⑥の納豆菌を入れて混ぜます。


8. 熱湯消毒していた⑤の容器にキッチンペーパーを底に敷きます。
9. ⑦の混ぜたものを入れます【写真左】
10. 保存容器の上にキッチンペーパーとラップをふわりとかけて、保冷バッグに入れます。
11. 使い捨てカイロを側面に貼ります※【写真右】
12. 保冷バッグをしっかりと閉じます。
13. 毛布などでぐるりと包み、24時間置いておきます。
※ 納豆を発酵させるために空気の通り道が必要なので、上に置かずに側面、横に入れると◎


【発酵】24時間後。
保冷バッグを開けてみると、まだほんのり温かいです◎
表面がいい感じにうっすらと白くなっています◎


近づいて見てみると、こんな感じです◎
14. 水滴がついているので、新たにキッチンペーパー、ラップ(または保存容器のフタ)を変えて、ふわりとのせます。
15. 冷蔵庫で24時間熟成させます。
【熟成】24時間後。
どうなっているか、スプーンで混ぜて粘り具合をチェックしてみると。
粘り具合も、いい感じです◎
16. 器に盛り付けて、できあがり♡
今回は、「キムチ納豆」にしたかったので、自家製キムチと白ごまを少しかけてみました。
今日は、納豆菌を増やして作る「手作り納豆」をご紹介しました。
季節によっても気温が違うので、一定の状態での比較にはなっていませんが。
納豆の表面に白い膜が現れて、発酵がいい感じに進んでくれているサインが出ていたので。
効果があったように感じています◎
気温の高い夏は納豆菌を少し減らして、冬は増やして、、など調節するといいのかな〜と思ったり。
自家製「キムチ」と自家製「納豆」
海外にいても食べたい時に食べられることが嬉しいな、と◎