色鮮やかに仕上げる!「いちごジャム」
旬の真っ赤な「いちご」
色鮮やかに仕上げるために、どうしたらいいのか?
ハンガリーの農家の友人に教えてもらった作り方で作る「いちごジャム」
先日、いちごにお砂糖をかけて、一晩冷蔵庫で寝かせて、
コトコトと煮て「いちごジャム」を作りました◎
一晩寝かせて作る「いちごジャム」作り方・レシピ。 は、こちらからどうぞ♡
色鮮やかに仕上げるポイントとは?
前回作った「いちごジャム」は、とろっとした濃い赤い色に仕上がりました。
煮はじめた時は、きれいな赤い色をしていましたが。
コトコトと煮ている間にだんだんと濃い赤、ボルドーのような色になってくるので。。
農家の友人にどうやったら色鮮やかに、きれいな「赤色」のいちごジャムを作ることができるのか?聞いてみました。
彼女の「いちごジャム」作りは、とにかく短時間で作ること!
アクも取らずに、ただただ強火で煮て、混ぜて、煮沸消毒した瓶に詰める。
これが色鮮やかに「いちごジャム」を作るポイント!と◎
材料は、いちご、お砂糖(きび砂糖使用)、レモン果汁。
作る手順は、3つ。
- いちごをよく洗いヘタをとる。
- いちごの上にお砂糖をかけ、室温に数時間※置いておく。
- いちごと水分を強火で約15〜20分煮る。
※今回は、6時間ほど置いておきました◎
前回は、いちごの上にお砂糖をかけて、冷蔵庫で一晩休ませて。
出てきた水分といちごをコトコトと煮て、ジャム作りをしましたが。
今日は、室温に置いて。
強火でグツグツ。
焦げないようにかき混ぜながら、短時間煮て、作ります。
できあがった「いちごジャム」は、使用しているお砂糖の量が少ないので、短時間で作るとジャムと言うより少しソースのような感じになりましたが。
色は、前回よりもきれいな赤に仕上がったかな、と◎
ジャムに使うお砂糖の割合。
ハンガリーで一般的に作られるジャムは、果物に対して、お砂糖の量は40〜50%。
私が作るいちごジャムは、果物に対して、お砂糖15%。
保存するため、短時間でとろっと仕上げるためにはお砂糖が多い方がいいのですが。
果物そのままを味わいたい!ので。
果物の甘さにもよりますが、何年もジャム作りをしている中で必要最低限の量かな、、と◎
ここ最近、夏のようなお天気が続いているブダペスト。
市場に行くと、マスクをしていても感じるような甘〜い香りの真っ赤ないちご。
売られていた農家の方に、「そろそろいちごも終わるよ〜」と。
次は、さくらんぼ、サワーチェリーの収穫が始まるそうです◎
では。
ハンガリーの農家の友人に教えてもらった作り方で、
色鮮やかに仕上げる!「いちごジャム」作り方・レシピをご紹介します♡
色鮮やかに仕上げる!「いちごジャム」作り方・レシピ。
:材料:
- いちご 1kg
- 砂糖(きび砂糖使用)※ 150g
- レモン果汁 大さじ1
※ハンガリーでは、果物の半分の量(50%)のお砂糖を使用することが一般的ですが。
いちご1kgに対してお砂糖(きび砂糖)を150g(15%)使用します◎
お砂糖の量はお好みで◎
:作り方:
いちごジャムの下準備。
1. いちごを流水でよく洗います。
2. いちごのヘタを取りながら、約半分の量(500g)をお鍋の中へ入れていきます。※
3. お砂糖(75g)をかけます。
4. ③の上にヘタを取ったいちご500g入れて、お砂糖75gをかけます。
5. お鍋のフタをして、室温で数時間(3〜6時間)※※置いておきます。
※今回、1kgのいちごを半分に分けて、75gのお砂糖を2回に分けてかけました◎
※※いちごの水分が出てきたら◎
【6時間後】
いちごから水分が出てきています◎
いちごジャム作り。
1. 強火で煮ていきます【写真左】
2. 焦げないようによく混ぜながら約15〜20分煮ていきます。※
3. レモン果汁を加え、1〜2分煮たら火を止めます【写真右】
※農家の友人は、アクは貴重な果物の糖分なので取らないそうです。
ただただ、ひたすら混ぜてジャムを作ります◎
ビンの煮沸消毒&ジャムを詰める。
1. きれいに洗った瓶とフタをお鍋に入れて、ぐつぐつと約5分ほど煮ます。
2. 出来上がった温かいジャムを煮沸消毒した①の瓶に詰めていきます。
3. フタを閉じて、タオルや布巾などに包んでゆっくりと冷ましていきます。
できあがり♡