皮付き豚バラを使って作る「大根と豚の角煮」
トロトロになるまで煮込んだ豚バラ肉。
皮付きの豚バラ肉は、さらにぷるぷるな食感が食欲をそそられますが。
今日は、そんな皮付き豚バラを使って作る「大根と豚の角煮」
以前、圧力鍋で作る「大根と豚の角煮」をご紹介しました。
お鍋で作るとコトコトと煮る時間がかかりますが。
圧力鍋で作ることで、短い時間で柔らかく、味のしみた豚バラ肉と大根ができることが嬉しいポイント◎
以前の記事、圧力鍋で作る「大根と豚の角煮」作り方・レシピ。 は、こちらからどうぞ♡
今日は、お肉屋さんでおすすめしていただいた子豚の皮付き豚バラ肉を使って作る「豚の角煮」
ふと。
そんな皮付きの豚バラ肉を手に取って、、思い出した「東坡肉:トンポーロウ」
豚の角煮ととっても似ている気がしますが、、
数年前に中国人の友人から教えてもらった中華料理「東坡肉:トンポーロウ」の作り方と材料、そして、日本の「豚の角煮」の違いとは何かな?と。
そんな比較もしてみたいと思います◎
「豚の角煮」と「東坡肉:トンポーロウ」の違いとは?
中国人の友人が作ってくれた「東坡肉:トンポーロウ」
と〜っても美味しかったのでその時にレシピを教えてもらい、以前作ってみたのですが。
お料理は日本の角煮と似ているな〜と思いながら、、
皮付きの豚バラ肉、中国のお醤油を使うことなど、作り方も材料もちょっと違うな、と。
作り方は、いろんな作り方があるそうで。
揚げたり焼いたり、茹でたりしてから煮込む、と教えてくれましたが。
彼女のレシピは、まず皮付き豚バラを焼いて。
中国のお醤油、お砂糖、お酒と煮ること、と。
日本の角煮は下茹でをしてから作ることが多いように感じるので、ここはまず違う点かな、と。
材料は皮付き豚バラ肉とポロネギ、シナモン、ローリエ、八角、にんにく、など。
スパイスがちょっと違うこと。
そして、お醤油は中国のたまり醤油を使うことが大事!と。
スーパーでは手に入らないユニークなお肉が、500種類【ミートガイ】
豚バラ肉のとろとろ感は日本の角煮と似ていますが。
中国のたまり醤油とスパイスの香りが独特でクセになる感じがあるな〜と◎
さて。
日本の「豚の角煮」は?というと。
基本的には、下茹でした豚のバラ肉を調味料と一緒に甘辛く煮るものが「豚の角煮」のようですが。
ちょっと調べてみると、豚の角煮の起源は、中国の「東坡肉:トンポーロウ」のようで。
日本では、長崎県の「東坡煮:とうばに」とか、
鹿児島県、薩摩料理の「豚骨:とんこつ」と呼ばれる骨つきのお肉を煮込んだもの、
いつ日本に入ってきたかはわかりませんが、、
明治時代には村井弦斎が著した「食道楽」に「東坡肉:トンポーロウ」のレシピが載っていたようです◎
では。
今日は、皮付き豚バラ肉を使って作る「大根と豚の角煮」の作り方・レシピをご紹介します♡
圧力鍋で作る「大根と豚の角煮」作り方・レシピ。
:材料:
- 豚バラ肉(皮付き) 800g
- 大根 1本
- 生姜 1片
- 青ネギ お好みで
- 昆布 適量
- 酒(または白ワイン) 150cc
- 水 150cc
- 醤油 80〜100cc
- 砂糖 大さじ2
- はちみつ 大さじ2
- 白髪ネギ(飾り付け用) 適宜
:作り方:
1. 豚バラ肉(皮付き)を約3cmの厚さにカットします【写真左】
2. お鍋にお湯を沸かして、①を表面が白くなるくらいさっと下茹でをします【写真中央・右】
3. 圧力鍋に大根を約3cmにカットして、面取りしたものを入れます【写真左】
4. 昆布、②の下茹でをした豚バラ肉を入れ、生姜は皮付きのままスライスして、青ネギを入れます。
5. 酒(または白ワイン)、醤油、砂糖、はちみつを入れて圧力鍋のフタをして強火にかけます【写真右】
6. 圧力鍋のピンが上がってきたら、弱火にして20分煮ます。
7. 火を止めて、圧力鍋のピンが下がるまで待ちます。
8. ピンが完全に下がったら、フタを開けます。
9. フタを開けた状態で、再び火にかけて、煮汁をお好みで少し煮詰めます。
10. 器に盛り付けて、お好みで白髪ネギをのせて、できあがり♡
皮付き豚バラ肉を使ったハンガリー料理、
【ハンガリー料理】豚肉とキャベツの煮込み。Lucskos káposzta:ルチコシュ カーポスタ。作り方・レシピ。 は、こちらからどうぞ♡