天然酵母を1日で活発にする方法&かぼちゃの種の天然酵母パン。
冷蔵庫で保存している天然酵母をどうやって活発に、元気にするか!?
これが、天然酵母パンを焼く時にとっても大事なポイント。
先日は、2日間かけて天然酵母を準備する方法をご紹介しましたが。
以前の記事、天然酵母を2日かけて準備する方法!と天然酵母パンを2日続けて焼く方法。 は、こちらからどうぞ♡
この2日間かけて天然酵母を準備する&強力粉を少し増やす方法はチェコ人の友人のおすすめの方法!
今日は、強力粉を増やして1日だけで天然酵母を元気にする方法で試してみました◎
結果、強力粉を増やすことによって1日でも理想的な天然酵母に!
先日とっても好評だった「かぼちゃの種の天然酵母パン」をこの天然酵母を使って、再び焼きました◎
【天然酵母】かぼちゃの種の天然酵母パン。作り方・レシピ。 は、こちらからどうぞ♡
早速、天然酵母を1日で活発にする方法をご紹介します♡
天然酵母を1日で活発にする方法。
:材料:
- 冷蔵庫で保存してある天然酵母 30g ※
- 強力粉 80g
- お水 70g
※ 天然酵母は小麦粉とお水を混ぜて約10日間かけて作りました。
小麦粉とお水で作る!天然酵母の作り方。 は、こちらからどうぞ♡
1. 冷蔵庫で保存してある天然酵母を30g、強力粉80g、お水70をきれいな瓶に入れて混ぜます。
混ぜたものがこちら♡
瓶の上にラップなどふわっとかぶせて。
約20時間ほど室温に置いておきました。
ぼこぼこ盛り上がっているのが見えるでしょうか。
こうなっていると酵母としていい状態◎
早速、この酵母を使って、かぼちゃの種の天然酵母パンを作ります。
材料は、強力粉、薄力粉、全粒粉、小麦胚芽、お塩、そしてかぼちゃの種。
かぼちゃの種はハンガリーではスーパーなどで袋に入って売られています。
ハンガリー語でHéjnélküli Tökmag:ヘーイネールクリ トゥクマグ。
Héjnélküli:ヘーイネルクリ=皮なしの
Tökmag:トゥクマグ=かぼちゃの種
皮に包まれた「かぼちゃの種」も皮を剥きながらぽりぽり食べるのも美味しいですが。
今日は、パンに使用するので皮なしのかぼちゃの種◎
早速、1日で準備をした天然酵母を使って、「かぼちゃの種の天然酵母パン」を焼いていく様子をご紹介します♡
詳しい作り方をご覧になりたい方は、【天然酵母】かぼちゃの種の天然酵母パン。作り方・レシピ。 は、こちらからどうぞ♡
かぼちゃの種の天然酵母パン。作り方・レシピ。
:材料:
- 強力粉 300g
- 薄力粉 200g
- 全粒粉 100g
- 小麦胚芽 20g
- 水 480g
- 天然酵母 180g ※
- 塩 10g
- かぼちゃの種 150g
- オリーブオイル 適宜
- 打ち粉 適宜
※パン生地を作る前日から、天然酵母を30g、強力粉80g、お水70を混ぜて用意しました◎
:作り方:
パン生地作り。
ホームベーカリー(以下HB)を使って捏ねていきますが、手ごねでもOKです◎
1. HBのパンケースに強力粉、薄力粉、全粒粉、小麦胚芽、お水を入れて、パン生地作りのコースでこねる機能(約15分)だけを使ってよく混ぜ合わせます。
2. フタを開けずにそのまま約30分HBの中で休ませます。
3. 用意しておいた天然酵母を入れて、再びパン生地作りのコースでこねる機能(約15分)だけを使ってよく混ぜ合わせます。
4. お塩、かぼちゃの種を加え、再びパン生地作りのコースでこねる機能(約15分)だを使って混ぜ合わせます。
5. ボウルにオリーブオイルを入れ、HBでこねた生地を入れます。
6. 乾燥しないようにボウルでフタ(またはラップ)をして、約45分休ませます。
ここからは、基本の天然酵母パンの作り方と同じようにパン生地を折りたたんで、発酵させていきます。
詳しい作り方は以前の記事、【天然酵母パン】基本の天然酵母パンの作り方。パン生地を作る。 こちらからどうぞ♡
折りたたむ工程が終わり、発酵が進んでいるパン生地はこちら♡
2つのパンを焼こうと思うので、2つの保存容器に分けて、冷蔵庫で一晩寝かせます。
約12時間冷蔵庫でパン生地を寝かせました。
一晩寝かせたパン生地は、こちら♡
パンの成形。
一晩寝かせたパン生地の形を整えて、オーブンで焼いていく準備をします◎
詳しい作り方は以前の記事、【天然酵母パン】基本の天然酵母パンの作り方。パンを焼く。 こちらからどうぞ♡
パンの形を整えて、最後に30分休ませている間にオーブンを250℃に温めはじめます。
フタ付きの耐熱容器に薄くバターを塗って、形を整えたパン生地を入れて、焼く直前にパンの切り込み(クープ)を入れます。
天然酵母パンを焼く。
切り込み(クープ)を入れて、耐熱容器のフタをして、温めていた250℃のオーブンで焼いていきます。
- 250℃で約10分。
- 220℃に下げ、さらに約20分。
- 焼けてきたらフタをとってさらに約5分〜10分。(パンの表面をカリッと焼いてあげるために◎)
フタ付きの耐熱容器がない場合
耐熱容器にお水を入れて、オーブンの中へ一緒に入れてあげると◎水蒸気がパリッと美味しいパンになる秘訣!
パチッパチといいパンの音がします。
外側はパリッパリ。
粗熱がとれるのを待ちます。。
冷めてから、カットすると。
酵母が働いて、パンの気泡ができているのが見えます。
今日は、天然酵母を1日で活発にさせて、「かぼちゃの種の天然酵母パン」を焼きました!
普段は、天然酵母(30g)に強力粉とお水を同じ分量(75g)入れるところ、強力粉80g、お水70gを入れて混ぜて。
お水よりもちょっと強力粉を増やすだけで、いい感じの天然酵母ができあがり、パンも美味しく焼けました◎
小麦粉とお水で作った天然酵母が元気のない場合、強力粉を少しだけ増やして混ぜてあげるといい効果があるようです◎