ハンガリーの揚げパン「Lángos:ラーンゴシュ」
ハンガリー人の大好きな揚げパン「Lángos:ラーンゴシュ」。
平らで丸い形をした揚げパン。
ラーンゴシュのお店は、街中にもあるけれど、
主に市場の中や、ハンガリーの海とされるバラトン湖の海の家のようなところにあって。
注文してその場で揚げてくれたものを、熱々のうちに美味しく食べる!というもの。
揚げパンにお塩をかけ、お好みでにんにく水(にんにくの入ったお水)を少しかけて、そのまま食べるものをSima:シマ。
ハンガリーで「ラーンゴシュ」と言えば!という王道のトッピングは、チーズとサワークリーム。Sajtos-tejfölös:シャイトシュ-テイフルシュ。
トッピングはいろいろあるので注文する時に好きなものが選べるのも嬉しい◎
顔より大きいラーンゴシュ?
はじめてラーンゴシュを食べた時は、本当にその大きさに驚きました。
顔より大きい揚げパン。。
ハンガリー人の友人と待ち合わせをして市場に一緒に出かける時。
彼女と一緒に市場に行く楽しみは、お買い物とラーンゴシュを分けて食べる!ということ♡
二人で分けて食べるのがちょうどいいね〜!と熱々の美味しい揚げパンをおしゃべりしながら二人で食べる、という時間も楽しくて♡
もちろん、私たちが食べている横でペロリと一人で食べられるご婦人もいらっしゃいますが。。
天然酵母で作る揚げパン?
このハンガリーの揚げパンの歴史は、パン生地の残ったものを揚げてみたことから作られるようになったとか。
私がいつも食べているラーンゴシュ屋さんが作る生地は、イースト菌から作られたもの。
天然酵母を使ってできないかな〜っと今回はじめて天然酵母で作ってみました。
少し手間はかかりますが、天然酵母の風味と酸味の効いたものはまた格別!
私のハンガリー人の友人にもちょうどいい大きさの「Lángos:ラーンゴシュ」揚げたてを食べてもらえる日が早く来ますように。。♡
天然酵母でハンガリーの揚げパン。 Lángos:ラーンゴシュ
:材料:
揚げパン生地
- 強力粉 250g
- 薄力粉 50g
- 天然酵母(前日から用意したもの) ※ 100g
- ぬるま湯 200g
- 塩 5g
- オリーブオイル 適量
※冷蔵庫に保管している天然酵母30g、お水30g、強力粉40gを瓶に入れ、室温に一晩おいておきます。
トッピング(お好みで)
- にんにく 1片
- お水 適量
- サワークリーム
- チーズ
:作り方:
1. ボウルに強力粉、薄力粉、ぬるま湯を入れ混ぜ合わせる。
2. 前日から用意して元気になっている天然酵母を入れ、よくこねる。
3. 生地がまとまってきたら、塩を入れてこねる。
4. ボウルの底にオリーブオイルを入れ、生地を入れる。(オイルを入れる時は片手で生地を持ち上げています)
5. 乾燥しないように、フタかラップをかぶせて約1〜2時間ほど寝かせて発酵させる。(折り込む作業などを含む) ※
※ 天然酵母パンの生地と同じように、ボウルを回しながら30分ごとに折りたたんで行く。
気温によって発酵の進み具合が違うので様子を見ながら◎
6. 保存容器に生地を入れ、冷蔵庫に寝かせる。(約12時間)
7. 約12時間後。冷蔵庫から取り出し、室温にならす。
8. 生地を6つにわけ、切り目が内側になるように丸めて、作業台に置く。
トッピングのにんにく水(にんにくとお水)を作ります。
9. にんにくを粗みじんにカットして、器に入れる。
10. ⑨にお水を少し入れる。
11. ⑧の丸めて用意していた生地を両手で持ちながら丸い円盤のようになるように形を作る。
12. 揚げ油を用意して、温めた中に形を作った生地を入れ、揚げていく。
13.トッピングのサワークリームを塗って、その上にチーズたっぷり。できあがり♡