パプリカとナスのソース「ajvar:アイヴァル」
「ajvar:アイヴァル」はクロアチアやセルビアなどバルカン諸国で食べられているパプリカとナス、にんにくを使ったソース。
焼いたお肉に添えて食べたり、パンに塗って食べたり、サラダに混ぜてみたりといろいろと使える万能ソース◎
アイヴァルをはじめて食べたのは、クロアチアに行った時。
ハンバーグのような、ソーセージのようなお肉「ćevapčići: チェヴァプチチ」に生のたまねぎを細かく切ったものとアイヴァルが添えられて出てきました。
生のたまねぎのつーんっとする辛いものがあまり得意ではなく。。
赤い謎のソース何だろう、、と食べてみると、、
お肉に生たまねぎ、アイヴァルのコンビネーションがと〜っても美味しい!
冷えたビールにもぴったり◎
それから旬の夏野菜「パプリカ」と「ナス」が美味しい時期に作る一品です。
長期保存可能のアイヴァル。
「Ajvar:アイヴァル」
ハンガリー語で「Ajvár:アイヴァール」は保存することも可能◎
保存する時は熱湯消毒した瓶に、できたてのアイヴァルを瓶に入れ、ソースを入れたあと表面を覆うようにオリーブオイルを入れる。これだけで長期保存もOK!
以前、ハンガリーの農家の友人にカーピアパプリカをグリルやオーブンで焼いて食べるのが一番美味しいよ!と教えてもらっていたので、アイヴァルを作りながら一口お味見♡
ただオーブンで焼くだけでパプリカの旨味とお味がぎゅっと濃厚に、そして食感はとろとろになるパプリカは本当に絶品!
では、カーピアパプリカ、ナス、にんにくを使った万能ソース【アイヴァル(Ajvar)】のレシピご紹介します♡
アイヴァル:パプリカとナスのソース。
:材料:
- カーピアパプリカ 600g
- ナス 500g
- にんにく 5片
- 塩 10g (お好みで)
- こしょう 適量
- 砂糖 小さじ1
- 酢 大さじ1 (リンゴ酢使用)
:作り方:
※オーブンを200℃に温めはじめる。
1. パプリカ、ナスを洗いオーブンに入れる鉄板にオーブンペーパーをひいて並べる。
2. にんにくの皮を剥き、みじん切りにする。
3. ナスに爪楊枝などで穴を全体に開ける。
4. オーブンにナスとパプリカを入れ焼いていく。(焼き時間はオーブンによって違うので焦げないように焼くと◎)
5. パプリカがいい感じになってきたので、オーブンから取り出す。(約15分焼きました)
6. オーブンから出して少し冷めたパプリカの皮を剥いていく。
7.ナスをオーブンから取り出す。(約30分焼きました)
8. にんにくのみじん切りをフライパンに入れオリーブオイルで炒める。
9. パプリカとナスの皮、種などを取り除いて、カットしたものをフライパンに入れる。
10. 塩、こしょう、砂糖、酢を入れ、弱火でフタをしながらナスとパプリカがぺとぺとになるまで煮る。(約30分煮ました)
11.ペとぺとになったら、フードプロセッサーで細かく刻んでできあがり♡
私がクロアチアで食べたアイヴァルと最高のコンビーネションだった”チェヴァプチチ”と生たまねぎを添えて美味しくいただきました♡
保存したい分は熱湯消毒した瓶に温かいうちに詰めて、保存。
オーブンで焼いて、皮を剥いて作るアイヴァルはちょっと手間がかかりますが、旬の夏野菜を使って冬に向けて保存できる、美味しい保存食◎
今日はちょっとフードプロセッサーで細かくしすぎたので、、次回はもう少しざっくりパプリカとナスが味わえるくらいの大きさにしてみようかな。
明日は、アイヴァルにぴったりの【チェヴァプチチ】レシピをご紹介します♡