【天然酵母】2日かけて元気にする天然酵母の様子の比較!その結果とは?
天然酵母パンに欠かせない「天然酵母」
先日、冷蔵保存している「天然酵母」に何回強力粉とお水をあげて、元気になってくれるか?
必要な時間、日数を探ってみました。
結果は、天然酵母を取り出して、小麦粉とお水を混ぜて。
室温に置いておきながら、再び小麦粉とお水を2回あげて。
必要な日数は2日かけて、元気に◎
今回も同じようにやってみよう!と試してみましたが。
なんだか様子がちょっと違う、、という。
今日は、同じように2日かけて元気にする天然酵母の様子を比較、そして原因について考えてみたいと思います。
【天然酵母】冷蔵保存している「天然酵母」を元気にするために必要な日数とは?は、こちらからどうぞ♡
元気な天然酵母とは?
元気な天然酵母とは、表面がぼっこぼこと凸凹になり、気泡が現れて。
盛り上がって、高さが増した状態。
前回の2日かけて元気にする天然酵母【写真左】と今回の天然酵母【写真右】を比較するとよく違いがわかるかと思います。


う〜ん。。
表面の気泡の数は、明らかに前回の方が多いかな、と。
この方法で元気になった「天然酵母」を使い焼いた「スペルト小麦と強力粉の天然酵母パン」
外はカリッと中はふわふわもちもちに焼きあがってくれたので、今回も!と同じように試してみたのですが。
前回の「スペルト小麦と強力粉の天然酵母パン」は、
【天然酵母】「スペルト小麦と強力粉の天然酵母パン」パン生地の作り方・レシピ。こちらからどうぞ♡
前回とはちょっと様子が違う、元気の足りない?天然酵母を使って。
天然酵母パンを焼いてみました。
どうなるかな〜と思いながら作りましたが。
無事に焼きあがりました!
香ばしく、カリッともちもちの天然酵母パンに◎
天然酵母の状態でパンの焼きあがりが変わる、と思っていたのですが。
天然酵母の見た目だけでは状態は判断できないということなのかな〜、と。
天然酵母の謎。
まだまだ奥が深いですが。
わかったことは、
そこまで元気ではない(ように見える)天然酵母を使ってパンを焼くことはできるということ。
そして、天然酵母は、やはり生き物ということ。
元気のない原因とは?
前回と今回の違い、何かな〜と考えてみたのですが。
一番違う点は、気温かな?と。
前回ご紹介した「天然酵母」は、10月のはじめ。
最高気温20℃、最低気温10℃。
今回は、10月終わり。
最高気温13℃、最低気温0℃。
以前にも寒い日に天然酵母が元気にならず。。
無理やりパンを焼いたのですが。
その時よりは、今回の方が明らかに元気にはなっているかな〜と。
天然酵母にごはん(小麦粉とお水)を2回あげることの効果はあり、かと◎
以前の記事、【天然酵母】寒い日の天然酵母の様子と「小麦胚芽と全粒粉たっぷりの天然酵母パン」 レシピ。 は、こちらからどうぞ♡
では。
2日かけて「天然酵母」を元気にする様子と前回の「天然酵母」を比較しながらご紹介します♡
冷蔵保存している「天然酵母」を元気にする工程。
:材料:
- 冷蔵庫から取り出した「天然酵母」 20g
- 強力粉 30g
- お水 30g
1回目のごはん。18時間後。
- 強力粉 30g
- お水 30g
2回目のごはん。12時間後。
- 強力粉 30g
- お水 30g
:天然酵母の様子を比較:
早速、冷蔵庫で保存している「天然酵母」20gを取り出して、お水、強力粉(各30g)を混ぜます。【0時】


1回目のごはん【18時】
18時間後。
どうなっているかな〜と見てみると。
あまり変化はなし。
ここまでは前回と同様。


早速、強力粉とお水(各30g)をあげて、混ぜて。
ふわりとラップをして室温に置いておきます。


2回目のごはん【6時】
12時間後。
天然酵母の様子を見てみると、高さは約2倍になっていますが。
前回に比べると気泡が少ないような、、


再び、強力粉とお水(各30g)をあげて、混ぜて。
ふわりとラップをして室温に置いておきます。


どれだけ高さが増すか、確認をするために今回も輪ゴムで高さに印しをつけてみました◎
ここの様子も前回と今回の違いはないように見えます。


8時間後【14時】
8時間後。
横から見ると。
天然酵母の高さは盛り上がって、いい感じに!
横から見ると、今回の方が実は元気だったのかな。。


ラップをとって、上から見てみると。
ほとんどボコボコしていません。。
前回のものと比較してみると、こんな感じです。


表面の気泡は少なかったですが。
高さは盛り上がってくれていたので、ある程度は元気になった状態だったのかな、と。
明日は、この天然酵母を使って「全粒粉とスペルト小麦の天然酵母パン」をご紹介します♡