【フランス料理】オーブンで焼くだけ!じゃがいもグラタン「Gratin dauphinois:グラタン ドフィノワ」
じゃがいもに牛乳、生クリームとにんにくとナツメグの香りを加えて。
オーブンで焼くだけのフランスのじゃがいもグラタン「Gratin dauphinois:グラタン ドフィノワ」
「Gratin dauphinois:グラタン ドフィノワ」は、フランス南東部のドーフィネ発祥のフランス料理。
じゃがいもは茹でずに、生のままスライスしたものを耐熱容器に並べて。
塩、こしょう、にんにく、ナツメグ、牛乳、生クリームをかけてオーブンで焼くだけ◎
先日「ゴルゴンゾーラのチーズケーキ」をご紹介しました。
友人のお誕生日に赤ワインに合わせたケーキ、ということで作ったのですが。
その時に使用した生クリームが残っていたので、何にしようかな〜と「じゃがいものグラタン」を作ってみました◎
以前の記事、ワインにもぴったり!「ゴルゴンゾーラのチーズケーキ」作り方・レシピ。 は、こちらからどうぞ♡
耐熱容器に全ての材料を入れて焼くだけなので、
その間は別のことができるので。
オーブンまかせ◎
ベシャメルソースを使わないので、さらっとした感じのグラタン。
生クリームを加えて作るのでこっくりしたお味は残り。
お肉料理などの付け合わせてとしていただいても◎
ナツメグ「Szerecsendió:セレチェンディオー」
フランスのじゃがいもグラタンは、作り方も材料もとってもシンプル。
ポイントとなるスパイスは、「ナツメグ」かな、と。
ハンガリー語では、Szerecsendió:セレチェンディオーと呼ばれるナツメグ。
ハンガリーではお肉料理によく使われるスパイスですが。
フランスのじゃがいもグラタンを作りながら、
ハンガリーのじゃがいもとたまごのオーブン焼きも久しぶりに食べたいな〜なんて思ったり。
以前の記事、ハンガリー家庭料理「じゃがいもとたまごのオーブン重ね焼き:Rakott krumpli ラコットクルンプリ」レシピ。は、こちらからどうぞ♡
「ナツメグ」と言えば、ハンバーグによく使うスパイスとして知られていますが。
「ナツメグ」とは?
ニクズク属樹木のニクズクの種が、ナツメグ。
ニクズクの実は、あんずに似た長さ5cmの卵形の黄色い果実。
実はジャムやシロップ漬け、ピクルスにしたりして食べられるそうで。
実を割ると、中に赤い皮に覆われた種が出てきて。
その赤い皮のようなものも「メース」と呼ばれるピリッと辛味と苦味のあるスパイスに変身するとか。
そして。
この種の仁が「ナツメグ」のようです。
粉末にして売られていることもありますが、香りが飛びやすいのでおろし金ですりおろして使います◎
では。
【フランス料理】オーブンで焼くだけ!じゃがいもグラタン「Gratin dauphinois:グラタン ドフィノワ」作り方・レシピをご紹介します♡
【フランス料理】オーブンで焼くだけ!じゃがいもグラタン「Gratin dauphinois:グラタン ドフィノワ」作り方・レシピ。
:材料:
- じゃがいも 300g
- にんにく 1片
- 塩 小さじ1/2
- こしょう 少々
- ナツメグ 少々
- 生クリーム 50g
- 牛乳 350g
- パセリ お好みで
:作り方:
オーブンを200℃に設定して温めはじめます。
1. じゃがいもの皮を剥いて、約3mmくらいの輪切りにします。
2. 耐熱容器に①のじゃがいもを並べて※、塩、こしょうをします【写真左】
※少しづつ重なる感じで並べて、3回くらいに分けて重ねていきます◎
2段目、3段目のじゃがいもにも塩、こしょうをかけます。
3. ナツメグ、にんにくをすりおろしてかけます【写真右】
4. 生クリームと牛乳を入れます【写真左】
5. 耐熱容器を持ち上げて、右、左とぐるりと全体にクリームが行き渡るようにします【写真右】
6. アルミホイルを被せて、あらかじめ温めていたオーブン200℃で約1時間焼きます。
7. オーブンから取り出して【写真左】刻んだパセリをかけて【写真右】できあがり♡
イタリアのじゃがいもとリコッタチーズを使ったオーブン焼きは、
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