ドナウ川に浮かぶ島「マルギット島 Margit sziget:マルギット シゲット」
先日、澄み切った青空の日。
久しぶりに友人たちとブダペストを流れるドナウ川に浮かぶ「マルギット島 Margit sziget:マルギット シゲット」へ行ってきました。
ずーっと雨が降ったり、寒いお天気が続いていたブダペスト。
友人から「明日は久しぶりに晴れるみたい!マルギット島へ行かない?」と。
雲ひとつない青空の中、ぐるりとお散歩◎
いいお天気と広々とした公園の緑やお花に癒されるな〜と。
マルギット島は、以前ご紹介しましたブダペストの「市民公園」とはちょっと違う雰囲気の広々とした、島全体が大きな公園。
マルギット島の中へ入ってしまうと、街中にいることを忘れてしまうほど、緑が多くて。
ハンガリー人にとって憩いの場所の一つ◎
以前の記事、【ハンガリー】世界遺産に登録されている、ブダペストの「英雄広場」と市民公園。は、こちらからどうぞ♡
マルギット島への行き方。
マルギット島への行き方は、
徒歩で行く場合は、マルギット橋を渡って。
バスの場合は、マルギット島を縦断する26番バスの停留所もあります。
トラムで行く場合は、ブダペストの中心を走っているトラム4番または、6番に乗り、マルギット島の前で停まる駅【Margitsziget / Margit híd :マルギット シゲット/ マルギット ヒード】で降りると目の前にマルギット島の入り口があります。
お天気だったので、マルギット橋を歩いてマルギット島へ向かい。
マルギット橋からマルギット島までの道(橋)を歩いて。
てくてく歩いていると、マルギット島を縦断する26番バスも到着しました【写真左】
振り返ると後ろには、ドナウ川沿いに建つ国会議事堂が見えます【写真右】
マルギット島の大きさは、長さが2.5km。横幅は、500m。
島をぐるりと走れるランニングコースがあったり、小さい動物園や、ホテル、噴水、プール、屋外劇場など、様々な施設が充実しています。
そんなドナウ川に浮かぶマルギット島はとても大きいので、レンタルで自転車(4人乗り)や電動のミニカー?などを借りて周ることも可能です。
入り口から300mくらい?歩いていくと。
大きな広場に出ます。
レンタサイクルなどを借りる場所【写真左】と
1972年に彫刻家Kiss István:キシュ イシュトヴァーンさんによってつくられた、記念碑。
ブダペストのブダ、ペスト、オーブダ統合の100周年記念碑【写真右】があります。
さらに歩いていくと。
音楽とともに大きな噴水があります◎
街中にいることを忘れてしまう、散歩道。
カエデや松、白樺、くるみなどの木々。
何年前からここの島にいるのかな〜と思うくらい、大きな木。
マルギット島は、ハンガリーの有名な作家や詩人の方々が好んで訪れたようで。
ここの散歩道を歩きながら小説や詩を考えたりしたのかな〜と。
クリスマスを思わせるような、真っ赤な実のついたヒイラギがあったり。
お花や植物は、本当にきれいにお手入れされていて。
ところどころに置いてあるベンチに座って、日光浴やおしゃべりをしながらゆっくりされているハンガリー人もちらほら。
「マルギット島 Margit sziget:マルギット シゲット」の名前の由来とは?
かつて中世の頃に呼ばれていた「マルギット島」の名前は、「Nyulak szigete:ニュラク シゲテ」
ハンガリー語の意味は、
Nyulak: ニュラク =うさぎ達
szigete: シゲテ =島
直訳すると「うさぎ達の島」
ハンガリー人の友人になぜ「うさぎ達の島」と呼ばれていたの?と聞くと。
うさぎが住んでいたからじゃない??と。
現在の「マルギット島」になったのは、
13世紀のハンガリーの王様ベーラ4世の娘「Margit:マルギット」の名前からつけられたそうです。
さらに奥へ歩いて行くと。
バラ園があり。
10月なのに?!バラもきれいに咲いていて、びっくり。
ぐるりと友人たちと秋のマルギット島をゆっくり歩いてリフレッシュ◎
ブダペスト市内でちょっと森林浴、お散歩をしたい時にオススメスポットです。