フィンランド産バター「Valio:ヴァリオ」
天然酵母パンが焼けてくるいい香りがキッチンに立ち込めてくると。
焼きたてパンにバターをた〜っぷり塗って。
とろ〜りと溶けたバターと一緒にパンを食べることを想像してワクワク。
楽しみのひとつになっています。
そんな天然酵母パンに合わせて食べる、バターの食べ比べ!
前回は、アイルランド産のバター「Dublin Dairy:ダブリン デイリー」
今日は、第5弾!フィンランド産バター「Valio:ヴァリオ」についてご紹介します◎
以前の記事、アイルランド産バター「Dublin Dairy:ダブリン デイリー」は、こちらからどうぞ♡
フィンランドと乳製品。
フィンランドに行った時に食べた「Lohikeitto:ロヒケイット」
たっぷりのディルとサーモンの入ったクリームスープ。
と〜っても美味しかったので、海のないハンガリーで作るには、、
鮭ではなく。
鶏肉で作れるかな〜?!とフィンランド人の友人に聞いてみたけれど。。
フィンランド語で「Lohi:ロヒ」は、鮭だから、、「Lohikeitto:ロヒケイット」にはならないよ〜と。
そう言われながら、、強引に鶏肉で作ってみたフィンランド風のスープ◎
フィンランド風のスープ、
牛乳で作る「鶏肉とディルのクリームスープ」レシピ。は、こちらからどうぞ♡
フィンランドの食べ物!といえば。
酸味の効いたライ麦のパンや、ブルーベリーやトナカイのお肉など。
フィンランド人の友人によると、フィンランドの乳製品はとても美味しい!とか。
そんな話の後。
先日、ハンガリーのスーパー「GRoby:ゲーロビ(ハンガリー語読み)」で偶然見つけた、フィンランド産のバター「Valio:ヴァリオ」
Valio:ヴァリオ社。
フィンランドの乳酸品のメーカーの中でも最も大きい企業のひとつValio:ヴァリオ社。
取り扱っている製品は、チーズやバター、ヨーグルト、牛乳など。
フィンランドの85%の牛乳を使って乳製品を生産しているそうです。
1905年に17の酪農業者と協同組合として「バター輸出協同組合Valio」という名前で設立されました。
輸出先は、主にイギリス。
しかし。
輸出する間に品質が落ちる、冬の間の牛乳の質が下がる=乳製品の質が下がるという大きな問題があり。
当時、Valio社の研究室で働いていたArtturi Ilmari Virtanen:アルトゥーリ イルマリ ヴィルタネン博士がバターを保存する方法「AIV塩」と牛乳の品質を改善する「AIVサイレージ」を発明し、この問題を解決!
ノーベル賞を1945年に受賞しました。
そんな歴史のあるフィンランドのバター「Valio:ヴァリオ」
早速、開けてみます。
色は、ちょっと濃いめのクリーム色。
バターナイフでカットしてみると、なかなかクリーミーな感じ◎
受賞歴のあるバター。
このフィンランドのバター「Valio:ヴァリオ」には、2種類あって。
- お塩が入っていない(unsalted)銀色のパッケージ
- お塩が入っている(salted)と金色のパッケージ
今回は、あえてお塩の入っていない銀色の無塩バターをチョイス◎
実は、この「Valio:ヴァリオ」の無塩バターは、アメリカのウィスコンシン州で開催された世界選手権チーズコンテスト2018でベストオブクラスを受賞したもの。
添加物が一切入っていない、天然のバター。
本当に自然なお味のするバターです◎
昨日ご紹介しました、夏の天然酵母パン作り。
ちょっと失敗してしまいましたが。
焼きたてパンにバターをたっぷりと塗って、美味しくいただきました◎
【天然酵母】夏の天然酵母パン作り。パン生地がゆるくなってしまう原因とは? は、こちらからどうぞ♡
これまで、イタリア、ベルギー、アイルランド、フィンランドなど様々な国のバターを食べ比べしていますが。
それぞれにバターのお味、特徴と少しづつ違いがあり。
バターが出来上がるまでのストーリーがあって面白いな〜と。
まだまだバターの食べ比べ、してみたいと思います◎