【ハンガリー】緑豊かなブダペストの市民公園に溶け込む建物「ハンガリー音楽の家」
すっかりブダペストも木々が黄色く染まり、秋らしくなってきましたが。
今日は、食欲の秋ではなく、芸術の秋ということで。
ハンガリーで話題の建物「ハンガリー音楽の家」についてご紹介したいと思います。
ハンガリー語で、Magyar Zene Háza:マジャール ゼネ ハーザ。
Magyar:マジャール =ハンガリー
Zene:ゼネ =音楽
Háza:ハーザ =(〜の)家
ハンガリー音楽の家。
以前、世界遺産に登録されているブダペストの「英雄広場」と「市民公園」をご紹介しました。
英雄広場を通り抜けると、ハンガリー人の憩いの場所でもある緑豊かな「市民公園」が広がっています。
以前の記事、【ハンガリー】世界遺産に登録されている、ブダペストの「英雄広場」と市民公園。は、こちらからどうぞ♡
市民公園は、ハンガリー語で「Városliget:ヴァーロシュリゲット」
ブダペストの市民公園がさらに豊かになるために、
ヨーロッパ最大の都市開発プロジェクト「リゲット ブダペスト プロジェクト」の一つとして「ハンガリー音楽の家」も建設されました。
ハンガリー音楽の家の設計は、なんと!日本の建築家藤本壮介さんによる建物。
先日、ドイツのミュンヘンEXPO REALで行われたコンクールでの受賞がニュースになってましたが。
ロンドンで開催されたインターナショナル プロパティ アワードや、アメリカン ミュージック シティーズ アワードなど音楽をテーマにした不動産開発の賞を「ハンガリー音楽の家」が受賞されたそうです◎
ハンガリー音楽の家「Magyar Zene Háza:マジャール ゼネ ハーザ」
ブダペストの英雄広場から市民公園の中を通り、てくてく歩いて行くと。
以前、オリーブオイルで作る「サワーチェリーとヨーグルトのケーキ」の時にもご紹介しました湖が左手に見えてきます。
以前の記事、オリーブオイルで作る「サワーチェリーとヨーグルトのケーキ」作り方・レシピ。 は、こちらからどうぞ♡
この気球も実は、ヨーロッパ最大の都市開発プロジェクト「リゲット ブダペスト プロジェクト」の一つのようで。
120年前も人気のアトラクションとして、気球に乗ることができたそうです◎
さて。
この湖を横に、さらに歩いていくと。
公園の緑の中に溶け込んでいるちょっと珍しいデザインの建物「ハンガリー音楽の家」が見えてきます◎
屋根のデザインがとっても特徴的だな〜と、見上げていると。
ハンガリーの音楽の家の関係者の方?が、
音の動きを表現するために波の様な(動きのある)デザインになっているそうよ〜、と教えていただきました◎
屋根の中にぽこぽこと窓のような丸い穴が空いていて。
そこに育っていた木は、そのまま残して建築されたんだろうな〜と。
自然と建物の融合◎【写真左】
さらに、中へ入ってみると。
天井は、外と同じ様なデザインになっていて。
外の大きな木の葉のようにも見えてきました◎
建物の壁はほぼガラス。
中に入っても外にいるような感じです◎
外の緑と光と、建物と。
ただただ、幻想的な世界がすごいな〜と。【写真右】
中の天井をよくみると、ところどころ窓になっていて。
ここからも光が中へ入ってきています◎
ぐるっと中を見ていると。
過去と現在の様子が書かれているものを発見しました◎
【写真左】が、ハンガリー音楽の家が建つ前。
【写真右】が、現在。
何年も使用されていなかった建物の場所に、この「ハンガリー音楽の家」ができたようです◎
ハンガリー音楽の家には、コンサートホールや野外ステージ、展示会スペースなどがあり。
これからハンガリー音楽の情報発信する新たな場所として、注目を浴びているスポットです◎