こにはめも

ハンガリーのキッチン「Konyha:こには」 より料理とレシピのメモ

【天然酵母】冷蔵保存している「天然酵母」を元気にするために必要な日数とは?

【天然酵母】冷蔵保存している「天然酵母」を元気にするために必要な日数とは?

先日、冷蔵保存している天然酵母を取り出して。

強力粉とお水をあげて、2日にわたり元気にする工程をしても、

思うように元気になってくれなかった「天然酵母」

 

今日は、冷蔵保存している「天然酵母」に何回強力粉とお水をあげて、元気になってくれるか?

必要な時間、日数を探るために、実験してみました◎

 

以前の記事、【天然酵母】冷蔵保存している「天然酵母」を元気にする方法? は、こちらからどうぞ♡

konyhamemo.hatenablog.com

【天然酵母】冷蔵保存している「天然酵母」を元気にするために必要な日数とは?

【天然酵母】冷蔵保存している「天然酵母」を元気にするために必要な日数とは?

3日か、4日前に冷蔵庫から取り出す?

先日、友人宅でのランチに誘ってもらい。

天然酵母パンを持っていく約束をしていたので。

そのあまり元気のない「天然酵母」を使って、無理やりパンを焼きました。

 

結果は、美味しい!と友人たちは喜んでくれたのですが。

天然酵母の元気がなかったので、ずっしりとした膨らみの足りないパンが焼ける、、という事態に。。

 

その時に天然酵母パンに詳しい友人にどうしたらいいか、尋ねると。

「2日前でダメだった場合は、3日か4日前に取り出して、何度か小麦粉とお水をあげるといいわよ〜!」っと。

 

3日か、4日か。。

とっても大雑把な答えをいただいたので。

焼きたい日にパンが焼けるように、どうしたらいいのかな〜と思い。

天然酵母の様子を見ながら、小麦粉とお水を加えて元気にする日数を探ってみました◎

 

以前の記事は、【天然酵母】かぼちゃの種入りフランスの「田舎パン」Pain de campagne:パン・ド・カンパーニュ。作り方・レシピ。 こちらからどうぞ♡

konyhamemo.hatenablog.com

冷蔵保存している「天然酵母」を元気にする?

結果からお話しすると。

天然酵母を取り出して、小麦粉とお水を混ぜて。

そのあと、再び小麦粉とお水をあげる回数は2回。

必要な日数は2日でした。

 

最初に、冷蔵庫から取り出した天然酵母20g。

お水、強力粉と30gづつ入れて混ぜ。

18時間後に1回目、強力粉30g、お水30g。

さらに12時間後に2回目、強力粉30、お水30g。

 

いつもと何が違うか?というと。

小麦粉とお水を混ぜていたのは2回ではなく、1回。

2日かけていつも元気にするように、、待っていましたが。

 

小麦粉とお水をちょこちょこあげる方が元気になっていい!ということがわかりました◎

 

もちろん、天然酵母は生き物なのでこれはあくまでも目安ですが。

私の記録として天然酵母の様子をご紹介します♡

 

冷蔵保存している「天然酵母」を元気になる日数(時間)実験!

:材料:

  • 冷蔵庫から取り出した「天然酵母」 20g
  • 強力粉  30g
  • お水   30g
1回目のごはん。18時間後。
  • 強力粉  30g
  • お水   30g
2回目のごはん。12時間後。
  • 強力粉  30g
  • お水   30g

 

:日数(時間)実験の様子:

早速、実験スタート!

冷蔵庫で保存している「天然酵母」20gを取り出して、お水、強力粉(各30g)を混ぜます。【0時】

冷蔵庫で保存している「天然酵母」20gを取り出して、お水、強力粉(各30g)を混ぜる。
冷蔵庫で保存している「天然酵母」20gを取り出して、お水、強力粉(各30g)を混ぜる。
冷蔵庫で保存している「天然酵母」20gを取り出して、お水、強力粉(各30g)を混ぜる。

混ぜたもの高さはこんな感じです【写真左】

これにふわりとラップをかけて、室温に置いておきます【写真右】

ふわりとラップをかけて、室温に置いておく。
ふわりとラップをかけて、室温に置いておく。
ふわりとラップをかけて、室温に置いておく。
1回目のごはん 【18時】

18時間後。

外出から帰ってきてすぐに天然酵母の様子を見ると!

約2倍くらいの高さになり、表面に小さい気泡が現れています。

18時間後の天然酵母の様子。
18時間後の天然酵母の様子。
18時間後の天然酵母の様子。

早速、強力粉とお水(各30g)をあげて、混ぜて。

ふわりとラップをして室温に置いておきます。

強力粉とお水(各30g)を混ぜて、ラップをして室温に置いておく。
強力粉とお水(各30g)を混ぜて、ラップをして室温に置いておく。
強力粉とお水(各30g)を混ぜて、ラップをして室温に置いておく。
強力粉とお水(各30g)を混ぜて、ラップをして室温に置いておく。
2回目のごはん 【6時】

12時間後。

天然酵母の様子を見てみると、約2倍になって。

小さい気泡の数が増えているような感じがします◎

12時間後の天然酵母の様子。
12時間後の天然酵母の様子。
12時間後の天然酵母の様子。

まだまだこれでは天然酵母パンを焼くための理想の状態ではないので。

 

再び、強力粉とお水(各30g)をあげて、混ぜて。

ふわりとラップをして室温に置いておきます。

どれだけ高さが増すか、確認するために輪ゴムで今の高さに合わせてみました◎

強力粉とお水(各30g)を混ぜて、ラップをして室温に置いておく。
強力粉とお水(各30g)を混ぜて、ラップをして室温に置いておく。
強力粉とお水(各30g)を混ぜて、ラップをして室温に置いておく。
強力粉とお水(各30g)を混ぜて、ラップをして室温に置いておく。

3時間後。【9時】

何だか天然酵母が元気になっていくスピードが速くなっているような。。

3時間ですでに約2倍に膨らんでいます◎

3時間後の天然酵母の様子。
3時間後の天然酵母の様子。
3時間後の天然酵母の様子。

さらに、2時間後。【11時】

ぐんぐんと膨らんで、これはいい天然酵母になりそう!とワクワク◎

まだ膨らむかな〜と期待をして。

所用で外出をしなくてはならなかったので、、

このまま帰ってきた時のお楽しみ〜と出かけます◎

さらに2時間後の天然酵母の様子。
さらに2時間後の天然酵母の様子。
さらに2時間後の天然酵母の様子。

3時間後。【14時】

天然酵母どうなってるかな〜と見てみると、、

ぼこぼこと膨らんで表面は理想の状態に近いな〜と◎【写真右】

しかし。

瓶を横からみてみると、白い跡がついていて。。

明らかに跡がついているところまで膨らんでいて、しぼんだのかな〜と。。【写真左】

2回目のごはんをあげてから、8時間後の様子です。

さらに3時間後の天然酵母の様子。
さらに3時間後の天然酵母の様子。
さらに3時間後の天然酵母の様子。

改めて、天然酵母は生き物だな〜っと。。

少ししぼんでしまったようですが。

今日の実験、冷蔵保存している「天然酵母」を元気にするために必要な日数は2日。

混ぜた後のごはんの回数は2回。

 

結果的に、いつもより1回だけごはんの回数を増やしただけで、元気になってくれた「天然酵母」

パンの膨らみなどが決まる、天然酵母パン作りには欠かせない大事な行程。

次回もこの方法で作ってみようかな、と◎

 

今回は、一番元気!な状態ではなかったようですが、、

なかなかいい感じになっている「天然酵母」を使って。

明日は、天然酵母パンを焼いていきます◎