【ハンガリー料理】お肉屋さんに聞いた「グヤーシュ 」gulyásleves:グヤーシュレヴェシュを作るポイントとは?
ハンガリーを代表するスープ「グヤーシュ 」gulyásleves:グヤーシュレヴェシュ。
以前にも「グヤーシュ」についてご紹介しましたが。
先日、市場へ行った時、お肉屋さんと立ち話をして。
お肉屋さんのグヤーシュの作り方、「美味しくなるポイント」を教えてもらったので。
今日は、そのポイントについてご紹介したいと思います。
以前の記事、【ハンガリー料理】「Gulyás leves:グヤーシュ レヴェシュ」作り方・レシピ。パプリカパウダーを入れるタイミングとは? こちらからどうぞ♡
夏時間から冬時間。
今日は朝からしとしとと雨が降り続き、、
予報では、最高気温8℃。最低気温2℃。
もう冬なのかな〜と思うような寒いお天気のブダペストです。
一昨日、10月31日に夏時間が終わり、冬時間が始まりました。
日本とハンガリーの時差は、夏時間の7時間から1時間広がって、8時間。
いつも11月に入ると。
夕方の16時くらいにはだんだんと暗くなってきて。
え?もう日が暮れたの?と思い、
朝も7時を過ぎても真夜中かな?と思うくらい真っ暗。
1時間の時差があることで、ちょっとは日が長くなったように感じるのかな〜と。
ブダペスト市内デアーク広場Deák Ferenc tér: デアーク フェレンツ テールに近くにある大きな観覧車「Budapset Eye:ブダペスト アイ」
夜の冷えた空気に観覧車の光が浮かび上がっているようで◎
お肉屋さんの「グヤーシュ」を作るポイント。
秋が過ぎ、冬を迎えようとしていますが。
先日、お天気の悪い日にお肉屋さんに行くと。
市場の中はがらんとしていて。
お天気が悪いとお客さんが少ないんだよ〜と立ち話スタート。
寒いので「グヤーシュ」を作ろうと思う、と話すと。
お肉屋さんの「グヤーシュが美味しくなるポイント」を嬉しそうに教えてくれました◎
ハンガリーを代表するお料理「グヤーシュ」
基本的に材料も作り方もほとんど同じですが。
作る人によってこだわりが様々。
お肉屋さんのこだわっているポイントは、
牛肉を煮込む時に、お水もワインも入れずに、パプリカとトマトがなくなって見えなくなるまで煮込むこと。
そして、根菜(ジャガイモを除く)を入れて。
コトコト煮込む。
このパプリカとトマトを煮込む工程がお肉屋さんのポイントのようです。
そして。
お肉を煮込む前に玉ねぎ、ニンニクを炒めて、牛肉を入れますが。
玉ねぎを炒める工程は大事ではなく、
いつも赤ワインを入れますが、それも「グヤーシュ」にはいらないそうです。。
また、お野菜を炒める油は、ラード(豚または牛の脂)を使用するそうですが。。
ここは、いつも通りオリーブオイルを使用します◎
面白いな〜と、今日はそんなお肉屋さんに教えてもらった作り方で。
寒い日に温まる「グヤーシュ」gulyásleves:グヤーシュレヴェシュを作っていきます◎
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【ハンガリー料理】お肉屋さんの「グヤーシュ 」gulyásleves:グヤーシュレヴェシュの作り方・レシピ。
- 牛すね肉 700g
- 玉ねぎ 2〜3個
- にんにく 1〜2片
- トマト 1個
- パプリカ 1個
- セロリの根 2/1個※
- 人参 1本
- パセリの根 1本 ※※
- じゃがいも 2〜3個
- 塩 適量
- こしょう 適量
- セロリの茎、根(煮込み用) お好みで
- クミンシード 小さじ1
- ローリエ 1枚
- チリペッパー お好みで
- オリーブオイル 適量
- パプリカパウダー 大さじ3
※セロリの根の代わりにセロリでも◎
※※パセリの根がない場合、ごぼうでも代用可能です◎
:作り方:
1. お鍋にオリーブオイル(またはラード)を入れて、にんにく(粗みじん切り)を炒めます。
2. にんにくの香りがしてきたら、玉ねぎ(粗みじん切り)、牛すね肉(一口大)、塩、こしょうを入れて炒めます【写真左】
3. お肉の表面の色が変わってきたら、トマト(角切り)、パプリカ(角切り)を入れてフタをして煮込みます【写真右】※
※お水もワインも入れずに、トマトとパプリカが見えなくなってしまうまで煮込むことがポイントのようです◎
25分ほど煮込んでいると、だんだんとトマトとパプリカが見えなくなってきました◎
4. お肉が柔らかくなってきたら、人参(乱切り)、セロリの根(乱切り)、パセリの根(乱切り)を入れて、炒め合わせます【写真左】
10分後【写真右】
5. お鍋がひたひたになるくらいまでお水を入れ、セロリ(茎、葉)、塩、こしょう、クミンシード、ローリエを入れて煮込みます。
6. 人参、セロリが柔らかくなってきたら、じゃがいも(乱切り)を加えて煮ます。
7. じゃがいもに火が通ったら、パプリカパウダー、塩、こしょうでお味を整えます。
8. お皿に盛り付けて、できあがり♡
今日は、お肉屋さんに教えてもらった「グヤーシュ」の作り方で作ってみました◎
トマトとパプリカが見えなくなるまで煮込むことがポイント!と力説してくれたお肉屋さん。
お肉がトロトロになるまでよ〜く煮込んで。
美味しくいただきました◎
ハンガリーでは、この「グヤーシュ」のスープの中へ、
手作りパスタを入れて食べることが多い「Csipetke:チペトケ」
「Csipetke:チペトケ」の作り方は、