リコッタチーズとじゃがいものオーブン焼き「Pasticcio di patate e ricotta」
リコッタチーズとマッシュポテト、ベーコンを混ぜて。
パン粉とパルメザンチーズをかけてチーズたっぷりのオーブン焼き。
「Pasticcio di patate e ricotta:パスティッチョ ディ パターテ エ リコッタ」
イタリア語の意味は、
Pasticcio:パスティッチョ =パイ、ごちゃごちゃに混ぜる。
di:ディ =〜の
patate:パターテ =じゃがいも
e:エ =〜と
ricotta:リコッタ =リコッタチーズ
「リコッタチーズとじゃがいものごちゃ混ぜパイ(オーブン焼き)」
先日、洋梨とリコッタチーズを使って作るケーキをご紹介しました。
その残りのイタリアのチーズ「リコッタチーズ」を使って。
じゃがいものオーブン料理を作ります。
リコッタチーズと洋梨のケーキ「Torta Ricotta e Pere:トルタ リコッタ エ ペーレ」作り方・レシピ。は、こちらからどうぞ♡
今朝のブダペストのお天気は、雨。
気温は、10℃。
なんだかぐんっと冷えて、ますます秋の色が深まってきそうです。
寒くなってくると食べたくなる、オーブン料理◎
以前、イタリアの友人宅でご馳走になって美味しかったな〜と思い出しながら作る、リコッタチーズとじゃがいものオーブン焼き「Pasticcio di patate e ricotta」
茹でたじゃがいもをマッシュポテトにして、リコッタチーズ、卵などの材料と混ぜて。
オーブンで焼くだけ。
パン粉とパルメザンチーズをかけて焼いた表面はカリッと。
じゃがいもとたっぷりのチーズがほっこりする一品◎
以前ご紹介しました、パルメザンチーズとパン粉を使ってオーブンで作る!揚げない「イタリアンチキン」のレシピは、
オーブンで作る!揚げない「イタリアンチキンカツ」作り方・レシピ。こちらからどうぞ♡
たんぱく質たっぷり!リコッタチーズ。
先日、洋梨とリコッタチーズのケーキの際にも「リコッタチーズ」についてご紹介しましたが。
イタリア語でricotta:リコッタは、
ri:リ =再び
cotta: コッタ =煮た
「再び煮た」という意味。
チーズを作る工程の際に生じるホエー(乳清)を煮詰めてできるものが「リコッタチーズ」
脂肪分の少ないホエー(乳清)を使って作るリコッタチーズは、脂肪分が少なくたんぱく質がとっても豊富!
作り方は、蒸気をホエーに通して80〜90℃ほどまで加熱して。
たんぱく質を浮かび上がらせて、その固まったものをザルやチーズクロスと呼ばれるもので水分を抜いて。
出来上がったものが、リコッタチーズ。
たんぱく質の量を牛乳と比較すると、
【100gあたり】
- リコッタチーズ 11g
- 牛乳 3.4g
リコッタチーズは、牛乳の約3倍以上のたんぱく質が含まれているのですね◎
食感は、ちょっと裏ごししたお豆腐のような感じ。
さっぱりとしていながら旨味もあり、いろんなお料理に使えることが特徴のチーズ。
では。
今日は、イタリアのチーズ「リコッタチーズ」を使って。
リコッタチーズとじゃがいものオーブン焼き「Pasticcio di patate e ricotta:パスティッチョ ディ パターテ エ リコッタ」の作り方・レシピをご紹介します♡
リコッタチーズとじゃがいものオーブン焼き「Pasticcio di patate e ricotta」作り方・レシピ。
:材料:
- じゃがいも 500g
- リコッタチーズ 125g
- たまご 1個
- チーズ(ピザ用など) 100g
- ベーコン 30g
- 塩 少々
- 黒こしょう 少々
- パン粉 大さじ1
- パルメザンチーズ 大さじ1〜2※
- タイム(飾り用) お好みで
※パルメザンチーズがない場合は、バターでも◎
:作り方:
1. じゃがいもを皮が付いたまま、柔らかくなるまで茹でます。
2. じゃがいもの皮をむいて、ボウルに入れます【写真左】
3. ポテトマッシャーなどでマッシュポテトを作ります【写真右】
オーブンを180℃に設定して温め始めます。
4. ③にリコッタチーズ、たまご、塩、黒こしょうを入れて混ぜ合わせます。※
5. チーズ(ピザ用など)ベーコン(角切り)を加えて混ぜませます。※※
※ お塩は、チーズやベーコンから塩気が出てくることを想定して、少し加えます◎
※※今回は、チーズは角切りにして加えました◎
今日使用する耐熱容器はこちら◎
6. 耐熱容器にバターを薄く塗って、⑤を入れます。
7. パン粉をかけます。
8. パルメザンチーズをかけます。※
※パルメザンチーズがない場合は、バターでも◎
9. 温めていたオーブン180℃で約40分焼きます。※
※オーブンによって焼き加減が違うので、いい色になるまで焼くことがポイント◎
10. 温かいうちにカットして【写真左】、お皿に盛り付けてできあがり♡【写真右】
※お好みでハーブ(今回はタイムを使用)をのせても◎