韓国の水炊き「タッカンマリ」
今週のお題「鍋」
韓国の鶏肉まるまる一羽を使って作る、水炊き「タッカンマリ」
鶏一羽を使ってのお出汁はびっくりするほど本当に美味しくて。
お鍋はシンプルにお塩だけの味付けなのに旨味たっぷりスープは、寒い季節に体の芯から温まります◎
手打ちうどんと、自家製こにはめものタレと一緒に。
旨味たっぷりスープと共に美味しくいただく韓国の水炊き「タッカンマリ」
日本のように食卓にお鍋を置いて、みんなでお鍋を食べるという習慣も道具もハンガリーにはないので。
お鍋をする時には、普通のお鍋でコトコトと煮て作ったものを、お皿に取り分けて食べるスタイルでいただいています◎
今回使用した鶏肉はお肉屋さんで一番小さい鶏肉をお願いして、1.5kgのものを購入。
大きくてお鍋に入らないかな、、なんて思いましたが、なんとかギリギリ。
鶏一羽が手に入らない時や、簡単に作りたい時は手羽先、手羽元、鶏モモ肉など骨つきのお肉で煮込むと同じように美味しくいただけます♡
ポイントは、お肉の量をたっぷり!という感じでしょうか。
ぜひ、寒いこの時期に、お鍋を食べて体の芯から温まりたいですね♡
「タッカンマリ」のタレ。
韓国では「醤油ダレ」と「タテギ」という味噌ダレにつけて食べるのが一般的のようですが、
自家製こにはめものタレは、ハンガリーで手に入るもので作りました。
材料は、醤油、砂糖、酢、ごま油、にんにく、長ネギ。
そして唐辛子の変わりにErős Pista:エルーシュ ピシュタと呼ばれる、辛いパプリカとお塩で作られたハンガリーの調味料を少し加えてみました。
旨味の中に辛味のある、Erős Pista:エルーシュ ピシュタ。
塩気もあり、辛いのでほんの少しだけ。
コチュジャンの変わりに使いました◎
手打ちうどんは、小麦粉とお水とお塩を混ぜたものをこねて作った、自家製。
では早速、鶏肉一羽を使って作る!韓国の水炊き「タッカンマリ」作り方・レシピをご紹介します♡
鶏一羽を使って作る!韓国の水炊き「タッカンマリ」作り方・レシピ。
:材料:
タッカンマリ
- 鶏肉1羽 (今回は約1.5kgの鶏肉を使用)
- にんにく 3片
- 玉ねぎ 1個 (小さい玉ねぎの場合は2個)
- じゃがいも 3個
- ネギ 1本
- お水 適宜
- 塩 お好みで
タッカンマリのタレ
- 醤油 大さじ3
- 砂糖 小さじ1〜2
- 酢 大さじ3
- ごま油 小さじ1
- にんにく 小さじ1
- ネギ 大さじ1
- コチュジャン 小さじ1 (今日はハンガリーの調味料Erős Pista:エルーシュ ピシュタを使用) ※辛いものがお好きな方はお好みで◎
:作り方:
1. 鶏肉をきれいに洗って、お鍋に入れます。
2. 鶏肉がひたひたに浸るくらいのお水とお塩(小さじ2)を入れて、強火にかけます。
お野菜を用意する。
3. にんにく(粗みじん切り)、玉ねぎ(くし形)、じゃがいも(大きめの乱切り)、長ネギ(大きめの斜め切り)をカットします。
4. 沸騰してアクが出てきたら、中火にしてアクをとっていきます。
5. にんにく、玉ねぎを入れてコトコトと弱火で煮ていきます。(約30分)
6. じゃがいもを入れて、コトコト煮ていきます。(約30分)
タレを作る。
7. にんにく(みじん切りorすりおろす)、長ネギ(みじん切り)にカットします。
8. タレの材料を器に入れて、混ぜます。
9. 自家製手打ちうどんを茹でて準備します。
簡単「自家製手打ちうどん」の作り方・レシピはこちらからどうぞ♡
10. じゃがいもが柔らかくなってきたら、長ネギを入れてさっと煮ます。
11. スープのお味見をして、お好みでお塩を入れます。
12. できあがり♡
お鍋から鶏肉を取り出して、調理用ばさみなどでお肉をお皿に取り分けます。
お肉がホロホロっと柔らかく煮えているので、お箸でも取り分け可能です◎
韓国では、タレに具材をつけて食べるのが一般的のようですが。
今日は、旨味たっぷりスープをたくさんいただきたかったので、
お肉とお出汁のしみたじゃがいも、長ネギ、玉ねぎと手打ちうどんに旨味たっぷりスープとタレをその上にかけて、美味しくいただきました♡
次の日には、残った「タッカンマリ」にたまごとほうれん草を入れて、手打ちうどんと一緒に美味しくいただきました♡