こにはめも

ハンガリーのキッチン「Konyha:こには」 より料理とレシピのメモ

【天然酵母】日本で2日で作る!天然酵母の「胚芽パン」パン生地の作り方・レシピ。

【天然酵母】日本で2日で作る!天然酵母の「胚芽パン」

元気な天然酵母、強力粉、小麦胚芽、お水、塩を混ぜて、日本で作る「胚芽パン」

 

以前、日本で作る!「基本の天然酵母パン」の時に、天然酵母パンを作る手順をご紹介しました。

いつもは、3日かけて作る「天然酵母パン」

 

作る流れは、

  • 1日目  自家製天然酵母を元気にする日。
  • 2日目  元気な自家製酵母を使って、パン生地作り。(オーバーナイト法)
  • 3日目  パンの形を作り、焼く。

 

【天然酵母】日本で作る!「基本の天然酵母パン」パン生地の作り方・レシピ。 は、こちらからどうぞ♡

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しかし。

明日うちでランチに来ない?と、嬉しいお誘いがあり。

突然、天然酵母パンを持っていこう!と前日のお昼に思いつきました。。

 

1日目に、天然酵母を元気にして、パン生地作り。

2日目に、パンの形を整えて、焼く!と、

自家製天然酵母を使って「胚芽パン」を2日で焼いてみました◎

【天然酵母パン】日本で2日で作る!「胚芽パン」

【天然酵母】日本で2日で作る!天然酵母の「胚芽パン」

暑い夏を有効活用!

本来は、パン生地を作る前日に、

冷蔵庫で保存している天然酵母と強力粉、お水とぐるぐる混ぜて、約8〜12時間かけて元気になってもらうように用意しておくのですが。

 

パン生地を作る、その日のお昼に天然酵母の用意を開始!

今年の夏は煮えるような暑さ。

気温も湿度も高い日本は、天然酵母にとっては元気になる好環境◎

天然酵母を元気にする工程。

早速、冷蔵庫で保存している天然酵母30g、強力粉80g、お水70gを混ぜて用意します。

焼きたてパンを持っていきたい、前日のお昼にスタートしたので、

どうなるかな〜っと思いながら、、

ぐるぐると混ぜて、おうちの中でも温かいところに置いておきました。

冷蔵庫で保存している天然酵母、強力粉、お水を混ぜて用意する。
冷蔵庫で保存している天然酵母、強力粉、お水を混ぜて用意する。
冷蔵庫で保存している天然酵母、強力粉、お水を混ぜて用意する。

約8時間後。

ゴムで印をつけたところから、約2倍ほどに膨らんで元気になっています!

約8時間で元気になってくれて、ちょっとホッとしました。

この天然酵母を使って、パン生地を作っていきます◎

約8時間後の天然酵母の様子。
約8時間後の天然酵母の様子。
約8時間後の天然酵母の様子。

強力粉のタンパク質(グルテン)の含有量。

以前、ハンガリーでいつも何気なく使っている「強力粉」と「薄力粉」についてご紹介しました。

 

小麦粉のタンパク質(グルテン)の含有量によって、薄力粉、中力粉、強力粉と分類されて。

タンパク質の多いものが「強力粉」

パンの仕上がりは、もっちもち。

タンパク質の少ない「薄力粉」は、ふわふわに仕上がる、と◎

 

以前の記事、ハンガリーの「薄力粉」と「強力粉」について。 は、こちらからどうぞ♡

konyhamemo.hatenablog.com

 

前回、天然酵母で作る「くるみパン」には「わたしのパン」という北海道産の強力粉を使用しました。

タンパク質の含有量は、11.2g。

 

【天然酵母】日本で作る!天然酵母の「くるみパン」パン生地の作り方・レシピ。 は、こちらからどうぞ♡

konyhamemo.hatenablog.com

今回使用する強力粉は、日清のパン専用小麦粉、特選強力小麦粉。

タンパク質は、100g当り13g。

 

前回よりも少し多めのタンパク質の量。

もっちもちに美味しく焼き上がってくれるといいな〜と、使ってみました◎

日清のパン専用小麦粉。
日清のパン専用小麦粉。
日清のパン専用小麦粉。

日本で作る天然酵母パン、第3弾!

2回作ってみましたが。

日本では湿度が高いため?パン生地がベタベタと扱いにくかったので、

いつも粉類に対して80%のお水を使用しますが、今回は75%使用します◎

 

では。

【天然酵母】日本で2日で作る!天然酵母の「胚芽パン」作り方・レシピをご紹介します♡

 

【天然酵母】日本で2日で作る!天然酵母の「胚芽パン」パン生地の作り方・レシピ。

天然酵母の準備
  • 天然酵母(冷蔵庫で保存しているもの) 30g
  • 強力粉 80g
  • お水 70g
パン生地
  • 強力粉   600g
  • 小麦胚芽 30g
  • 元気な天然酵母   180g
  • 水 450g※
  • 塩 10g
  • オリーブオイル 大さじ1

※粉類に対して、約75%のお水を使用します。

お好みで80%くらいにしても◎

:作り方:

パン生地を作る。

1. ボウルに強力粉、お水を入れます【写真左】

2. スプーンなどで混ぜ合わせた後、手でよく混ぜ合わせます【写真右】

ボウルに強力粉、小麦胚芽、お水を入れて混ぜる。
ボウルに強力粉、小麦胚芽、お水を入れて混ぜる。
ボウルに強力粉、小麦胚芽、お水を入れて混ぜる。

3. 乾かないようにラップなどをして、室温で約30分ほど置いておきます。

約30分後。

4. 元気な天然酵母を加えて、よく混ぜ合わせます【写真左】

5.  塩を加えて、よく混ぜ合わせます【写真右】

元気な天然酵母、塩を加えてよく混ぜる。
元気な天然酵母、塩を加えてよく混ぜる。
元気な天然酵母、塩を加えてよく混ぜる。

6. ボウルや保存容器※にオリーブオイルを入れ、混ぜ合わせたパン生地を入れます。

7. 乾燥しないようにフタ、またはラップなどをして、約45分休ませます。

※パン生地を冷蔵庫に入れて一晩寝かせるので、そのまま冷蔵庫に入れられる容器に入れると便利です◎

保存容器にオリーブオイル、パン生地を入れて約45分休ませる。

保存容器にオリーブオイル、パン生地を入れて約45分休ませる。
折り畳む工程。

約45分後【1回目】

8. 生地を折りたたんでいきます。※

生地の上の部分の端を両手でつかみ、ゆっくりと引き上げます。

正方形に折り畳むように、4方向から折りたたみます【写真左】

※濡れた手で作業をすると、パン生地が手にくっつきにくくなります◎

9. 折り畳んだ部分が下になるように、生地をひっくり返します【写真右】

10. この折りたたむ工程を約40分おきに3回行います。

11. 折り込む作業が終わったら乾燥しないようにフタやラップなどでカバーします。

詳しい折り畳む工程については、こちらからどうぞ♡

パン生地を折り畳む工程【1回目】
パン生地を折り畳む工程【1回目】
パン生地を折り畳む工程【1回目】
パン生地を折り畳む工程【1回目】

12. 約40分x3回の折り畳む工程が終わった後、フタをして約60分ほど室温に置いておきます。※

13. このパン生地をラップやフタなどをして一晩ほど冷蔵庫で寝かせます。

※いつもは、60分後このまま冷蔵庫に入れていましたが。

今回は、美味しく焼けてほしいな〜と念入りに。。

最後にまた折り畳んで、冷蔵庫に入れました◎

最後にもう一度、念入りにパン生地を折り畳み、冷蔵庫に入れる。
最後にもう一度、念入りにパン生地を折り畳み、冷蔵庫に入れる。
最後にもう一度、念入りにパン生地を折り畳み、冷蔵庫に入れる。
最後にもう一度、念入りにパン生地を折り畳み、冷蔵庫に入れる。

お昼に明日焼きたて天然酵母パンを持っていきたい!と思いつき、、
暑い夏の気候を使って、天然酵母に元気になってもらい。

突然、作ってみました◎

 

明日は、このパン生地を使って、パンの形を作り焼いていきます◎

【天然酵母】日本で2日で作る!「胚芽パン」パンの成形・焼き方。 は、こちらからどうぞ♡

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【天然酵母パン】日本で2日で作る!「胚芽パン」

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