カッテージチーズとチーズのミニパン「túrós pogácsa :トゥーローシュ ポガーチャ」と「過発酵」について。
以前にもご紹介しました、パクパクと食べやすいハンガリーのおつまみ&おやつのカッテージチーズとチーズのミニパン「Túrós pogácsa :トゥーローシュ ポガーチャ」
以前の記事、おつまみにもぴったり!「カッテージチーズとチーズのミニパン」Túrós pogácsa:トゥーローシュ ポガーチャ。作り方・レシピ。は、こちらからどうぞ♡
友人に、「暑いから日が暮れた後、お庭で飲もう!」と誘ってもらい。
みんなでおつまみにいいかな〜とハンガリーのミニパン「pogácsa:ポガーチャ」を焼くことにしました◎
連日、夜になっても30℃という気温の中、久しぶりにイースト菌を使ってミニパン作り。。
いつも通りタイマーをかけて、作ったのですが。。
暑さのため、パン生地が過発酵になってしまい、、全く膨らまず。。
焼きたてを持って行きたかったので、出かける時間に合わせて焼き。。
焼き直し!というわけにもいかず。。
友人達は、美味しいよ!と食べてくれましたが。
いつもの膨らみの半分以下。
ぺしゃんこのカッテージチーズとチーズのミニパン「Túrós pogácsa :トゥーローシュ ポガーチャ」
最近は、天然酵母でパン作りすることに慣れてしまい、
イースト菌の発酵が天然酵母より早いことをすっかり忘れていました。。
「過発酵」とは?
「過発酵」とは、パンの発酵が進みすぎてしまったこと。
原因は、発酵時間が長すぎたり、パン生地の温度が高くなりすぎると起こる現象。
ちょうど良い発酵のパン生地の場合、程よい弾力があるのですが。
過発酵になってしまったパン生地はゆる〜い感じ。
今回もパン生地の発酵が終わった時、前回ご紹介した時に比べてかなり柔らかい状態でした。
「過発酵」のパン生地を使って焼いた場合、どうなるか?というと。
膨らみが足りない、イーストの臭いがきつくなり。
時間が経つとふわふわではなく、固くなってしまう、、という。。
前回ご紹介しましたカッテージチーズとチーズのミニパン「Túrós pogácsa :トゥーローシュ ポガーチャ」と今回の焼き上がりを比較すると。
今回、焼いたカッテージチーズとチーズのミニパン「Túrós pogácsa :トゥーローシュ ポガーチャ」は、こちら♡
「過発酵」の対策は?
夏の暑さが原因で、今回は「過発酵」になってしまいましたが。
どうやって防ぐことができるかな?と調べてみました。
イースト菌は25℃以上になると元気に働くようなので。
発酵時間を少なくするといいようです◎
次回は、こんなことにならないように。。
真夏の暑い日のパン作りは、
タイマーを使わずに、パン生地の様子を見ながら作ることがポイントのようです◎
では、【ハンガリー料理】カッテージチーズとチーズのミニパン「Túrós pogácsa :トゥーローシュ ポガーチャ」を今回は250gのカッテージチーズを使用して作ります◎
「過発酵」になってしまった様子を含めて、作り方・レシピをご紹介します♡
【ハンガリー料理】カッテージチーズとチーズのミニパン「Túrós pogácsa :トゥーローシュ ポガーチャ」作り方・レシピ。
:材料:
- カッテージチーズ 250g
- 薄力粉 250g
- バター 200g
- 塩 小さじ2/1
- ドライイースト 3g
- 牛乳 大さじ1
- チーズ 約30g
- 卵(照り出し用) 適量
:作り方:
1. ボウルにカッテージチーズ、薄力粉、バター、塩、ドライイースト、牛乳を入れて混ぜ合わせます。
2. 生地が乾かないようにラップなどをして、室温で30分置いておきます。
30分後。
3. 台の上にラップを敷き、生地、ラップとのせて、生地を伸ばしていきます。
4. 生地を三つ折りにして、半分に折りたたみます。
5. 乾かないようにラップなどで包んで置いておきます。
この工程を30分x2回、繰り返します。
この時、30分ではなく20分または15分でもよかったのかな、、と。
1時間後。
発酵が進んで、膨らんでいます。。
乾燥防止のためにかぶせていたラップがパンパンに。。
オーブンを200℃に設定して温めはじめます◎
6. 生地を約1cmの厚さに伸ばします。
7. 型抜きをしていきます。※
8. 天板の上にオーブンペーパーを敷き、型抜きしたものを並べていきます。
※ハンガリーでは、小さい丸型が一般的ですが、お好きな型で◎
9. 器に溶き卵を作り、チーズを用意します。
10. 天板の上に並べた型抜きした生地の上に、溶き卵をハケなどで塗ります。
11. チーズをのせます。
12. 温めていたオーブン200℃で約20ほど焼きます。※
※オーブンによっても焼き加減が違うので、焦げないように注意しながら焼くと◎
13. できあがり♡
今日は、真夏の暑い日のパン生地作りの失敗「過発酵」について。
暑い日はパン生地の膨らみが早くなるので。
様子を見ながら、、作ることが大事かな、と◎