冷蔵庫でパン生地を寝かせ、パンの形を作る。
昨日、ホームベーカリーを使ってこね、折り込む作業などをして、ひと晩冷蔵庫で寝かせました。
今日は、いよいよ天然酵母パンを焼いていきます!
【スペルト小麦とじゃがいもの天然酵母パン】こねて、寝かせる工程についてはこちらから♡
【スペルト小麦とじゃがいもの天然酵母パン】発酵させる工程についてはこちらから♡
2日目の工程は、こねて、発酵させ、じっくりひと晩(約10時間)冷蔵庫でパン生地を寝かせました。
ぽこぽこっと気泡が出てきていい感じに発酵してくれています◎
発酵したパン生地の形を整える。
1. 冷蔵庫でひと晩寝かせたパン生地を台の上に出します。
次の写真のように、①台の上に出したパン生地を②左から三つ折りになるようにおり、③右からも左へ向かって折り込みます。④上から指で優しく生地を押して空気を軽く抜いてあげます。
2. ①生地の左上を右下へ折り、②同じように右上から左下へ折り込み、③左下から右上へ④右下から左上へと折り込みます。
3. 生地をしっかりとこのように閉じます。
4. 閉じ目が下になるように台の上にのせ、優しく両手で包み込むように形を整えます。
5. 台の上で乾燥しないようにカバーをして約30分休ませます。
この時、オーブンを250℃にあたため始めます。
※フタ付きの容器(耐熱性ガラス)をひっくり返してカバーに使っています。
6. パンを焼く容器の底にバターを薄く塗ります。
※焼きあがった時にパンがくっつきにくく取り出しやすくなります。
7. パンの切り込み"クープ”を入れます。
以前の記事、パンの切り込み「クープ」の入れ方。は、こちらからどうぞ♡
天然酵母パンを焼く。
8. 切り込み(クープ)を入れたら、すぐフタをしてあたためていたオーブン250℃に入れます。※
※フタ付きの容器がない場合は、耐熱容器にお水を入れて、オーブンの中へ一緒に入れてあげるといいそうです。水蒸気がパリッと美味しいパンになる秘訣◎
約10分焼いた後、オーブンの温度を220℃に下げ、さらに約20分焼きます。焼けてきたらフタをとってさらに約5分〜10分(パンの表面をカリッと焼いてあげます。)
9. できあがり♡
今回は強力粉600gとスペルト小麦100gを混ぜ、小麦胚芽、天然酵母、じゃがいもなどを入れ、天然酵母パンをふたつ焼きました。
ひとつは、楕円形に。もうひとつは、丸型に。
楕円形も丸型もできあがりの形は違いますが、工程はどちらも同じです。
残念ながら、丸型の切り込み"クープ"はあまりきれいにカパッと割れてくれませんでした。。
天然酵母パンを作る日数は3日。
お味は、どちらも美味しく、焼きたてパンにバターをのせ、早速いただきました♡
天然酵母パンについての流れを写真を混ぜながらお話しましたが、
天然酵母パンを作るのにかかる日数は3日。
- 1日目は自家製天然酵母を元気にする日。
- 2日目はパン生地作り。
- 3日目は形を整え、焼く。
作り方はハンガリーの初心者でもできる天然酵母パン作り!から作り始め、
いろんな工程をオリジナルにアレンジして、できあがった『こにはめも』レシピ。
もっと早く作るレシピもあるのですが、この作り方が一番安定して簡単に作れるかなと思っています。
時間はかかりますが、放っておく時間が長いので、今ではおうち時間をゆったり過ごす一部となりました。
楽しむ時間が増え、味わい深いパンも楽しめる!天然酵母パン作りオススメです♡