ハンガリーで作る「賀茂なすの揚げ浸し」と「ナスの変色を防ぐポイント」
なすの女王と呼ばれる丸い形が特徴の「賀茂なす」
素揚げしたものをタレにつけて。
冷たくして、よ〜くお出汁がしみたお味がやみつきになる「賀茂なすの揚げ浸し」
以前、ズッキーニとナスとパプリカの揚げ浸しをご紹介しました。
以前の記事、ズッキーニとナスとパプリカの揚げ浸し。作り方・レシピ。 は、こちらからどうぞ♡
今日は、ハンガリーの農家の友人が大事に大事に育てた「賀茂なす」を使って作る「賀茂なすの揚げ浸し」
昨年、突然「Kamo:カモが採れたよ〜!」と嬉しそうに友人から連絡がきて。
まさか、ハンガリーで賀茂なすに出会うと思わなかったので、、本当に驚きました。
何にしようかな〜っと迷った結果。
賀茂なすの定番!
田楽味噌が相性ぴったりの「賀茂なすの田楽」をフライパンで作ってみました◎
ハンガリーで作る「賀茂なすの田楽」作り方・レシピ。 は、こちららどうぞ♡
今日は、「賀茂なすの揚げ浸し」
暑い日に作り置きして、冷蔵庫で冷やして置いておくと。
油で揚げた賀茂なすとお出汁がシュワーっと染みて◎
暑い夏にぴったりのおかずかな〜っと。
材料は、賀茂なす、揚げ油、お水、昆布、粉末かつおだし、醤油、酒(または白ワイン)、砂糖(きび砂糖使用)、塩。
作る手順は、5つ。
- お出汁たっぷりのタレを作る。
- 賀茂なすを切る。※
- 油で揚げる。
- ①のタレに浸ける。
- 冷蔵庫で冷やす。
賀茂なすの独特な食感と甘味が美味しい揚げ浸し。
油で揚げて、お出汁たっぷりのタレに浸けるだけで、できてしまう一品◎
しかし。。
ナスを油で揚げた後、きれいな紫色のナスの皮が変色して緑のような色に。。
ナスの変色を防ぐポイントは?
貴重な「賀茂なす」を揚げて。
熱々のうちにお出汁につけて、、とるんるんだったのですが。。
みるみると色が変わっていったので、、なぜナスが変色したのか?調べてみました。
ナスが変色する理由は、ナスに含まれる水分。
ナスの水分が水蒸気となって、触れることにより変色すると。
なので。
変色を防ぐためのポイントは、3つ。
- たっぷりの油で揚げる。
- なすの皮から揚げる。
- 一度にたくさんのナスを油に入れない。
ナスをしっかりと油でコーティングして揚げることで、変色を防ぐことができる、と◎
少量の油で揚げたこと、欲張って一度にたくさんのナスを入れて揚げたこと、、これが原因だったようです。
次回は、変色を防ぐポイントを守って試してみたいな、と思います◎
では。
ハンガリーで作る「賀茂なすの揚げ浸し」作り方・レシピをご紹介します♡
ハンガリーで作る「賀茂なすの揚げ浸し」作り方・レシピ。
:材料:
- 賀茂なす 2個
お出汁たっぷりタレ
- お水 300cc
- 昆布 お好みで
- 粉末かつおだし お好みで
- 醤油 大さじ2
- 酒(または白ワイン) 大さじ2
- 砂糖(きび砂糖使用) 小さじ1.5
- 塩 少々
※今回、お出汁は昆布と粉末かつおだしを使用しました。
めんつゆを使用する場合は、お水でお好みの濃度に薄めて作ると◎
:作り方:
お出汁たっぷりタレを作る。
1. 小さいお鍋にお水、昆布、粉末かつおだしを入れます。
2. お醤油、酒(または白ワイン)、砂糖、塩を入れて一煮立ちさせます。
3. 揚げ浸しを作る容器に②を入れて冷まします。
賀茂なすを揚げる。
4. 賀茂なすを一口大の乱切りにします。
5. キッチンペーパーなどで水分を取ります【写真左】
6. お鍋に揚げ油を入れて、⑤のナスを揚げていきます【写真中央・右】※
※揚げ油はもっとたっぷりと使い、賀茂なすを入れる量は減らして作り、なすの皮を下にして揚げると、、ナスの変色が防げるかな、と。。
7. 揚げたての熱々の賀茂なすを③のタレにつけていきます。
8. 粗熱を取って、冷蔵庫で冷やします。
9. 器に盛り付けて、できあがり♡
今回は、ハンガリーで作る「賀茂なすの揚げ浸し」とナスの変色を防ぐポイントについてご紹介しました。
ナスの色は変色してしまいましたが、、
賀茂なすの歯応えのある食感と甘味。
油で揚げることで旨味とコクがアップして、お出汁が染みたお味は、ご飯にぴったり◎
どこにいても、和食をいただくとほっこりする瞬間だな〜と◎