【ハンガリー料理】お魚のスープ「Halászlé:ハラースレー」
ハンガリーを代表するスープの一つ「Halászlé:ハラースレー」
主に鯉やナマズなどの川魚と玉ねぎ、トマト、パプリカ、そしてパプリカパウダーを入れて作るお魚のスープ。
「Halászlé:ハラースレー」のハンガリー語の意味は、
Halász:ハラース = 漁師
lé:レー =スープ、ジュースなど。
Halászlé:ハラースレー = 漁師さんのスープ。
ハンガリーの地方によってもいろんな作り方、レシピがありますが。
ハンガリー人の友人によると、何種類かのお魚を混ぜて作ることが美味しくなるポイント!と◎
以前、このハンガリーのお魚のスープを日本に帰国した際に「鱈、鯛、鰆のアラ」を使って作ってみました。
以前の記事、【ハンガリー料理】お魚のスープ「Halászlé:ハラースレー」は、こちらからどうぞ♡
ハンガリーのクリスマス料理といえば、お魚が食べられる習慣があるハンガリー。
今日は、ハンガリーの定番「鯉とナマズ」の頭やアラを使って、
ハンガリー人の友人に教えてもらった作り方で作る!
クリスマス料理の一つ「Halászlé:ハラースレー」をご紹介します。
ハンガリーのクリスマス料理についての記事は、
【ハンガリーのお菓子】クリスマスのロールケーキのような伝統ある焼き菓子「Bejgli:ベイグリ 」くるみとケシの実のペースト。作り方・レシピ。 こちらからどうぞ♡
【ハンガリー料理】お魚のスープ「Halászlé:ハラースレー」の作り方とは?
このお魚のスープの作る手順は、大まかに3つ。
- お魚のアラ、玉ねぎ、にんにく、トマト、パプリカなど一緒に煮る。
- スープを濾す。
- 食べる直前にお魚、魚卵を入れて煮る。
骨もほろほろになるくらいお魚のアラはコトコトと煮て。
こんな裏ごし器を使って、スープを濾して。
パプリカパウダーなどを入れて、ベースとなるスープを作ります◎
そこに、食べる直前に一口大にカットしたお魚、魚卵を入れて。
お好みでパスタと一緒にいただきます◎
材料も、お魚のアラ、玉ねぎ、トマト、パプリカなどシンプルですが。
ゆっくりと弱火でコトコトと時間をかけて煮ること。
お魚のアラやお野菜を濾すという作業が簡単とは言い難いかな、、と。
ただ、手間をかけた分、出来上がった時の美味しさは格別◎
では。
ハンガリー人の友人に教えてもらったお魚のスープ「Halászlé:ハラースレー」作り方・レシピをご紹介します♡
【ハンガリー料理】ハンガリー人の友人直伝!お魚のスープ「Halászlé:ハラースレー」作り方・レシピ。
:材料:
※今回は5Lのお鍋を使って作っていきます◎
- お魚のアラ 約1.5〜2kg
- お水 適宜
- 玉ねぎ 2個
- にんにく 5片
- パプリカ 2個
- 塩 お好みで
- こしょう お好みで
- 白ワイン 1カップ
- パプリカパウダー 大さじ3〜4
- トマト 2個
- パスタ※ お好みで
※ハンガリーの「gyufatészta:ジュファテースタ」と呼ばれるマッチ棒のようなパスタを使います◎
:作り方:
1. お魚のアラ(今回は、鯉とナマズ)をよく洗ってお鍋に入れます【写真左】
2. ひたひたになるくらいのお水、にんにく、玉ねぎ、トマト、パプリカ、塩を入れて火にかけます【写真右】
3. アクが出てきたら、取り除きます【写真左】
4. 白ワインを入れて、コトコトと弱火で数時間※煮込んでいきます。
※友人によると、最低でも2〜3時間煮込むといいそうです◎
約5時間ほど煮込みました【写真右】
5. 大きい骨を取り除き、濾し器でスープを濾していきます。
濾し器【写真左】お魚のアラ、お野菜などを濾す【写真中央】濾した状態【写真右】
6. パプリカパウダーを入れます【写真左】
7. お好みで塩、こしょうを入れて火にかけながらお味を整えます【写真右】
8. 保存容器などに入れます※【写真右】
※すぐに食べる分だけ冷蔵保存、それ以外は冷凍保存します◎
これで、ベースとなるスープのできあがりです◎
9. 食べる直前にスープの中へ一口大にカットしたナマズ【写真左】魚卵【写真中央】をスープの中へ入れて、煮ます【写真右】
10. お好みで「gyufatészta:ジュファテースタ」と呼ばれるマッチ棒のようなパスタ【写真左】を茹でて、お皿に盛り付けます【写真右】
11. スープとお好みでお魚、魚卵を盛り付けて、できあがり♡