季節外れの「トマトソース」
朝晩とマイナスの気温になってきましたハンガリー。
吐く息が白く、いつの間にか秋を通り越して、冬になったな〜なんて思いながら市場へ行ってきました。
11月末の今日、袋に詰められて売られていた真っ赤な「トマト」
そのトマトを使って季節外れの「トマトソース」作り!
市場で売られていた、袋に入ったトマト。
生産者らしきおばさんが、トマト(1kg〜2kgくらい)が入った袋、4〜5袋を前に立っていました。
私が、じーっとそのトマトの袋を見ていると、
「よく熟れたトマト、トマトソースにぴったりよ。トマトソースを作ろうと思っていたけれど、私は今週末時間がないから、、いかが?」
と控えめにおすすめしていただきました。
別の方からトマトを購入した後だったのですが、トマトソース!と聞いて、即購入。
そして。この一袋、なんと!100円くらいで購入してきました。
夏の終わりに作った保存用にとせっせと瓶詰めしたトマトソース。
便利&美味しいので保存用のはずが、、みるみると減っていっているので。
季節外れの熟れた「トマト」は、とってもいいタイミング◎
本当はトマトソースのために数袋いただこうと思いましたが、、おしゃべりしている間に、気がついたら私の周りにはおばあさんがたくさん!
もちろん、みなさんトマト狙い。
なので、一袋だけいただいて帰ってきました。
そのトマトの袋がこちら♡
農業大国ハンガリー、お野菜や果物のお味がとっても美味しいので、食べることが好きな私には本当にありがたいです♡
早速、トマトソース作りのためにボウルに入れて量ってみました。
1.5kgほどありました。
ハンガリーのにんにく。
トマトソースに欠かせない、にんにく。
ハンガリーのにんにくの生産地で有名な、Makó: マコー。
今日、使用するマコーのにんにくは、小ぶりのサイズ。
小さいけれど、匂いもお味もすごいにんにく。
マコーは、ハンガリーの南に位置する街で、にんにくと玉ねぎの栽培で有名な街。
ハンガリーには温泉があることで知られていますが、マコーにも温泉があって。
にんにくを栽培するポイントに、温暖な気候、日照時間が長いこと、そして水やりが重要。
マコーは、にんにくが育つための最適な環境が整っているのでしょうね。
小粒なのに、とっても香りの強いマコーのにんにく。
出来上がったトマトソースは、夏の時よりもトマトの甘味が少ない感じもしますが、
とっても美味しくできあがりました◎
では、季節外れのトマトとハンガリーのにんにくを使っての「トマトソース」
レシピとざっくり作る様子をご紹介します♡
詳しい「トマトソース」の作り方をご覧になりたい方は、こちらからどうぞ♡
「トマトソース」レシピ。
:材料:
- トマト 1.5kg
- にんにく 3片
- 塩 お好みで
- こしょう お好みで
- オリーブオイル 適量
:作り方:
1. にんにくをカットします。
2. お鍋にオリーブオイルを入れて熱し、にんにくを炒めます。
3. トマトを角切りにザクザク切って、お鍋に入れていきます。
4. お好みのお味になるように塩こしょうして煮ていきます。
※カットしたトマトの形がなくなるくらい煮て、少しトマトの水分を飛ばすように煮詰めます。(今日は約30分ほど煮詰めました)
5. 熱湯消毒した瓶にトマトソースが熱いうちに詰めます。
6. トマトソースを入れた表面を覆うようにオリーブオイルを入れ、フタを閉めます。
※瓶に詰めて、オリーブオイルで表面を覆う様子は以前の記事、レチョーの作り方と同様です。
ハンガリー家庭料理「 Lecsó: レチョー」を瓶詰め保存する方法は、こちらからどうぞ♡
7. タオルや布巾で瓶を包んで、置いておきます。
8. 冷めたら、できあがり♡