【ハンガリー料理】トマトピューレで作る!パプリカの肉詰め 「Töltött paprika:トゥルトゥットゥ パプリカ」
夏になるとハンガリー人が食べたくなる家庭料理、パプリカの肉詰め。
「Töltött paprika:トゥルトゥットゥ パプリカ」
以前にもトマト缶を使って、このパプリカの肉詰め「Töltött paprika:トゥルトゥットゥ パプリカ」の作り方・レシピをご紹介しましたが。
肉だねにごはん(お米)が入っていて。
食べ応えのあるもちもちのパプリカの肉詰め。
今日は、トマトピューレを使っての作り方をご紹介します♡
以前の記事、【ハンガリー料理】パプリカの肉詰め 「Töltött paprika:トゥルトゥットゥ パプリカ」作り方・レシピ。 は、こちらからどうぞ♡
セロリの葉を入れて作るトマトソースは、ほのかにセロリの香りと甘酸っぱさが特徴◎
トマト缶で作るものと、トマトピューレで作るトマトソースの違いは何かな?というと。
好き好きだと思いますが。
トマトピューレで作るものは、とろっとしてパプリカの肉詰めに絡みやすく。
トマト缶で作るトマトソースは、割とさらりとした感じ。
トマトピューレと隠し味に白ワインをほんの少し入れて作る、パプリカの肉詰め「Töltött paprika:トゥルトゥットゥ パプリカ」
「トマトピューレ」と「トマト缶」の違いとは?
ハンガリーでパプリカの肉詰めを作る時。
トマトを濃縮した缶詰「sűrített paradicsom:シューリーテット パラディチョム」というトマトクリームを使う方が多いのですが。
トマトジュースで作ったり、トマト缶、トマトピューレを使ったりする方も◎
さて。
「トマトピューレ」と「トマト缶」の違いとは何でしょう?
湯むきにしたトマトを缶に詰めているものが、トマト缶。
トマトピューレは煮詰めて、裏ごししたもの。
トマトピューレはよくイタリア人が使用しますが。
煮詰めているので、トマトのお味が濃厚◎
これがイタリアで好んで使われる理由でしょうか。
例えば。
以前にご紹介しました「ソレント風のニョッキ」Gnocchi alla sorrentina:ニョッキ アッラ ソレンティーナ。
ニョッキに合わせるトマトソースは、トマト缶ではなく。
濃厚なトマトピューレを使って作ります◎
以前の記事、イタリア人の友人直伝!「ソレント風のニョッキ」Gnocchi alla sorrentina:ニョッキ アッラ ソレンティーナ。作り方・レシピ。 は、こちらからどうぞ♡
では、【ハンガリー料理】トマトピューレで作る!パプリカの肉詰め 「Töltött paprika:トゥルトゥットゥ パプリカ」作り方・レシピ。をご紹介します♡
【ハンガリー料理】トマトピューレで作る!パプリカの肉詰め 「Töltött paprika:トゥルトゥットゥ パプリカ」作り方・レシピ。
:材料:
パプリカの肉詰め
- パプリカ 8個(小さめのもの)
- 豚ひき肉 700g
- 玉ねぎ 大1個
- にんにく 2片
- お米(炊いたもの) 150g
- たまご 1個
- パプリカパウダー 大さじ1
- 塩 小さじ2
- 黒こしょう お好みで
トマトソース
- トマトピューレ 540g※
- 小麦粉 大さじ2
- オリーブオイル 大さじ2
- お水(トマトピューレのボトル1本分) 約540g
- 白ワイン 大さじ1
- セロリの葉(またはセロリ) 適量
- 塩 お好みで
- こしょう お好みで
- 砂糖 小さじ2
※トマトピューレは購入したものが540gでしたが、400gでも◎
:作り方:
パプリカの準備。
1. パプリカをよく洗います。
2. パプリカのヘタの部分をナイフでカットして、くり抜きます。
3. パプリカの中の種をよく洗って、きれいにします。
肉だねを作る。
1. たまねぎ(粗みじん切り)、にんにく(粗みじん切り)をカットします。
2. 大きめのお鍋(パプリカの肉詰めを煮込むお鍋)にオリーブオイルを入れて、①に塩こしょうをして炒めます。
3. ボウルに豚ひき肉、ごはん(冷えたもの)、パプリカパウダー、塩、こしょう、たまご、②の玉ねぎとにんにくも加えて混ぜます。
トマトソースを作る。
1. 玉ねぎとにんにくを炒めたお鍋に、オリーブオイルと小麦粉を入れて弱火で炒めます。
2. トマトピューレを入れて混ぜます。
3. お水、白ワインを入れて焦げないように混ぜながら火にかけます。(弱火〜中火)
4. とろっとしてきたら、塩、こしょう、砂糖を入れて混ぜます。
パプリカの肉詰めを煮込む。
1. 準備したパプリカに、肉だねを詰めます。
2. トマトソースの中に①を入れます【写真左】
3. 余った肉だねを肉団子にして入れます【写真右】
4. フタをして弱火〜中火で煮ていきます。
※パプリカなどから水分が出てくるので、様子を見ながらお水の量は調整します◎
5. セロリの葉(またはセロリ)を加えて煮ていきます。
6. フタをしてコトコトと約1時間煮ていきます。(弱火)
約30分煮込むとセロリの葉がくたっとしてきます【写真左】
1時間後、ふんわりセロリが香るトマトソースとパプリカの肉詰めからいいお味が出てきます◎
7. お皿に盛り付けて、できあがり♡