ハンガリーの18都市でオゾン濃度が高い?!
今週のお題「怖い話」
8月に入って気にになっていたハンガリーのニュースのひとつ。
『ハンガリーのたくさんの都市で驚くほどオゾン濃度が高い』という記事。
午後の暑い時間帯にオゾン濃度は特に高くなり、オゾン濃度が高いと慢性的な呼吸器疾患、喘息などの持病を持っている方は呼吸困難や咳の症状が出るため屋外に出てスポーツなどしないようにしてください、と。
私もかつて喘息経験者なので、このような記事を見つけると恐怖で無条件に反応してしまいます。8月10日の記事によると、ブダペスト、ジュール、ペーチ、エゲルなどを含む18都市。8月14日の記事によると、ブダペスト、ジュール、ペーチは除外され、ケチケメート、ミシュコルツ、エゲルなどを含む18都市がオゾン濃度が高く危険だと発表されています。
オゾン濃度が高いと警告の出た日のブダペスト。
いいお天気だな〜っとのんきに何も知らずに歩いていた私には何がどう空気が違うのか、、全く何も感じられませんでしたが。。
オゾンって?
オゾンは大気中にある気体で、独特な臭いあり。紫外線を利用したコピー機、静電気式空気清浄機などがオゾンを発生した時に発するあの臭い。大きいコピー機の印刷される時の臭い、空気清浄機の消毒のような臭いがそうなのかな。。
オゾンは強い酸化力を持ち、分解しやすいので除菌・脱臭・脱色などの用途で幅広く利用され、日本とアメリカでは食品添加物としても認可されているようです。
オゾン濃度って?
ハンガリーのニュースになっていたオゾン濃度について。
なぜ呼吸器疾患を持病に持っていると危険なのか、気になって調べてみました。
オゾンは呼吸する時に吸引され、水分に吸収されにくいので、肺の奥まで入ってしまうこともあるそう。オゾン濃度が高くなればなるほど強い酸化力が呼吸器へダメージを与える、と言うことなのかな。低濃度であれば身体に害はない、ということだけど、、
目に見えないオゾン濃度。高いということは、身体に変化が起こりそうで怖い。。
森林とオゾン。
オゾン濃度は残念ながら、毎年世界的に上昇傾向にあるそうで、、
人の身体への影響と同様、植物にとっても悪い物質のよう。
森の中で清々しい空気を吸っていると、そんなオゾン濃度が高いなんて信じられないけれど、、植物の葉にオゾンが吸収されると光合成されにくくなり、二酸化炭素の吸収量が低下するそう。。
こんなにオゾン濃度が高いと危険!っとわかった一方で、オゾンが存在してくれていないと困る場合もあって、、それは紫外線から私たちを守ってくれるオゾン層。
なくてはいけないものだけれども、ありすぎると困るという難しいこのオゾン。オゾン層の破壊は進まないように、そして、オゾン濃度が低くなるように。。バランスよく保つ秘訣なんてあるのかな、、なんとも興味深いオゾン。いろいろ調べてみたいなと思います。