【ハンガリー料理】お魚のスープ「Halászlé:ハラースレー」
ハンガリー料理を代表するスープの一つ、お魚のスープ「Halászlé:ハラースレー」
お魚のアラを使って、日本に帰国したときに作ったお話。
ハンガリーのまわりには海がないので、海のお魚はなかなか手に入りにくく。
「お魚」というとほとんど川魚。
スーパなどで購入しやすい川魚は鯉やナマズ。
ナマズは慣れてしまうと白身魚のフライや南蛮漬けのようにして食べると臭みはあまり感じなく(慣れてしまったからかな、、)美味しいお魚◎
なかなか日本には川魚はないので、海のお魚を使ってハンガリーのスープ「ハラースレー」と作りました。
ハンガリー人の友人によると、数種類のお魚を混ぜてお出汁をとると美味しくなるよ〜と教えてくれたので、いつも数種類混ぜて作るようにしています。
日本では、鱈、鯛、鰆のアラとトマト、パプリカ、玉ねぎとコトコト骨も全て柔らかくなるかもっというくらい煮て。
それを漉して、「alaplé:アラプレー」と呼ばれるベースになるスープのできあがり♡
そこに食べる直前にお魚の切り身を入れて、火を通したらできあがり♡
日本ではナマズではなく、鱈の切り身を入れてみました。
「ハラースレー」を作るために時間も労力もとってもかかるけれど。
美味しい!と食べてもらえる時の喜びには変えられないです♡
ハンガリーでお魚を食べるのはクリスマス?
ハンガリーでお魚を食べる時期はクリスマス!
その時期になると、お魚(川魚)を買い求めるハンガリー人で賑わいます。
ハンガリーのまわりには海がないので、なかなかお魚がないのですが。
クリスマスの時期になるとスーパーにもお魚コーナーができたり、外に出店などができてお魚を売っていたりします。
今年は、クリスマスマーケットも中止になってしまったので、お魚の出店はないと思いますが。
一年を通して、ハンガリーでお魚を食べる習慣のある時期、クリスマス。
このお魚のスープ「Halászlé:ハラースレー」や、以前ご紹介しました、ハンガリー料理の「ロールキャベツ」もハンガリーのクリスマス料理。
お魚のスープもロールキャベツもたっくさん作って数日にかけてクリスマス休暇の間に食べられます。
以前ご紹介いたしました記事、【ハンガリー料理】ロールキャベツ Töltött káposzta:トゥルトゥットゥ カーポスタ。作り方・レシピ。 は、こちらからどうぞ♡
早速、日本で【ハンガリー料理】お魚のスープ「Halászlé:ハラースレー」を作った時の様子をご紹介します♡
お魚のアラと、トマト、パプリカ、玉ねぎ、にんにくをコトコトと煮ていきます。
数時間煮たものがこちら♡
これを漉していきます。
漉すためにはハンガリーではトマトソースなどを裏ごしする道具を使うのですが。
こんな感じの道具です。
この道具がなかったので、ザルに移して、木べらでお魚のアラも、一緒に煮たトマトや玉ねぎ全てを漉して作りました◎
お魚のスープの「alaplé:アラプレー」と呼ばれるベースのスープはこちら!
ここまでできてしまえば、後はお魚の切り身を入れて、一煮立ちさせたら完成!
ハンガリーのお味を日本でも楽しんでもらうことがてきて嬉しかったです◎